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透明人間たちのひとりごと

ダ・ヴィンチの罠 青写真

 穏やかに平成28年(西暦2016年)が明けました

 しかし、

 あまりにも静かで平和的な年明けが、昨年と同様の、否、
それ以上の波乱と恐怖に満ちた暴力的な狂気が支配する
絶望的な年の到来を予告しているようで ・・・

 どうにも胸騒ぎがしてなりませんが、杞憂
あることを願うばかりです。

 と綴りながらも、ふと思うに ・・・

 グローバル・テロは、決して目新しい出来事では
なかったということです。

 40年前には、「新左翼」とされる「赤い旅団」
各国の「赤軍派」が国境を越える無差別テロを起こし、
空港爆破や旅客機をハイジャックして世界中の人々に恐怖
を与えていましたし …

 100年前には、無政府主義者らによる国家元首の暗殺が
相次ぎました。

 今日のイスラム過激派にしても、大雑把にいえば、宗教と
いうを借りて、それらしいをまとっただけの昔ながら
の政治現象のひとつに過ぎないのかもしれません

 おそらくは、IS(イスラム国)などのリーダーたちにしても
伝統的な原理主義者ではなく、グローバル化という
欧米スタンダード(キリスト教的な世界観)によって独自性
が奪われつつある純粋なイスラム教徒のひとりであって、

 そんな彼らはイスラム世界の支配権が地球上にあまねく
存在する想像上の世界に自らのアイデンティティ
求めている人たちである以上、彼らの消滅には相当
時間犠牲が強いられることになるだろう … という
ようなことを米ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授が元旦
の静岡新聞「論壇」のなかで指摘していましたが、

 突き詰めれば、

 自由宗教的制約との凌ぎ合いがしばらくの間、
続くということです。


 そんなことを書き連ねていたらサウジアラビアが1月3日
にイランとの外交を断絶すると表明したのに続いて、隣国
のバーレーンも4日にイランとの断交を発表しました。


 俄かに風雲急を告げる様相です
 

 格差の広がりと固定化「持たざる者」たち
不満怒りを高め、現在の秩序に待ったをかけて
揺さぶり始めたのがここ数年の世界の動きでしたが ・・・

 それに加えてイスラム教国家間(主に中東)の覇権争いは
過激派組織 IS(イスラム国)を一方的に利することになる
だけにシリア和平悪影響を及ぼすのみならず
中東全域不安定化直結するとの危惧
拭い去ることができません。

 そんな折も折の一昨日(1月6日)には、隣国の北朝鮮
水爆実験question2成功したとの報が流れました。

 もう何をか言わんやですが、ダ・ヴィンチが現代に生きて
いれば、さほど驚くに値しないことだと言うかもしれません。

 北朝鮮の暴挙が若い頃の自分とどことなく通じるところ
があると感じていると思われるからですが、

 ひょっとすると、

 我々は北朝鮮を過小評価しているのかもしれません

 『三島由紀夫と北朝鮮』という記事のなかで、

 url http://sun.ap.teacup.com/japan-aid/297.html

 5号が言っていたように、

 北朝鮮は情報極端遮断されている社会で、
我々とはまったく違う価値観武装している国だから、
彼らが何を恐れ、何に大きな自信価値を抱いている
のか、を見極めるべきであって、

 金正恩は本気で自分たちは有利な立場にあり、米国とも
対等に亙りあえるだけの軍事力を備えていると信じ込んで
いるのかもしれませんし …

 情報に乏しい国民たちは、世界でも指折りの核保有国で
ある自国のことを世界に対抗できるだけの素晴らしい力を
持ったモノスゴイ国であるという自負に酔いしれて
いるのかもしれません。

 少なくとも若い頃のダ・ヴィンチには、そうした自惚れ
誤解自信過剰な面があったことは確かです。

 もちろん、ダ・ヴィンチと金正恩を同列に並べることに無理
があることは重々承知のうえでの話ですが、


 要するに

 言いたいことはどちらも「常識」通用しない相手で
あるということです。

 それは暴言王として過激発言加速させて
いる米共和党のトランプ氏も同類ですが ・・・

 そうこうするうちに、今度はイエメンの首都サヌアのイラン
大使館がサウジアラビアの軍用機に爆撃されて、複数の
負傷者が出たとのイラン側の主張に対し、サウジ側からは
そんな事実はないとの報道があり情報が錯綜しています。

 それにしても、

 人間とは何たる愚かな動物なのか

 何故に歴史から学ぼうとしないのか

 言い古された問題提起疑問ではあるけれど、
常に古くて新しい永遠テーマでもあるようです。

 そして、その元凶宗教、それも一神教にある
と感じているのは、透明人間2号だけでしょうか

 むろん、

 一神教に限らずとも、隣国、中国ではロケット軍の創設や
南沙諸島に造った飛行場(滑走路)に民間機を着陸させて、
自国の領土であるアピールをしてみたり、前述の北朝鮮に
おける核実験の実施もそうですが、

