すぐ近くにある世界:野鳥,昆虫,航空機などの写真

都市部の近隣でも身近で見られる野鳥を中心に、
捏造(餌付け、ヤラセ)のない「本当の世界」の
写真を載せています。

ハシブトガラス 飛翔|黒い...『だけ』??

2025年03月04日 | 野鳥・鳥類
鳥写真への意識が薄いところは、 好きな狙いのイメージで... 上向く、のか??

「鳥の写真」での嗜好が ありがたがられる種名を叫べるだけが全ての集いでは 即スルーで、 関心を向けることもない種類...
そして、 写真は、 階調を表現できる範囲が目視より遥かに狭い事情で、 中間域とは明暗差が大きい黒や白は 質感が再現され難い。
そんな諸々が複合するカラスは、 被写体として 難敵。



木の実か、 小さな“何か”1つだけを持っていくところ。

眼が、 瞼とは別にある 瞬膜【しゅんまく】での“まばたき(瞬き)”で覆われているタイミング。
他種では多い透明なら 閉じている間も視界を妨げる影響は軽い、が、 カラスでは 透明感とは遠い色。
写真でも 結構な頻度で写って、 色が 全身とは対極的で目立つので、 目視でも 他種の多くより気付き易い。
印象では 覆っている時間が長めに感じる...が、 これも、 色が目立つから、なのかもしれない。



カラスは黒い...『だけ』ではなくて、 “輝き”も持っている。
そこを捉える志向は、 彩度が高い色とか特定種をありがたがって殺到する嗜好とは、 写真への根本的な指向から無関係ほど違う。
それで、 自身が鳥写真で優れている証明の知見かのように、 カラスを
『真っ黒にしか写らない』
と語るのが ありがち...でも、 その主語で指すべき先は
『カラスは』
ではなく 「その自身の能力では」の話。

そんな風に、 目視でなら 現に細部が見えているのが、 写真になると 全面べったり均一感の真っ黒にしか写らなかったりする。
それが飛翔の動体だと、 3次元空間での移動だけではない 多要素の条件が速く変化するのも加わる。
写真として諸々の体裁が揃って 階調感もある画は、 いつでも、どこでも、誰にでも...とはいかないところ。
それを狙うのは、 鳥写真に行動するなら持ちたい諸スキルが連動した実践の総合レベルが、 他種よりも 明快にも残酷にも表れる。
そこには、 他種での曖昧な寛容とは違う、 “頭脳も実技も複合するスポーツ”的な 攻略し甲斐や ゲーム性のような感覚もある。

飛行機(J-AIR)旋回|背景の巡り合わせ

2025年03月01日 | 航空機
引き続き、 旋回する離陸機に 夕陽が反射するタイミング。





この時は、 機体には陽が当たっていて、 背景は夕景感が弱い組み合わせになった。
写真の“夕景感”としては、 機体を照らす光の色調の要素もあるので...
『飛行機の写真』に飛行機しか見ない指向には、 周囲が暗めで 機体の存在感が見え易いのが好都合な面はある...のか?

雲が多すぎる天気では、 機体に陽が当たる機会の確率が低い。
かといって、 快晴すぎるのも、 機体には 毎回 陽が当たっても、 周囲が簡潔すぎる 単調な画にしかならない。

曇もあり 隙間もあり、だと、 陽は 射したり 陰ったりでも、 便数が多くあれば 機体に陽が当たる機会の回数も期待できる。
それが 周囲の空の情景まで良く揃った画になるか、は、 写す側の都合ではコントロールできない 巡り合わせ次第。
そういう 偶然に委ねるしかない部分まで「当たり」を引くには...
いかにも無能な無策っぽい安直でも 愚直に、 写しに行く回数を多くするしかないだろうところ。

飛行機(J-AIR)旋回|夕陽の頃

2025年02月24日 | 航空機
これも 昨冬の分から x x x
主に鳥撮り用の大砲レンズの利用性を試しに 持って行ってみた。



大阪国際空港(伊丹空港・大阪空港)の 通常向きでの離陸後は、 上昇しながら左に旋回する。
その途中の、 機体に太陽の光が反射するタイミング。

背景の 陽が当たった雲が 夕陽色。
夕陽とは 90度近く離れた方向なので、 雲がないところの空は 夕焼けにはならない色彩の組み合わせ。

マガモ はばたき|これだけで そのまま直結は しなくても...

