あ・い・べ・や

サヤコのたわごとブログ・・・。

映画「名も無い日」観てきました

2021-06-07 19:50:16 | 雑記帳
6日の日曜日、映画「名も無い日」観てきました。
この辺だけ先行上映なので、以下ネタバレ注意です(^-^)/




私の今の地元・熱田、そして、

私の真の地元の尾頭橋も一瞬出てきて、超胸熱でした。

ちょっとパンフレットに誤植ありますが(笑)
「藤」ならもっと雅なんですけど、何せ下町なのでf(^_^)

パンフレットに出てくるワンカットの写真も、どの場所かピンポイントで分かります。


↓↓ここです@グー○ルマップ様

何気ない一角ですが、幼い頃から歩いてた町なので、
ああ、あそこですね…みたいな感じで見てました。

他の場所も
永瀬正敏さんが、ホントにあんなところ歩いてるーーーっ!!!
とか、
キャストの皆様のちょっと違和感を感じる名古屋弁とか(笑)
ミーハー的な観点からはそんなノリで観てました。
でもうちの市長よりはお上手でしたよ(笑)
つか、多分画面の中で自分がしゃべる方言が使われてること自体に
違和感を感じるんでしょうね~。
関西弁ほど全国区ではないので。

モチーフとなった尚武祭も、去年も今年もコロナで無くなりましたし( ´Д`)
例年曜日に関係なく6月5日と決まってまして。
神宮内では神事を行うのでそっちはあったと思うのですが、
お祭りと花火は2年連続中止です。

私も今のところに住むようになって、お祭りの方は行くようになったのですが、
それこそ尾頭橋に住んでたときは、文字通り尾頭橋という橋があるのですが、
そこから花火を眺めてるだけでした。

そんな幼い頃の思い出とか、全体のストーリーはホントに私自身、
身につまされることばかりで、もう滂沱しておりました。

永瀬さんは三人兄弟の長男で、ニューヨークで活躍するカメラマン。
オダギリジョーさん演じる次男が実家で孤独死してしまうという、
実際の監督さんの実話が元となったストーリーです。

私はただ、地元を題材にした映画だということで、何の予習もなく、
先月のコナンのようなノリで行ったのですが、
なかなか深い映画でした。

次男は真面目な優等生で、多分家のこととか一身に背負って、
こーでなきゃいけないみたいな規範とか、
失明するかもという不安に押し潰されそうになりながら
独りで生きてて、死んでから半年も発見されず、
命日すら確定しない状況での孤独死だったんですね。

そんな次男さんの鬱っぽい状態は、
うちの自宅警備員している我が子の不登校になった前後の姿を彷彿とさせ

そして、孤独死については、
私自身、両親とも孤独死させてて、
母は入院中に病室で独りで亡くなって、
その後、独りで実家で暮らしてた父も前日までフツーに元気だったのに、
翌日兄が様子を見に行ったら既に亡くなってて。

幸いうちは発見が早かったから命日が分からない状態ではなかったですが
実家の荒れようとか映画に近いものがあり、
(生前に色々あって片付けとか手が出せなかったんですね)
火葬場もモロに映画と同じ場所だったので、
特に父が亡くなった時のことを思い出してしまいました。

家族がいたって孤独死するんです。
私自身も何年後になるかは分かりませんが、
家族に看取られて死ぬなんて夢は微塵も持っていなくて。
法律的には無理でしょうけど、風葬してもらってもいいぐらいだと思ってます。

父母は戦前の生まれなので、それこそ孤独死以上に過酷な死を
一杯見てきたでしょうから、孤独死でも許してくれるというか、
そんな死でも受け入れてくれたんじゃないかと思ってます。

映画では次男の死以外にも、長男の友人も若くして亡くなっていたり、
それを後悔したり自分を責めたりしてる人たちの姿は悲しくて、
それでも時は移ろいゆくのだなぁと、世の無常を感じました。

実はこの映画と一緒に「るろうに剣心the Beginning」も見てまして、
ホントはこっちを観るのが本命だったのですが
(だって高橋一生くんが出てるんですもん)
何だかすっかりこっちに持ってかれましたf(^_^)

他地域の皆様もぜひご覧いただければと思います( 。゚Д゚。)
るろうに剣心の感想は、機会があれば後程。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 早速予約しました(^_^)v | トップ | またまた三杉ショック… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記帳」カテゴリの最新記事