ないのが、四次元時空連続体という物理空間の住人である
人間の宿命なのですが …
24億年先の未来より実地の体験授業で訪れた地球 と
いう惑星で遭難した我々は、四次元時空連続体より高次元
の世界(時間も空間もそれぞれ単独で存在する次元空間)
から次元ダウンしていく段階で透明化しているエネルギー体
(意識体)としての存在から、徐々に可視(物質)化の過程を
辿(たど)ってゆくと、因果律と記憶の混沌とエネルギー的な
混乱が生じ始めて、元の次元空間に戻れないままに肉体を
持つ生命体としての有限(生者必滅)の存在となるのです。
インビジブル(透明)でクリア(鮮明)だった意識から断片的
で不明瞭な記憶の散乱が起こりつつあることからもⅩデーは
間近なのかもしれません。
そのまえに <アダムとイヴのへそ>の 謎に
ついて、一応の決着をつけて置かなくてはなりません。
一般的な解釈としては …
アダムとイヴにはへそはなかったとする根拠のひとつに、
土の塵からつくられたプロトタイプ(原型・基本形)のアダム
とそのアダムの肋骨の一部からつくられたパイロットタイプ
(試作・実験型)のイヴにとっては、へそなるものの存在する
意義も理由も何ら見当たらないという指摘があります。
そもそも、へそは、母体と繋がっていたへその緒を切った
あとに残る傷痕だから先天的に形成されているものではなく
後天的に形付けられるものです。
ですから、へその緒の処置の仕方や新生児期の泣き声に
よる腹圧の状態、あるいは遺伝形質の違いなどから各個体
によって、へその形は十人十色、百人百様、千差万別であり
さまざまな要因で変化形成される固有のものなのです。
つまり、
アダムとイヴにとっては 無用の長物 でしかないわけ
で、先天形成(標準装備)の必要性も必然性もないのです。
もしも、何かあるとすれば、視覚的な類似性の確保としての
アクセサリー的な後天形成(オプション)だけでしょう。
子供であるカインやアベルやセトたちとの形質上の齟齬
(外見上の身体的相違)に対する 神 の配慮として、事後に
神 によるオペ(形成外科手術)が急ぎ実施された可能性を
否定することはできませんが …、
その場合には、もちろんのこと、
秘密裏にオペレーションされたわけで両親にへそがないと
いうことに対する子供たちへのあらぬ誤解や疑問を解消する
ための手段・方法としてのものなのです。
2号 先生、質問ですが、もしも神の配慮があったとしたら
、むしろ、へそは最初からあったとは考えられませんか
![question2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/question2.png)
なかなかいい指摘だね 5号 くんの言う通りかも …
イヴ以降の人間における哺乳・臍帯システムが、当初より
予定されていたのだとしたら、外見上の整合性として端から
準備されていたとしてもおかしくはありません。
ついでに言えば、たとえば、
古(いにしえ)の地球 において、我々の世界(次元空間)
から出奔したリリスが、もしも、この件に介在していたとすると
先の 「アダムとイヴのへそ <2>」 での 結論
の変更もありえないわけではありません。
その時点では、アダムとイヴとでは誕生の仕方、その仕様
が違うとして、アダムの肋骨からDNAを採取してシャーレーの
中で培養した分裂細胞からクローン胚をつくり、ある卵 から
核を取り除いて、この胚に移植した核に置き換えられた卵を
子宮内に戻す方法を進化させ、母親の胎内を必要としない
方法で、神はイヴをつくったと説明しました。
そして、神が用意した卵(ミトコンドリアDNA)に哺乳・臍帯
のシステムがプログラムされていて、イヴ 以降の人間には
自動的に<へそ>が標準装備された。
つまり、神が人間のルーツは、アダムではなくイヴだとした
論拠は、ここにあるわけですが …
実は、
神が用意した 卵 こそが <リリスの伝説> の
ヒロインであるリリスの 卵子 ではなかったのか
あるいは、また、
アダムのips細胞(万能細胞=多能性肝細胞)を利用して
生殖細胞をつくり、卵子を作製したのかもしれませんが …
究極的にはリリスの子宮そのものが代用として使用された
という可能性さえも完全には否定できないわけです。
更に言えば、彼女自身がヒトなる種の原型モデル(ひな型)
でアダムの誕生にも関与していたのかもしれませんし、場合
によってはリリス自身が地球 における神なる存在だった
のかもしれないのです。
やはり、意識の混濁と記憶の逸脱に論理的な破綻という
症状までもが散見され始めましたね。
さあ、先を急ぎましょう
![symbol5](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/symbol5.png)
<アダムとイヴのへそ>の有無に関しては、
最初からあったとする 5号 くんの意見に傾いています。
なぜならば、
ヒトの雄(男)にも、不要としか思われない乳首なる存在
があるからです。
アダムをつくる際の材料である土の塵の成分と設計図に
おいても、またイヴ以降の人間に関しても、生殖に関連する
器官を除いては、雌雄(男女)の違いはほとんどなく、必要、
不必要の垣根は本来的になかったのでしょう。
大は小を兼ねる、転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなし …
と言ったところでしょうか
生物学的に言えば、余計なものや不要なものなどまったく
ないと考えることにこそ無理があるのです。
かたちを変えた意味での <無用の用> ということ
なのでしょうか
![question2](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/question2.png)
乳首を始め、尾てい骨、盲腸、体毛、親知らず等々 …
不要なものばかりが残っているじゃありませんか
![eq](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/eq.png)
えっ、アンタが一番不要ですって
うっ、頭が痛い 頭などなかったはずなのに …
嗚呼、いよいよ実体化が始まったのかもしれません。
ご、ごめんなさい
不要だと言われても、どうやら出現してしまいそうですが、
乳首については、面白そうなので、次回以降でチャンスが
あれば、もう少しだけ言及してみたいと思います
次回は、地球 に到着した直後に宿題として課していた
「地球における神なるものの目的」 についてのレポートを、
5号 くんから発表してもらうことにしましょう。
… それでは、また