鳩の首相(代表)が、鷲の幹事長を道連れに表舞台から
身を退いて3ヶ月もたつと、喉もと過ぎればなんとやらで、
鷲が鳩の応援を受けて、代わったばかりのトンビの首相と
代表の座を巡って争うことになった。
争いは熾烈を極め、その世界を二分する戦いのなかで
代表の座を射止めたのは、トンビだった。
鳩は豆鉄砲を食らいトンビに油揚げをさらわれたかたち
の鷲(わし)は、なんと 鷹(たか)に変身して爪を隠した。
これが、ホントの 《トンビが鷹を生む》 の一幕でした。
オアトがよろしいようで、チャンチャン
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… って、書き出したばかりで終わっちゃマズイでしょ
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それに 《能ある鷹は爪を隠す》 場面でもあるし …。
そうでしたね。 それでは、こんなのはどうでしょうか
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「鷲とトンビと鳩の物語 <2>」
鷲と鳩の安全保障条約の締結から50年が経過した頃、
ある無人島を巡って、トンビが鳩にちょっかいを出した。
鳩にすればトンビが見向きもしなかったので自分のもの
としていたのだが、どうやらこの島の近くに油揚げ(宝物)
があるらしくトンビの食指が動いたのだ。
この宝島となった無人島に対して、あれこれと挑発する
トンビに、用心棒の鷲は知らん顔を決め込んだ。
おそらくは、
知った分(介入する)だけ損をするとでも考えたのでしょう。
なぜなら、冒険小説 『宝島』 の作者は、ロバート・ルイス・
スチーブンソン(知ったぶん損)だから … (苦しい)
それにしても、ホントは …
鷲
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トンビ
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うぅ~ん !!
今度こそ、本当にオアトの準備がよろしいようで …
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そのオアトですが …、
我らが透明人間たちの集う会社 ジャパンエイド
(JAPAN-AID)のホームページのなかに 【休憩室】 が
あって、そこに 《お話の部屋》 というコーナーがあります。
そのなかに 1号 さん作による 「わが闘争」 という
タイトルのショートショートショートが掲載されています。
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作者 透明人間(えいどまん)①号
同じ星の住人として 「共に生きる権利」 を求めて、僕らは
立ち上がった。 反ユダヤ主義をかかげた ヒトラー の
「わが闘争」 と 孫子 の 「風林火山」 を旗印として …
振り返れば慎(つつ)ましく暮らしていた僕ら一族は、嫌悪
と憎悪の対象として、何故か疎(うと)まれ、世界各地で排斥
、追放の憂き目に遭っていた。
ある時期を境にして、一部の者たちが武器を手に反乱の
狼煙(のろし)をあげると、その火は瞬く間に広がり、為政者
たちの肝胆を寒からしめることになった。
脅威を感じた彼らは、禁じ手の化学兵器を駆使し完膚なき
までに反乱軍を制圧し、声高らかに勝利宣言を行なった。
「我々は宿敵に勝利した! もうなにも怖くない
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臥薪嘗胆、苦節の末に、僕らは化学兵器に対する耐性を
身につけ、微妙に姿を変えた。
戦略を練り、戦術も学んだ。
「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如し、
侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」
… … …
現在、耐性黄色ブドウ球菌などの活躍により、僕ら一族
《病原性微生物》 がやや優位に立っている。
僕は、同じ地球の生き物として共栄共存の和平の途
(みち)を探している。
― 完 ―
1号 さんの ショート×3 は、以上で終わっていますが…
病原菌として忌み嫌われる僕は、不毛な戦いに終止符を
打つべく、悪玉の病原菌として、排除・抹殺するのではなく
人間の役に立つ善玉菌などに変異させる努力を是非にも
医療関係の研究者たちに、お願いしたいものですね。
とまれ、
現実に、日本では広がる耐性菌の恐怖に怯えています。
問題の多剤耐性アシネトバクター菌も多剤耐性緑膿菌も
どこにでもいる 《弱毒性の常在菌や環境菌》 の仲間です。
ですから健康な人には無害なのですが、多くの場合には、
病原体への抵抗力の落ちた患者が感染し、発症してしまう
ようなのです。
耐性菌の発生の仕組みは、病気の治療のために抗菌薬
を投与すると、薬の効きにくい遺伝子を持った細菌だけが
生き残り増殖して身体に害を及ぼすわけです。
怖いのは日本で初めて検出された 「NDM1遺伝子」 を
持つ耐性菌で、アシネトバクターや緑膿菌に比べて病原性
が高く、健康な人でも尿路感染症や肺炎などを発症させる
ことがあるそうです。
耐性菌の氾濫の一因は、化学兵器としての抗生物質の
過剰投与にあります。
軽い風邪などにも、安易に抗菌薬を処方し、服用させる
医師側にも大いに問題があるわけで、そんな安直な治療に
頼る弊害を説いていると思われる話が、『イソップ寓話集』
にある 「鷹(たか)とトンビと鳩」 なのです。
えっ、「鷲(わし)とトンビと鳩」 じゃなかったの
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「鷲とトンビと鳩の物語」 は、2号 の現代版の即興話
で、イソップに合わせるために 鷲(わし)から鷹(たか)に
わざわざ変身させた(物語<1>)というわけなのです。
ところで、
「鷹とトンビと鳩」 の話といっても、「あ~、あの話ね」 と
うなずく人は余程のイソップ通か、その類のオタクでしょう。
当然 2号 などにはわかるはずもなく、1号 さんからの
受け売りだったのですが …、
――― 『鷹とトンビと鳩』 ―――
トンビに襲われることを危惧した鳩たちは、その害から身を
守ろうと鷹に用心棒を依頼した。
そこで、鳩たちは鷹を鳩舎に招き入れたのだが、その時に
はじめて鷹がトンビよりもずっと獰猛であることに気づいた。
大勢の仲間が殺され、その被害はトンビから受ける被害の
何百倍にもなってしまった。
そこで 1号 さん曰く、
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これが、ほとんどの抗生物質(抗菌薬剤)が効かないという
「スーパー耐性菌」 のことをさす未来記(予言の書)としての
『イソップ物語』 だと笑いながらウインク したのですが…
果たして、1号 さんの説く未来記(予言の書)としての
『イソップ物語』 の信憑性や如何に …
さてと、
昨日(9/17)夕刻、皇居での認証式を経て、菅改造内閣が
正式に発足しました。
なんと言っても緊急課題は、円高と雇用対策ですね。
早速、為替介入して、一時的にも円安となっていますが、
はてさて、いつまで保てるものなのやら …
こんなに高くて ええんだか(円高)
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疑心暗鬼に騒ぐから多財大成金(多剤耐性菌)を注ぎ込んで
やっと仕掛けた円安だけど、ホントにこれでええんかい
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それでええんやす(円安)よ!!