2025年02月22日 | 野鳥・鳥類
昨今は、 身近にあった自然的な環境が急激に失われて、 鳥写真を狙える機会もバリエーションも乏しい退屈になっていくのが顕著。
そんな状況にあって、 以前から書いてきた通り、 他でも「殆ど全てが」ほど蔓延しているのを 前々から知っていることとはいえ...
『残念な面々』だからこその指向でお励みになられてしまう『愚かな営利活動』が 専門誌だの専門家だのの自称される名目の扱いで公然と通用する社会の馬鹿げた実態を 改めて意識させられるのも重なると、 鳥写真への関心は ますます縁遠くなっていくところ。



写した実経験が無い門外漢の空想では、 機材さえあれば いつでも 誰でも 最初から当然に写せる、と思われそう、ながら・・・
あるいは、 鳥写真に
『○○(種名)が写っている』
『○○が △△(行動)している』
しか見えないのが全てでいられる集いの残念さんには、 そもそも 違いが解せなくて...
それでは、 写真での必要性は、 解せようがないこと自体のところから通じようがない部分でもあり、の・・・

(特にの意向での表現的意図ではない 一般的な全般で) 光の入り方のところが好条件のシーン。

連写して タイミングの巡り合わせで 動きの中のどんな形が写ったか、の当たりハズレは別として...

動きがある姿の 角度と 光の入り方が良く揃う総合を、 「根拠がある判断」で「予見的に分別」して狙えるのは、 鳥写真の基礎。
これは、 もちろん、 何でも片っ端から無数に写した中から当たりを拾えれば『撮影に成功した』でいられるのとは 全く別で...
「なるべく逃さず、 でも、 無駄コマは抑えて」のこと。
その撮影行動は、 そうではないレベル自慢さんが気付いてしまうと...
「予見」の『予知』感を 『超能力』『神』級の業と驚愕して狼狽えたりもする、が...
鳥写真でのレベル感は、 たとえば、 ドラクエ的RPGでの進捗なら Lv4 あたりからの世界観、といったイメージか。

まだ、 その箱庭の設定ストーリーの概要紹介として 色々が手早く進むように用意してある手軽な冒頭をかじった程度...ではあり...
全体で見れば初歩でも、 (全くの最初には まだ知らなかった) 取説的なお約束構造は掴めて 順当に進めていそう、でもあり。

それと比べると、 (これまで ここでは あまり載せていないイメージながら、) あちらのような写真を狙うことを、 箱庭のお約束構造で1軸値に単純化したレベル感で扱おうとするのは 無理がありすぎる、が...
強いて表すなら...、 Lv100 なんだか、 あるいは Lv2000 とか、 もっと遥か以上でも?
そんな感じになるのでは。
そこは、 各地でご盛況な集いの面々や そこで篤く崇拝されている『大先生』さま程度のレベルでは、 多数お揃いで尾行け回って、 期待の確信で胸踊る高揚に満ち満ちた狂騒で監視して、 こちらの 写す動作やシャッター音に気付く度に...
色めきたって一斉に真似しても、 カメラを“およその方向”だけ真似て向けるだけ。
『金魚の糞』御一行は、 殆どで こちらが 何を どう写したのかすら見えずに ざわざわ... の 異世界。

あるいは、 写した現場に居ても 何も見えようがない面々でも、 結果の写真を示されれば、 見ることはできる。
そうなった動的な写真には、 カメラ操作技能の面『だけ』が目に付きがち...らしく...
お約束構造の箱庭プレイにあるレベル値の範疇での 手先を動かす技能『だけ』の差と思っていられるのも、 ありがちパターン。
そして、 残念さんほど、 手先でのカメラ操作『だけ』のレベル云々が 優秀な証明かのように 自慢も羨望もされがち。

でも、 ここでの差の要因は、 技術的な能力値という以上に、 どこでも類型の集いで称え合われる写真への欲求とは そもそもの本質的な意向から無関係ほど違うことの方が 遥かに大きい。

