を抱けた時代はとっくの昔に映画( 『三丁目の夕日』 )の
の世界となって、不確実な未来は失われた時間(とき)を
5年、10年、15年、20年 … と刻み続けていったのです。
日本が最も熱く、眩いほどの輝きを放ち、人々の活力が
最も旺盛だった昭和の時代(昭和30年~64年)を経て平成
の世となった3年目の春にバブルが弾けたわけですが …
おそらくは世界史上でも経済的には、かつてない劇的な
シナリオで、日本が最も活気に満ち溢れていた時期として
人々に記憶され、奇跡の歴史として記録されるのでしょう。
而(しか)して、あえて悪い意味で表現すれば、
栄枯盛衰 驕れる者久しからず …
のはずなのですが、ここに来て、またぞろ よからぬ虫が
蠢(うごめ)き出したか、はたまた歓迎されるべき好ましい
兆候なのか
アベノミクスで 円安 と 株高 が止まりません。
閉塞状況の真っ只中にあった日本経済の視点に立てば
大歓迎すべき喜ばしい事態なのかもしれませんが …
それはそれとして、平成の御世も四半世紀となりました。
韓国の朴謹恵(パク・クネ)大統領が隣国ゆえの問題に
、目ざとくも反応して最初の外遊先に選んだアメリカの議会
で公然として平気で日本の悪口を言うような時代です。
中国は、さらに一段と領土領海のエリアを広げて、沖縄の
主権にまで言及する研究者の論文を中国共産党の機関紙
である人民日報に掲載して日本を揺さぶり続けています。
旧態依然の北朝鮮も含めて、隣国諸国に共通するのは
憚(はばか)りとは無縁の世界の国々です。
だから、いまこそ、
「日本人は一致団結して、国土と国益を守るために立ち
上がらなくてはならない」 などと声高に叫ぶのもどうかとは
思うのですが …
そんな折も折のことです。
「銃弾が飛び交う戦場で、精神的に高ぶっている猛者
集団に休息をさせようと思ったら、慰安婦制度が必要で
あることは誰だって分かる」 とは …
なんとまあ、橋下徹大阪市長(日本維新の会 共同代表)
も どえらい ことを言ってしまったものです。
「ある事柄の真実性」 と 「発言の正当性」 とが、常に一致
するとは限りません。
真実を語ることは通常においては正当な行為であるわけ
ですが、時期を得ずして真実を語ることが弊害を及ぼしたり
、誤解を生じさせたりする場合は多々あります。
また逆に、その正当性を批判したり、タイミングを罵倒する
あまりに 肝心カナメの真実性が曖昧模糊となって有耶無耶
(うやむや)に処理されてしまうことも然(しか)りです。
多方面から袋だたき状態にある橋下市長ですが、今回の
発言の問題点は、合法である現代の性風俗産業と、かつて
は合法であった慰安婦的な存在を正当化していることです。
これがフェミニストのみならず一般の女性や多くの国民の
反感を買ってしまった最大の理由です。
昨日(15日)には、旧日本軍の従軍慰安婦を必要だったと
した自らの発言について、「(慰安婦を) 容認はしていない。
今はありえないし、当時もあってはならないことだが客観的
な事実として 『当時は必要性があった』 と伝えただけだ」 と
説明しました。
さらに、「(慰安婦を) 正当化するつもりはないが、当時は
世界各国がやっていた」 「欧州諸国が自由恋愛の名の下
に現地の女性を使っていたのも事実だ。 日本だけを不当
に侮辱している」 と重ねて強調し、「日本だけがなぜ批判を
受けているのかという問題提起だった」 と主張しましたが、
海外からも強い非難と反発の声が上がっているようです。
劣勢の橋下市長を擁護するとなると勝ち目のない不毛な
議論に巻き込まれてしまいそうですが、いくつかの発言内容
を弁護すると、建前ではなく本音であり、しかも過去の時点
での共通認識と戦時下における慰安婦的な存在の有用性
についての問題を問うてるわけで所謂(いわゆる)強制連行
の有無に関する疑義とは別物なのですが、女性への尊厳や
人権問題を現時点に置き換えて非難されているので女性を
