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愛染隼人の女の詩集 流氷・オホーツク

2024-11-16 23:02:00 | 日記
北の最果て オホーツク
海に流れる 流氷の
春もうまじか
海鳥の鳴く声
恋忘れ ひとり旅路の
女の泣き姿
あなた あゝ あなた…

夢の最果て オホーツク
神秘の海が 冷たく深い
浪漫の恋に
似合うと人の言う
幸せに はじかれた今
未練に嘆いてる
あなた あゝ あなた…

恋の最果て オホーツク
遠く地平に 赤い陽沈む
待って欲しいと
胸に咲かした花に
似るような 女ごころが
砂の味気なさ似
あなた あゝ あなた…

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愛染隼人の女の詩集 東京運河

2024-11-16 22:33:00 | 日記

濁る空に川は流れて ビルの谷間を
彷徨いながら 人を巻き込んで
明日の未来へとゆく
人は時に哀しみを 胸に抱いて
恋を失い 昨日を振り返るもの
あゝTOKYO運河…

朝陽をあびて寂しげに 時の狭間に
涙を流す 恋窶れの人
君はもう帰らない
僕はいつも僕だけど 哀しみだけが
川染めながら 
今は流れてゆくから
あゝTOKYO運河…

夜の帷が空に降りる 流れ尽きない
川は果てなく 彷徨い流れる
雨で曇る都会を
摩天楼から眺める 枯れた街には
愛が薄れて
君さえ遠ざけるから
あゝTOKYO運河…

都会を流れる TOKYO運河…

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愛染隼人の女の詩集 長崎・雨女…

2024-11-16 22:28:00 | 日記
愛していても 愛しきれずに
惨めな思いで 泣いていた
初心な女が 壊れた恋を
悔しがってる 遣る瀬無さ
港あたりで
あゝ長崎・雨女…

夜風冷たく 体に染みて
明日が見えない 惨めさよ
恋が霞んで 月に吠えても
返る木霊の なみだ声
花が散る散る
あゝ長崎・雨女…

私を置いて 行っては嫌よ
一人で生きてく その辛さ
わかる筈がない
世間の人に
あなたを偲ぶ 未練恋い
私が枯れる
あゝ長崎・雨女…





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愛染隼人の女の詩集 帰り船

2024-11-16 22:27:00 | 日記
女があなたを追って 海峡超えて
夢を荷物に 追ってきた
なのに なのに 他人行儀で
上手くいかない
そして嘘ばかりで 泣かす人…

見切りをつけたあの人
駄目だったけれど
でも愛してる 心から
でもね でもね 気持ち変わらない
町を出るけど
故郷帰り船 なみだポロリ…

最後の恋と賭けてた もう若くないと
励ましながら 夢を見た
けれど けれど 朝露の涙
花が散る散る
涙が呼んでる 逸れ恋い…

でもね でもね 気持ち変わらない
町を出るけど
故郷帰り船 なみだポロリ…

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