カメラ操作なら、 既製の取説的なお決まりを模倣することもできる。
そのベンチマーク的な向上も、 たいていの誰でも、 お約束設定での箱庭の定型シナリオ然に 総じては 同じように進める。
もちろん、 各自の進捗できる加減や得意不得意から、 望み得る限界が制約される支障的事情も、 それぞれに違う... とはいえ...
フィールドで静体は写せているなら、 動体では平凡な技能ができるようになれない事情があるのは 稀。
それが全て含まれた結果的な現状で 大勢が集束する近辺が、 一般での「平凡」。
そんな 一般での平凡なら、 例えば スポーツ種目の多くでも、 世界記録との差ですら、 劣っていても 何倍か程度の範囲。
・・・それが 感覚的には 雲泥の差とか 桁違い...なのだが...
できることの絶対値は、 感覚的印象とは尺度が違う小差。

リアル世界は、 広大な空間の全てに時間が流れて、 情景が移り変わり続けている。
その 超ローカルで瞬間的な現状を知れる既製ガイドは 無い。
そんな、 日頃から見ている ありきたりな無数の情景にも 被写体になるものもある現場に居合わせていても...
気付けなければ、 カメラ操作の技能『だけ』が たとえ どれだけ優れていても活かしようもなく、 そもそも向上する機会が乏しい。
対して、 狙いどころに気付ければ、 機材と技能の総合相応なりには狙える繰り返しが、 多角的に向上させていける循環にも進む。

各地でご盛況の、 聞きつけた情報の後追いで一律一斉に群がる『金魚の糞』行動で 駆けつける早さを競って・・・
写真は、
『○○(種名)を写した』
『○○が △△(行動)しているのを写した』
に ありがたがられる文言を叫べさえすれば 何でも一緒くた・・・
そんな『言葉遊びゲーム』でしか通じない 証拠の高得点カード作り『だけ』の転戦歴がご自慢でいられても、 ご自由なこと。
その嗜好なら、 鳥にも写真にも 知識や技能は限りなく不問で、 ほぼ誰でも 最初からすぐに、が保証付きでの活況。

でも、 『それ』ではない鳥写真の狙いどころに気付ける視点には、 鳥にも 写真にも、 知識や技能は必要。
・・・ではありつつ...、 かといって、 技能をレベルアップする『だけ』で直結するのではない、が...
そこで重要な“写真の技能”は、 期待が動的な狙いでも、 手先でのカメラ操作『だけ』のレベル云々に『挑戦』するより、 先ず、 超々初歩の違いも解せないからこそ 「知らぬが仏」で優越感を満喫していられるのが典型の “写真の基本理解”から、だろう。

飛行機(ANA)滑走|何だか ボロい?

2025年02月15日 | 航空機
引き続き、 昨冬の分 x x x
夜景感の離陸への滑走。







赤い点滅が、 機体下の方は明るくても、 上は かなり暗いのが 被写体としては残念な感じ...
・・・とかはあっても 普通の B787、なのだが、 撮影の成否確認で拡大して見たら...



“日の丸”の上に、 汚れではなさそうで、 塗装が剥げている?ような部分が。
ドアの周囲も、 シミっぽい四角が見えるのは 他の機体でもある...とはいえ、 ちょっと目立ちすぎのようにも。

クルマあたりなら、 軽くぶつけたり 擦ったりの損傷があっても、 日常で使う上では 特に挙げるほどでもないだろうところ。
飛行機でも、 「往年の機種が 今も現役で...」とかでなら 外観に見える傷みも ありそう、でも...
主要な航空会社の近代的な旅客機のイメージからすると、 見た目の印象が 少々 ボロいような x x x

飛行機(IBEX)離陸|上昇◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )

2025年02月08日 | ◆PCデスクトップ背景サイズの写真(野鳥,昆虫,飛行機)
前記事と同じ日、 もう1便 IBEX機が B滑走路で離陸。

時間帯が少し後になっている分、 夜景感寄り。



前記事よりは離陸が早い、が...
引き続き 風が 離陸し難い条件だったことで、 近い位置を通るところで まだ上昇しすぎていないタイミングを写せたケース。

飛行機(IBEX)離陸|横から◆PCデスクトップ背景画像サイズ 1920x1080 ( Full HD )