蔑視 冒涜する発言であるという批判が連鎖して収拾が困難
なほどの大事(おおごと)になってしまったわけなのです。
それは確かにそうですが、国内のみならず海外における
人権意識とのズレが大きく作用しているのは致し方のない
ことで、橋下氏自身も本日(16日)の民放番組内で風俗業の
活用を在日米軍に求めたことについては、「あまりにも国際
感覚がたりなかった。反省すべきところがある」 と軌道修正
を図り 「米国の風俗文化の認識が足りなかった。表現不足
だった」 と釈明しました。
しかしながら、政治家でもあり、野党第2党の代表でもある
同氏の発言である以上は、単なる場違いな「失言」では
済まされそうもありませんね
ただ橋下氏が本当に言いたかったことは、そうした正当性
ではなく、その真実性にあったのだと思うのです。
つまり、従軍慰安婦の強制連行に関する問題ですが …
たとえば、現在の日本なら 「売春行為」 は違法です
が、戦前には合法でした。
対立する意見や議論の場合には、対立軸をつき合わせて
考えることが大切で、当時の常識、当時の法律(国際法)を
通して議論をすべきなのです。
現在の常識で過去を裁いてはいけないのです。
そこで 2号 が思うには、「慰安婦は存在したのですが、
<従軍>慰安婦は存在しなかった」 ということです。
この<従軍>とは、旧日本軍による 「強制」 が
あったという意味で、ここが大問題なのです。
広い意味での 「強制」 はなかったとするのが 2号の
見解なので、慰安婦と称される人たちの実際的な活動として
は<従軍>ではなく、民間の経営による<追軍>
する慰安所に所属する女性たちだったというわけです。
もちろん、これは 2号 の考えですので、皆さんが各自で
納得するまで調べてみてください。
誤解を恐れずに言えば、当時 慰安婦は世界中に存在して
いたわけですし、戦時下における兵士たちの慰安という重要
な役割を担っていたのです。
こう言うと女性の尊厳を著しく貶めるものだとか、性の道具
としか見ていないとか、非難されるのでしょうが、人間社会は
男 と女 で出来上がっているのです。
SEX を否定することが出来ないならば、「慰安婦」
あるいは 「慰安夫」 を否定するのではなく、肯定的に
取り上げるべきなのです。
もちろん、そんなことを言ったところで国際的に通用する
話ではありません。
国際的な基準から乖離する意見だとして切り捨てられる
のがオチでしょう
性的なタブーの強い欧米諸国(キリスト教国)が国際社会
をリードしている世界では、「偽善的な理念」 の意見
しか通用しないからです。
ましてや、「管理売春」 は現在の基準では「性奴隷」
セックススレイブ という認識です。
本人の意思に反する … 「強制」 がなかったとしても、
たとえ、本人が自ら望んだことだとしても 「性奴隷」 に
変わりはないのです。
ですから、日本が問題にしたい 「強制」 の有無などは
まったくもって関係のない話なのです。
それでも声を大にして言いたいのです
間違いは間違い として 誤解は誤解 として
改める必要 があるのです。
今回の橋下発言は、最悪のタイミングに最低の表現で、
しかも第二次世界大戦後の世界秩序が日独伊三国同盟に
対抗した国家連合からスタートしていることを失念した結果
から発せられた言葉のように感じられますが …
むしろ彼は 大問題 となることを想起・想定したうえで、
意図的に馬鹿げた発言をしたとも考えられます。
橋下氏ならば、やりかねない手段ですが、出来れば …
当時 の 世界 の 常識 や 法律 に
照らし合わせた整合性 のある 調査や検証を
あらためて求め、導くような言葉でなかったことが残念です。
そう感じているのは<ガラパゴス化>する一方
にある 透明人間2号 の如き 特殊 な 感性 の
日本人 だけでしょうか
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