先週の土曜日に迎えるはずだった卒園式でしたが、前日から発熱でお休みの子が数名。
金曜日(前日)のお祈りの時に、あお組さんが祈った言葉・・・『みんな、明日は全員揃って卒園式ができますように』『お休みしているお友達の熱が早く下がりますように』でした。皆のお友達を想う気持ちが強く伝わってきました。欠席していた子ども達も『幼稚園に行きたい』と泣いていたようです。
卒園式が翌週となり、式までお休みとなったあお組さん。
普段であれば、園庭中に子どもの元気のいい声が溢れているはずがどこか寂しそう。あか組さんは電気のつかないあお組さんの部屋を何度も覗き『先生、今あお組さん何しているかな?』『後〇回寝たら会える?』『早く会いたいな・・・』・・・との呟きに胸が切なくなりました。子どもたちの表情や会話からも大好き・・という想いが伝わってきます。
17日(土)…皆の晴れ姿を祝福するかのように、やわらかな日差しがあお組さんを照らしていました
久しぶりに会う友達・先生とすぐに抱き合い、この日を迎えられた喜びを味わう皆。照れくさくて、はにかむ表情も可愛いですそして、在園児のお友達も会えるのを心待ちにしていました。大喜びでドアから離れずにずっと覗いていたあか組さん
憧れのお兄さん、お姉さん達をたくさんの拍手で迎えます
入園した頃は一つひとつ手を借り、導かれていたことも、いつの間にか自分で出来る事が増え今では堂々とした姿へと成長しました。今日は、一段と大きく輝いて見えます
園長先生から受け取った証書をしっかり握りしめ、お父さん・お母さんの元へと・・・感謝の気持ちを言葉にし手渡しました
卒園生から『見上げれば空と桜の木』のうた入園した頃からの幼稚園生活を振り返り皆で考えた台詞と一緒に歌いあげました。
お別れの言葉では、在園生や先生達にもメッセージ
在園生からは、『ありがとうの花』・・・歌のプレゼント
皆『今まで優しくしてくれてありがとう・大好き』という気持ちを込めて歌い、お祝いの言葉も伝えました。
最後に卒園生から『大きくなったよ』の歌声で教会をいっぱいにしました
手を引かれて毎日通った幼稚園、時には『ママがいいー』と泣いてお家の方から離れたことも・・・・そんな皆が最後まで
やり遂げる力を育み、今では友達を思い自分より幼い子には自然と手を差し伸べるまでとなり、たくましく成長しました。
教会の鐘がこれから新しい一歩に勇気づけてくれているかのように響きます
皆で花のアーチを・・・
多くの優しさを与えてくれたあお組さん・・・力強くてかっこいい姿をいつも見せてくれたあお組さん・・・
心からおめでとう