くつ下物語 それからの。。。

create/mu デザイナーさいとー 諸々話です。

大切な もの・こと・とき 藤田嗣治・高田賢三・立川志の輔

2019-06-01 12:26:02 | もの創り
このところ テレビジョンで 新聞で 劇場で 
素敵なもの創りが心にしみている。

BS4Kで 
『知られざる藤田嗣治』〜天才画家の遺言〜


昨年9月 没後50年 藤田嗣治展 
生きて目にするのは最後かもと思いつつ東京都美術館へ参りました。
青文字はその時のブログです。
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初めて実物を目にしたのは
1986年10月 小田急ギャラリー
レオナール・フジタ 生誕100年 ワクワクしました!

そして 2006年 生誕120年 藤田嗣治展
[東京国立近代美術館 京都国立近代美術館 広島県立美術館] 
出張先の広島でやっと観られました。 倖せでした。

2018 没後50年
「もう会えないかもね、でも忘れないありがと。」
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2018,09 ブログ詳細

レオナール藤田(あえてこう呼びたい)の肉声
お茶目な語り口、そして最後の仕事へ理由。
画家 もの創り人の強烈な想いあるいは矜持
やっぱり出会えてよかった、と。

新聞で
読売新聞 時代の証言者
パリ・モードを創る 高田賢三

連載が始まった時から嬉しく読ませていただいています。
ファッション界に大きな刺激と影響を与えてくださいましたし。
何より、ワタシが入社した会社の先輩でもありましたから。

本日掲載
最後の文章に震えました。
『自分が生み出し、約30年にわたって育てたブランドを手放した。
「ケンゾー」というブランド名は契約上、二度と使えない。
そのことがどれほど重いのか、理解していませんでした。』
ブランド名は、デザイナーにとってある意味自分自身とも言える。
もの創りを生業とし続けるのであれば、なおさらのことです。

比べるのが失礼なのは、重々承知ではございます。
が、ワタシは会社倒産に際し、何としてもcreate/mu商標が彷徨わない方法を探しました。
創業者でデザイナーはすべてひっくるめ、身も骨もブランド名も自分の一部だからです。

劇場で

前回お知らせした
『立川志の輔独演会』
落語デビューの友人が参加しました。

やっぱりすごい噺家 立川志の輔 
ゴホンゴホンと・・・咳なんぞしつつ CMか?隣の友人は大丈夫かと思ったらしい
スルスルっと噺が始まる
『みどりの窓口』超絶 志の輔師匠だから成り立つと断言する!
小説家・清水義範(しみず よしのり)さんの同名短編小説が原作。
そして清水先生から
「自分の作品はいつでも落語にしてよい」とのお墨付きをもらっているそうです。


原作から言葉を紡いで新作落語へ
落語もまた もの創り と言えましょう。

心地よいひと時を過ごしました。
ちなみにデビューの友人曰く
「新しい世界へ踏み込んだ・・」どうやら虜になるかも感あり。

齢を重ねてなお もの創りをさせていただける倖せ。

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優しいはき心地

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