「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

句動詞の目的語の位置【第845回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

イギリス人のMax Wyattさんが、タイの公園で運動していると……。
「句動詞の目的語の位置」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 句動詞の目的語の位置

▷今日の例文

 例▷ An angry monkey appeared out of nowhere and chased fitness influencer Max Wyatt away as he worked out at an outdoor fitness park in Thailand.

 訳例▷ フィットネス・インフルエンサーのMax Wyattさんがタイの屋外の健康増進公園で運動をしていた時、怒ったサルがどこからともなく現れ、彼を追い払いました。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 動詞と、副詞または前置詞が組み合わさって新しい意味を持った熟語を「句動詞」と言います。
 句動詞は細かいニュアンスを言い表すことができるのでたくさん覚えておくと便利です。

 句動詞は意味としては普通の動詞のように扱えるのですが、目的語が来る場合、その目的語の位置にバリエーションがあります。

 例えば、

 ・「look up」(〜を調べる)の場合
  (1)目的語が句動詞の後に来る場合
           I looked up the meaning of the word.
         (私はその単語の意味を調べた。)

  (2)目的語が句動詞の間に割り込んで入る場合
   I looked it up.(私はそれを調べた。)

 目的語が普通の名詞の場合は、(1)と(2)のどちらでもよく、目的語が「it」「him」「her」「them」「you」「us」といった代名詞の場合は、(2)の形になるのが一般的です。

 「今日の例文」では「chase away」(~を追い払う)と句動詞が使われています。
 目的語は「fitness influencer Max Wyatt」で「chase」と「away」の間に入っています。
 このように目的語が長い場合は、「chase away」という句動詞がわかりにくくなるので注意しましょう。

▷その他の単語

 angry: 怒った
 monkey: サル
 appear: 現れる
 out of nowhere: どこからともなく、何もないところから、知らないうちに、いつの間にか、降って湧いたように
 fitness: (スポーツ・重労働に適した)体調のよさ、健康(であること)、体力
 influencer: 〔社会に対して〕大きな影響を与える[影響力を持つ]人[情報発信者・もの・こと]、インフルエンサー
 work out: 運動する、トレーニングする、汗を流す
 outdoor: 野外の、屋外にある、屋外

▷今日の例文は「Now This」から
Angry Monkey Chases Away Fitness Influencer



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