透明人間たちのひとりごと

ちゃんと仕事しろよ!

 クルマで移動中にラジオから尖閣諸島の周辺海域で領海
を侵犯した中国の海洋監視船に日本の巡視船が警告
発したところ 「自国の領海を巡回(パトロール)中!」 との
応答があったとするニュースが流れてきました。

 そして、昼のテレビニュースでは中国の海洋監視船側から
日本の巡視船に向かって 「ここは我が国(中国)の領海内
ですので、ただちに、この海域から離れるように!
」 との
アナウンスがあったと伝えていました。

 夕刊で確認すると中国の海洋監視船の領海侵犯は、日本
政府が11日に尖閣諸島を国有化してからは初めてのことで
、一時に相次いでの6隻の侵犯は過去最多だとか …

 中国の国家海洋局は、「海洋権益を守る為のパトロール
をした
」 と発表しましたが、俳優の 阿藤快 さんじゃない
けど 「なんだかなあ~」 という感じです。

 そんな 「なんだかなあ」 繋がりで言えば、10日に
告示された民主党の代表選挙に続いて、自民党の総裁選が
本日(14日)午前に告示され、26日の投開票に向けて選挙戦
がスタートしますが …

 先の橋下徹大阪市長率いる 「日本維新の会」
結党、旗揚げに続く政治ショーに永田町界隈は大騒ぎです。

 今や民主・自民両党の党首選と日本維新の会との連携に
人々の耳目が集まり政界の最大の関心事となっています。


 でも、ちょっと待ってくださいexclamation2

 ほんの一週間前のことですよね

 首相の問責決議可決後に審議は空転 となって、7日に
通常国会が喫緊を要する重要案件を含めた4割以上の
政府提出法案を積み残したまま、事実上閉幕したのは …


 で、結局、決まったのは消費税の 増税 だけって感じ。

 日本を襲った大震災も原発事故の後始末も、どこ吹く風の
体たらくで緊張感も緊迫感もあったもんじゃありません。

 ふざけるな exclamation2

 ちゃんと仕事しろよ!

 
 なにしろ、この人たちと言えば居眠りばかりで仕事をしない
ことでも有名ですが、いざ選挙となると、必要以上に活動的
になる特殊な人種なのです。

 さらに総選挙ともなれば、唐突に覚醒したかと思うと俄然
ハッスルして自らの名前を大声で連呼しながら町中を隅々
に至るまで実に見事なくらいに走り回るのです。

 まるでお祭り騒ぎですが、それが彼らの考える唯一の仕事
であるかのように …

 そんなだから、これが

 一般企業なら、とうの昔に潰れているか、乗っ取られるか、
吸収・合併されているわけで、尖閣諸島竹島 も、
いずれ、このままでは 北方領土 のようになってしまい
そうで腹が立つのです。

 折しも中国では日本人が襲われる事態も頻発しているうえ
に今日のように嵩(かさ)にかかった中国政府の行動を見る
と海外にいる邦人の安全と日本の領海に対する警備や侵犯
への対応に苛立ちを覚えるのです。

 それは中国や韓国やロシアに対するものではありません。

 日本の政府や政治家に対する苛立ちや怒りなのです。

 この場合、仕事 をするとは 結果 を出すことで、結果
の良し悪しは問題ではありません。

 もちろん良い結果が出ることに越したことはないのですが、
それが、GOODJOB でも、BUTJOB
終わってしまったとしても行動を起こしたことにこそ意義が
あるわけで、本来的に結果は二の次なのです。

 アクションを起こさなくては、一歩どころか半歩たりとも前に
進んではくれないわけです。

 いみじくも 1号 さんの 『三国志的視点では』
の記事にあった自民党、民主党、日本維新の会をそれぞれ
魏・呉・蜀の三国に見立てたように、各党の人物を三国志的
に当てはめてみると自民党では小泉進次郎氏が魏の曹操、
民主党では細野豪志氏が呉の孫権、そして国政進出を正式
発表した日本維新の会の橋下徹氏が蜀の劉備に相当する
のかもしれません。

 但し、性格及び実質的な要素からは、曹操 right 橋下徹氏
孫権 right 小泉進次郎氏劉備 right 細野豪志氏のようにも
思われるのですが …

 そうなると、どうしても気になるのが 諸葛亮孔明
龐統士元 (ほうとうしげん)の存在です。

 果たして、「誰ぞ、臥竜鳳雛たらんや!」
ということでしょう。

 残念ながら、今般の民主・自民両党の党首選の立候補者
のなかに、その姿を見つけることは適いませんが、時を得ず
して雌伏のなかにある未だ見ぬ英傑の出現を多くの国民
は待ち望んでいるのです。

 橋下氏にしろ、小泉、細野の両氏にしても、来たるべき
その日にむけて研鑽を積み重ねているのでしょう。

 なにやら秘かに爪や牙を研いでいる人もいるようですが

 さて

 そうしたことからも、政治家として本当の意味で仕事をして
いると評価できるのは、ほんの少数の人たちに限られます。

 そんな数少ない仕事人のひとりとして 2号 が認めて
いたのが谷垣禎一氏です。

 ちなみに野党第一党の党首・総裁として3年の任期の間に
2人の首相を退陣に追い込み参院選にも勝利した谷垣氏は
、今もって跋扈する長老と呼ばれる跳梁たちに総裁選への
出馬を断念させられました。

 その背景には通常国会で解散に持ち込めなかった力不足
を指摘する声がありますが、要するに 選挙の顔 には
不向きだから 別の顔 で、という損得勘定の結果です。

 断腸の思いを滲ませた谷垣氏の気持ちを忖度(そんたく)
すれば、さぞかし無念で口惜しかったことと思われます。

 韓信に対する劉邦の 「狡兎良狗(こうとりょうく)
仕打ち、まさに、「狡兎死して良狗烹(に)らる」のようです。

 それだけじゃありません。

 兎にも角にも、政治家も、誰も、彼も、皆んな、

「真面目にちゃんと働けぇ!」 

 なぜか、すこぶる

 虫の居所の悪い 透明人間2号 でした

コメント一覧

プンプンマン
ホント! 選挙となると国会での居眠りから覚醒しっちゃって
八面六臂の活躍ぶりの諸先生方…
普段にこそ、ちゃんと仕事しろよ!!!
子竜ファン
う~ん。 鳳雛ですか!
見てくれはパッとしなかったって話し出し、似てなくもないかも…
バカボンのパパのパパ
なるほど … なのだ。
わしが臥竜だと言っても似合わんが、見た目で鳳雛ではどうじゃ!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事