透明人間たちのひとりごと

春はくせもの、夏は酔い

 『春はくせもの、夏は酔い』 というタイトルに
してみたのですが …

 「春は曲者」 と枕を聞いただけでピンと来る人は
古典文学に明るいか、ダジャレの好きな人でしょうね

 わざわざ、「枕」 という ヒント を出しているので …

 つづく 「夏は酔い」 、あたりで、んっ と来て、
「秋はやさぐれ」 で 、半分くらいの人がひらめき、
「冬はからめて」 で、はたしてピンポンsymbol7 正解
という具合になるのでしょうか

 とはいえ、

 「春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際
    すこし明かりて 紫だちたる雲の 細くたなびきたる


  … と綴(つづ)った清少納言『枕草子』に対して、

 「春はくせもの。  やうやう紅くなりゆく鼻先
     すこし擦りて 垂れ落つる滴の 細くたなびきたる


 … と 花粉症 に悩む 5号 くんのあはれ姿
モジって詠んだとしたなら、マズイこと(盗用や剽窃)になる
のでしょうか

 … って、実は1号 さんも 2号 も、見事に正真正銘の
「花粉症持ち」 なのですが … ase2

 ところで

 小保方騒動からコピペなどのブログ剽窃問題に材を
求めた『法と科学と男と女』に対抗するわけでは
ありませんが、1号 さんは 剽窃容疑(疑惑)が疑われる
事例を、14 の項目に分けて解説していましたよね。

exclamation http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/357.html(参照)

 それによると、「春は曲者」 は、『枕草子』
パクリ (無断借用)だと言われかねない内容でした

 なんでも、作品の要約ではないがパラフレーズ(言い換え)
や改変に該当する行為とみなされ、4 の範疇として嫌疑の
対象になるのだとか … question2

 清少納言は四季折々の愉しみとしてそれぞれの季節を

 「春は曙」 right 日の出のころ、「夏は夜」、「秋は夕暮れ」、
「冬はつとめて」 right 日の出のあとの早朝の景色や情緒に
趣きがあると詠んだわけで、

 「春は曲者」、「夏は酔い」、「秋はやさぐれ」、「冬はから
めて」 とモジってみただけのことですよ nose7

 もちろんパロディ の一種で、二次的な著作であること
に間違いはないのですが、副次的な形態は著作権の侵害
になるのでしょうか

 そもそもが、著作権者である清少納言は平安時代の人で
『枕草子』 自体がとっくに パブリック・ドメイン
(人類共通共有の知的財産)になっているはずです。

 その点を1号 さんに訊(たず)ねると …

 「イソップやグリムなど世界共通の知的財産となっている
物語や童話のなかでもほとんど知られることのないような
超マイナーな作品をパラフレーズして、自分自身の作品と
称して発表したら盗作の嫌疑がかかるだろう」

 ならば、

 「人口に膾炙しているからといって許されるのか」 という
理屈のようです。

 フランスにおいては、パロディは著作権侵害にはならない
と明文規定されているようですが、他国では法律的に許容
されるか否かの判断がそれぞれに異なるようですし、日本
でもケース・バイ・ケースで法域によって、いろいろと複雑に
分かれるようです。

 どうやら、1号 さんが言いたかったことは、

 「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、
    李下
(りか)に冠(かんむり)を正さず」

 要は何であれ、出典(引用元や出所)などを明確にして
人から疑われるような真似はするな」 ということのようで、

 このことは、巷を騒がす小保方問題に通じる含意を
ひしひしと感じさせるのですが …

 たとえば

 やっぱり、俺たちは 「日本人なんだなぁ」 ase2
と、つくづく思わされたのは小保方さんの反論会見のあと
でのことです。

 透明人間 たちの意見や感想が概(おおむ)ね彼女
に好意的で 「よく頑張った」 とか、「可哀想」 とか、多分に
情緒的だったのが1号 さんには気に入らなかったのか、
結果成果事実)だけが モノ を言う科学世界
ロジックがまるでわかっていないとヘソを曲げたわけです。

 かくいう 2号 も他の透明人間 たちと同類では
あるのですが、 …

 「主要部ではないとはいえ、他の論文から20ページも丸々
とコピペをしたら、学生であっても、単位の剥奪や退学処分
もありえるほどの行為で、どうしたらそんな人間の研究内容
が信用できると言えるのか」

 「女だろうが、若くてキレイな容姿をしていようが、そんな
ことは科学とは無縁だし関係もない、30歳は立派な大人だ
し、博士号を取得して科学者として理研で働く以上、プロで
あるわけだからデータの管理や論文の書き方などは知って
いて当然の話なんだ」

 「仮に訓練されずに習熟していなかったとしたら責任ある
ポストに就けた理研に問題があるとしても 『不勉強で
未熟でした』
では通らないし、言い訳にもならない」

 … と、非常に手厳しいわけですが、なんだか小保方さん
じゃなく、2号 自身が責められているような錯覚にしばし
陥ってしまったという次第ですase2

 でも、案外それが1号さんの本音だったりしてね

 そうなると、

 「ほんとに可哀想なのは誰なんだぁ」

 自分の知りたい事柄や必要とする情報を即座に入手する
のに、インターネットが便利であることに異論を唱える人は
いないでしょう。

 symbol2kirakirakirakira2 ですから、どなたでも結構です。

 憐れな 2号 が、いま欲しい情報を手に入れる手助けを
お願いします

 「可哀想なのは、いったい誰なのか」

 はぁ~っハックション!!hanataremask

 とにもかくにも

 「春はくせもの」 なんですよ 

コメント一覧

むらさき納言
よくわかりました。
浅読みで曲解してしまうなんて、
やっぱり春はくせものですね(笑い)
透明人間2号
やはり、アラームやイエローカードですか!
言動に気を付けるよう留意します。

むらさき納言さん、確か5号の記事「もののあわれを知る心」でもコメントをいただいていますね。
ありがとうございます。
ところで、「たなびきたる」についてのご指摘はもっともなのですが、そこが「くせもの」なのです。
鼻をかみすぎてアカくなった鼻先を少しこすったときに、鼻水が横に糸をひくように(つう~っと)たなびいたわけです。
花粉症で悩める春と下に落ちるはずの鼻水を横に曲げてたなびかせる曲者の春の情景をかけてみたのですが …
バカボンのパパのパパ
錯覚ではないのだ!
2号さんに対するレッドカード寸前のイエローカードなのだ!
皮肉のアッコちゃん
小保方擁護派のアッコですが、注意しましょう!
これは間違いなくアテンションアラームですから、
むらさき納言
花粉症を題材に、「春はあけぼの」をパロった文はなかなか出来だと思いますが、最後の「たなびきたる」はおかしくないですか?
「たなびく」って、横に長くのびてただようさまの意味で、垂れた鼻水が細く長く横に伸びたのですか?
すみません。 ちょっと気になったものですから・・・
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