タイトルを「気まぐれ日記」から、より実情に沿ったかたち
としての 「透明人間たちの気まぐれ日記」 に変更しろ!
との仰せでしたので、とりあえず、そのようにはしましたが、
心情的には、「透明人間たちの無理やり日記」 にしたい
というのが本音なのです。
テーマは決められる。 記事の投稿にはノルマ的な日割り
のような締め付けというか、制約はあるし…
全然、気まぐれじゃない。どう見たって無理やりでしょう!
これじゃ、嘘八百 じゃないですか
違いますか 1号 さん って迫ったら …
「800ではない。 538 だ!」 なんて、言うんです
嘘の五三八(ごさんぱち)と言うのだそうですが…、
800 や 538 って、嘘には数字がつきものなのかな?
そう言えば、「中国は 『白髪三千丈』 の世界だから」 と
いう言葉もよく耳にする。
とにかく、きょうは、「嘘」 について少し書くことにします。
「嘘」と言ったら、代表的なのが「真っ赤な嘘」です。
なぜ、“真っ赤”なんだろうと思って調べてみたら、“赤”は
“明”に通じて、「明らかな嘘」 ということになるらしく、
「赤っ恥」や「赤の他人」の“赤”も 同根 なのだそうです。
もうひとつには、「大きい嘘」 という意味で、大きいことを
サンスクリット語では「摩訶(まか)」といい、「大きな嘘」が、
「摩訶な嘘」から、「真っ赤な嘘」 になったとする説です。
でも、
「赤っ恥」 だって、大恥をかくことだから 「摩訶っ恥」 とも
言えるし、その所為で顔が赤くなるから「赤っ恥」とした方が
もっとわかりやすい。
言葉の由来や語源って、複数の説 からなる場合が多い
けど、みんなそれなりに、(ふう~ん) とか (なるほど) など
と思えるから摩訶不思議です。
だだし、今回は少々 異議あり なのです。
「あいつ、真っ赤な嘘 をつきやがって」 と言った時に、
受け取るニュアンスは、明らかな嘘というよりも、まさか
(嘘だとは思ってもみなかった)信じていたのに … なぜ
といった感じです。
そこで、突如、閃(ひらめ)き、気づいたのです。
「嘘」には、いろいろな色があることに…
そこで、“RED LIE” なる言葉が存在するのかと思い
調べてみると、残念ながら英語には、そんな言葉はなくて、
downright(まったくの) lie(嘘)が、「真っ赤な嘘」 に
相当するらしいのです。
これじゃ、
What I said was a downright lie...
(おれの言ったことは真っ赤な嘘だった)になっちゃう と
焦(あせ)っていたら、(方便としての儀礼的な)罪のない
嘘の場合に使用する “WHITE LIE” という言葉が、
ちゃんとあるそうで…、まずは、よかった よかった
でも、それだけじゃ、実害のない“白い嘘”という表現が
英語にもあるというだけのことです。
そこで、独断と偏見ではありますが、嘘の色分けをして
みたいと思います。
嘘は、その大小を除けば、「ただの嘘」と「真っ赤な嘘」の
2つに分かれます。
ただの嘘は、「ウチの娘は、超ベッピンさんになる」とか
「嫁さんは美人だ」といった類の他愛のないものです。
これらには色が付きません、敢えて言えば透明です。
なぜならば、Don't tell a transparent lie.
そんな誰にもわかるような(見え透いた嘘をつかないで)
つまり、“transparent(透明な) lie(嘘)”… です。
そして、英語と同様に、実害の少ない方便的な“白い嘘”
は、ガン患者の病名を偽るような他者への優しさからでる
嘘です。
“黄色い嘘”は、注意したり、用心を怠らなければ、簡単
に見抜ける嘘です。
悪徳商法や振込み詐欺やキャッチセールスなどのような
犯罪行為にあたる嘘などですが、社会通念や常識の範疇
で見抜ける嘘であって、真偽は、個人の裁量に委ねられる
べき内容のものです。
結婚詐欺や嘘の儲け話なども、このカテゴリーのなかに
入ります。
“緑(青い)嘘”は、大手を振って横断歩道を渡るような
常識的に嘘であると判断できる嘘です。
程度の違いもありますが、ホラ話やドラマなどの大袈裟な
脚色、小説や映画などのフィクションがこれにあたります。
さて、問題となるのが、“赤い嘘”です。
先の「真っ赤な嘘」 の語源とされる「明らかな嘘」である
とか 「大きな嘘」という公式の説よりも、2号 個人として
は、「えっ、ホント、真っ赤な嘘だったのぉ?」 というように
「へぇ、そうだったのか!」と、すっかり、そうだとばかりに
思い込んでいて、まったくもって実に意外だといった感想が
もれるような嘘。
ある意味では、見事な嘘 であり、うっかりすると騙されて
しまうような 危険な嘘 でもあるわけで、十分なる注意が
必要な言わば、信号機の赤い点滅のシグナルのような
嘘を、“赤い嘘”だと規定します。
そういう種類の嘘だから、例を挙げるのは難しいけど…
『天使と悪魔』の下巻を、実は、まだ読んではいないのだ
けど、結局、どうなった などと聞かれたときに、この人は
、全3巻あるうちの上巻と中巻は読み終えていて、最後の
下巻だけがまだ読めてはいない…のだなァと思う。
この発言を聞けば、誰だって、そう思い込むわけです。
もちろん、その通りかも知れないし、上巻の最初のページ
の1文字すらも読んでいないのかも知れません。
確かなことは、下巻をまだ読んでいないという事実だけで
、その限りにおいて言っていることに「嘘」はないけど…。
上巻・中巻を読んだとは、一言も言ってないわけです。
この 「〇〇についての △▲は、まだ、☆★ でね」 という
言い回しには、注意が必要です。
往々にして嘘である場合が多く、それを、“赤い嘘”
と呼び、その酷い奴を「真っ赤な嘘」 と言うのです。
最後に、一般の常識や社会通念だけでは、どうしても対抗
しきれない種類の嘘を“黒い嘘”としたいと思います。
食品や食材などの産地偽装や薬品などの薬害被害時に
闇に葬られてしまう真実とは、裏腹に極めて饒舌に語られる
もっともらしい嘘などがこれに当てはまります。
専門知識を持ち得ない我々には、抗う術の乏しい重篤な
問題を秘めた嘘です。
まだ、まだ、色分けできる嘘がたくさんあると思いますので
、見つけた方はコメントして下さい。
たとえば、
「嘘をつく行為に男は罪悪感を覚えるが、女はほとんど
感じない」 というような俗説には、何の根拠もありません。
つまり、真実とは言えないので、嘘の範疇に入ります。
あなたなら、これを 何色の嘘 だと思いますか
今回は 「嘘」の色分けを試みてみましたが、パープル系の
嘘とかビビッドな原色系や極彩色にピンク色の嘘 など
探してみるといろいろと面白いかも…、
きょうの「身近にあるちょっとした幸せ」は、そんな許せる
嘘(透明な嘘)がつき合える家族や友だちがいることかな。
なにせ、透明人間、エイドマンであるエイドクルーたち
ですから…
さてと、
次回も 「嘘」に関する記事のつづきにしようと思います。
そう言えば、時代劇に出てくる ガマの油売り って、
インチキ臭い商売だけど… なんだか許せちゃうよね!
“黄色い嘘”の仲間なんだけど、ゲロ、ゲーロ
ガマ だけに、もう帰ろう (きゃ~ろ)と…
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