 前途多難隣国事情世界情勢を抱えた
「申年」幕開けとなりました。

 人々を不安の淵に追いやるテロリズムと独善的に強権を
揮う指導者たちの不安につけ込むポピュリズムの波と渦が
世界秩序を揺るがせているのです。

 「申」に示すと書いて「神」という字になりますが、

 これも「申年」における「神の計画」
青写真の通りに進んでいるとでもいうのでしょうか

 仮に、

 いま現在、地球外知的生命体地球
監視下に置いていて人間観察しているとすれば、

 救いようのない人類愚行の数々にを煮やした
彼らが我々に対して鉄槌を振るう決定を下す事態
が訪れないともかぎりません。



 遥か遠い昔のヨーロッパの地で、そうした危機感に対して
ウズウズしていた人間のひとりが、レオナルド・ダ・ヴィンチ
だったのかもしれませんが ・・・

 だからこそ、

 彼はこうした青写真を描き、その元凶である悪魔
正体人類秘密未来社会告発する
という賭けに出たのかもしれません。



 白丸内の人差し指は気づきへのアラーム(警告)で、
発信者は青丸内のヘビに代表される「サタン」(悪魔)
に貶められた本来の「神」である異星人たちの代理人
としてのダ・ヴィンチです。



 赤丸と黄丸は本来「神」姿真実を告げる
ための隠し絵で『ダ・ヴィンチの罠』主人公
もうひとりの主役である人物をあらわしています。


 ベルナルディーノ・ルイーニ 作『洗礼者ヨハネの首を受け取るサロメ』

  
       『最後の晩餐』でのイエス・キリスト

 いみじくも、現在世界中の国々において上映中のSF映画
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』での
焼け爛れたダースベイダーのヘルメット(黄丸印)に
その意志を受け継ぐと誓うカイロ・レン(赤丸印)の姿

         
  新たな暗黒卿と噂されるカイロ・レン(KYLO-REN)
        出典:star-wars-episode7.com





 このように鏡絵で出現する赤丸内のダースベイダーや

      

 黄丸の焼け爛れたヘルメットのように見える隠し絵

    

 単なる奇妙な偶然であって、ユングの言うところの
意味のある偶然の一致(シンクロニシティ)とは違う
ものなのでしょうか



       


 ちなみに、



 白丸印の2匹のヘビ主人公(洗礼者聖ヨハネ)と
もうひとりの主役(イエス・キリスト)をあらわしていますが、
解説は次回以降とさせてください。



 北朝鮮の核実験を多くの人たちが「寝耳に水」
だと言いますが、

         

 核実験(水爆question2)については容認できない事態とは
言え予測できないことではなかったはずです。

        

 彼らの日常の延長線上には現実面としての戦時下状態
があるのであって根底にある必死さにつながる動機には
我々とはまったく違う強迫観念が作用するわけです。



 金正恩がどんな青写真を用意して(はかりごと)を
めぐらせていたとしても、彼らの立場が崖っぷちにある
ことは明白です。



 自分をオオカミであると思い込み、窮鼠であること
自覚できないネズミがある日、唐突に窮鼠であると
気づいた時に、そのネズミがネコに攻撃を仕掛ける確率
リスクはどれくらいなのでしょうか


   ドラゴンレーダー(パイロット版)

 単なる「窮鼠猫を噛む」の比ではないはずです。

 決して甘く見ないほうがいいでしょう


     「年の始めから」

     

 「憶測でモノゴトを言っちゃマズイわな」


 謹賀新年
  
  「明けましておめでとうございます」

  symbol2kirakira2今年のブログ始めです。

  本年も宜しくお願い申しあげます

   まあ、これくらい確かなことはありませんね


 … to be continue !!

コメント一覧

むらさき納言
読み返して、思わずブルっとしました。

まさに、北朝鮮や現在の状況を見るようで、端倪とでも言うのでしょうか?

もしもそれが、ダ・ヴィンチの青写真に基づくものならば、余計に恐怖を禁じ得ません。
皮肉のアッコちゃん
新年早々から暗雲が垂れ込めまくりの2016年ですが、
今年も寄らせてもらいますのでよろしくお願いします。
小吉
 世界情勢のことは難しいですね。
 そういえば38度線? は国境ではなくて「軍事境界線」だとか? 日本という国の日本人として(しか)世界を見られないわけですが、なるべく多角的に世の中を見たいなと思いました。
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