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今年も花が少ない寒いこの時期に、玄関先に植えてあるクリスマスローズが咲いてくれました。クリスマスローズと呼ばれていますが、日本で咲くのは春のまだ寒さが残っているこの時期です。キリスト教の受難節の時期に咲くので、レントローズとも呼ばれています。
下向きに咲くのでなかなかうまく写真が撮れませんが、例年になく今年はレントローズが何色も咲いてくれていて嬉しいです。
十字架につけられたイエス様の受難をしのび、復活を祝うイースターまでの期間を受難節 Lent レントと呼ぶそうです。レントはもともとは断食を意味する言葉だったとか、首をうなだれたように咲くレントローズはそうした時期にふさわしい花なのかもしれません。
昨日は寒い雪まじりの雨の一日でしたが、東京は桜の開花宣言もすでに出て来週くらいからはお花見のニュースが流れることでしょう。コロナ禍でもこうして律義に時を知る花たちは、花開いて私たちを楽しませてくれます。「けなげな」という言葉がふさわしいレントローズ、クリスマスローズだなと思いました。
狭い我が家の庭ですが、これから花開こうとしている蕾をつけた木々が何本も目につきます。あと少し暖かくなったら一斉に咲きそうです。我が庭は今年も明るい春を迎えられそうです。花粉症でうっとうしい季節ですが花粉攻撃に負けずに、春を満喫したいものです。
アーモンド、ゆすら梅、木瓜、利休梅です。去年は蕾をつけなかった利休梅がこの春は咲いてくれそうで楽しみです。良い春が来ますように!
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