2025年02月01日 | ◆PCデスクトップ背景サイズの写真(野鳥,昆虫,飛行機)
これも、 照明が点り始めた夕暮れ時の離陸シーン。

こちらは、 「この冬」ではなくて 「その前の冬」の分から x x x



機体が小さめの IBEX機は、 離着陸に必要な距離が短かめで済む。
なので、 全長は短くても 滑走をスタートする位置までが近い A滑走路で離陸することが多い。
時々ある 長い B滑走路で離陸する時も、 たいていは 短い滑走で早々に軽々と上昇して、 ここからでは 狙い目には なり難い。

この時は、 風が 離陸し難い条件だったので、 より安全に B滑走路を使ったのかもしれない。
実際、 滑走が 普段よりも特に長くて、 離陸しようというタイミングが ちょうど通過する辺りに来た。

飛行機(ANA)離陸|並走の重なり

2025年01月25日 | 航空機
照明が点り始めたところの、 まだ明るさも残ってる夕暮れ時に...



離陸する ANA機と、 奥の A滑走路へ着陸に向かう J-AIR機との 並走シーン。
実際の位置関係でも 見かけでも 離陸機が追い抜いていく。
なのだが...、 見かけの速さの差で 流れて写っていて 鮮明ではないので、 いまいち わかり難い x x x

そこを わかって見ると、 露光中にも進んでいる J-AIR機の軌跡は、 直下にもある背景の軌跡とは長さが違うのがわかる。



見た目での重なりとしては “親亀の上に...”風味に、 ANA機の上に J-AIR機、なのだが...
やっぱり、 いまいち わかり難い x x x

飛行機(J-AIR)離陸|夜景感での J-AIR機は

2025年01月18日 | 航空機
夜景感の離陸シーン。



機体の後部が 主翼先の白い点滅の光で照らされているタイミング。
滑走路も 明るく照らされている。





J-AIRが使っているエンブラエルの機体は、 大小どちらも 主翼にある前方への灯火が自機に当たる範囲が広めの印象。
そこに、 白と黒の 最強コントラストで、 わかり易すぎるほどシンプルなフォントの 大きな「J-AIR」の文字。
機体に当たる環境光が弱い夜景感のシーンでも 存在感を保ってくれるのが、 被写体として好都合なところ。

飛行機(ANA スターウォーズJET)離陸|冬には不向き?

2025年01月11日 | 航空機
夕暮れ時の、 “夜”にまではなっていない薄明が残るタイミングでの離陸シーン。



水平尾翼の先が入りきっていなかった x x x
機体が長いので、 この単玉の画角では、 構図の僅かなズレでも 許容されてくれる猶予が 殆ど無い。
とはいえ、 後方に余裕を持たせすぎては、 前方が窮屈に詰まってしまう。
その鼻先に、 離陸に向かう B787 だろう JAL機が入った。





角度が変わったのも合わさって、 構図内に全体が入ってきた。

冬の側の季節では、 滑走路の周囲は 草が枯れて 茶色っぽくなる。
黄色い機体は、 同系色に囲まれて、 いまいち引き立たないような x x x

リアル世界(現実世界)に ちゃんと実在している本来の情景のままを写した、 “人の勝手な嗜好に合うように状況を作為的に改変して創作された虚構”のない 絶対非演出スナップです。

野鳥写真:大空を自在に翔ける飛翔写真 = 鳥の行動で「最も鳥らしい特徴が表れた魅力」とも言える 飛ぶ姿を中心に、 カワセミ(翡翠),オオタカなど猛禽類(鷹)といった人気の種類から バードウォッチングで“ものさし鳥”にも使われる普通種まで 幅広く。 多くは ネイチャーフォト系や動物写真系のフォトコンテストでの入選・入賞が出ている場所でのものです。 (撮影地は記載しません)
他に、 昆虫写真や ネコ写真(野良ねこ写真)、 航空機 など...
.