「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

「using」の使い方【第980回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 21 for the month of June.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

本当は泳げないはずのカバが、水中をゆったりまったりと潜水して漂っています。
「「using」の使い方」について、「Science girl」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「using」の使い方

▷今日の例文

 英文▷  The perfect combination of buoyancy and bone density allows them to “fly” through water at speeds of 5mph (8 kph), propelling themselves using intermittent ground contact, like astronauts on a moon walk.

 訳例▷ 浮力と骨密度との完璧な組み合わせが、カバたちが時速5マイル(時速8キロ)で水中を「飛ぶ」のを可能にしています。月面歩行をする宇宙飛行士のように、断続的に地面に触れることで自分の体をおし進めています。


▷実際のニュース映像はScience girl

▷解説

 「using〜」は「〜を使って」「〜を利用して」といった意味でよく使われます。

 「今日の例文」でもこの「using〜」が使われています。「propelling themselves」という分詞構文に「using intermittent ground contact, like astronauts on a moon walk」がくっついています。
 
 元々は、「propelling themselves (by) using intermittent ground contact, like astronauts on a moon walk」というように動名詞usingの前に前置詞「by」があって、「〜を使うことによって」という意味を表したのが、もはや「by」は省略されるのが普通になったようです。

 「by」がないため、一瞬とまどいますが、「〜を使って」「〜を利用して」という意味であることを覚えておけば大丈夫です。


 ちなみに「propelling」以下は分詞構文になっています。
 ただし、意味上の主語(カバ)が主節の主語と一致していないようです。本当はよくありませんが、こういう文もよく見かけます。

 また原文では、「thorough water」となっていましたが、この「thorough」は「through」だと思われるので修正しています。

▷その他の単語

 perfect combination: 《a ~》絶妙の組み合わせ[取り合わせ]、最高のコンビ
 buoyancy: 浮力、 (液体が物を)浮かせる力、揚力
 bone density: 骨の密度
 mph: 時速、マイル ※miles per hourの略、1マイルは約1.6キロ
 allow A to do: Aが〜するのを可能にする
 propel: 〜を推進する、進ませる
 intermittent: 断続[間欠]的な[に発生する]
 ground: 地面
 contact: 接触すること
 astronaut: 宇宙飛行士
 moon walk: 月面歩行

▷今日の例文は「Science girl」から
Hippos can’t technically swim



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