いきなりですが、やはり、血と言うのは深いところで繋がっているんですね。
前回の記事にも書きましたが午前中、登山の疲れもあり家でまったりしていると電話が掛かってきました。
電話の相手は弟から。
大阪に就職している弟が久しぶり地元に帰ってきていると言うんで、何かして遊ぼうと言う事に。
そして弟が提案した遊びとは、
究極の泥団子造り。
その瞬間全身に電撃が走り、登山での疲労も一瞬で消え去り一つの感情に至りました。
シュールやぁ、メッチャ面白そう。 ただそれだけです。
早速行動開始
泥団子といえばまずは土探し。
思考回路をフル回転し、良い土がありそうな場所を徘徊。
そして、近くの公園にいい粘土質の土があったのを思い出し行ってみる事に。
ここでは子供と公園めぐりをしている経験が役立ちました。
無駄な事とは無いものです。
思った通りよさそうな土です。
せっせと土を集めます。
そして採取した土をふるいに掛けて、キメを細かくしていきます。
下準備に余念がありません。
何かお菓子作りのようです。
少量の水を加え丹念にコネテいきます。
そしてちょうど良い大きさに握り、三十分程寝かします。
完全に料理ですね(笑)
寝かしている間、コーヒーブレイク。
作業開始、寝かした団子に、艶を出すため先ほど少し残してあった土をかけながら磨いていきます。
土をかけては磨き、土をかけては磨き。 ひたすら同じ作業を繰り返します。
約一時間この地味な作業を繰り返しました。
そして出来上がりがこれ。
「でっ!?」って感じです。
表面はひび割れが酷く、まったく艶はありません
何か使い込んだボロボロのサッカーボールみたいです(笑)
究極とは程遠い二つの丸い物体
どうやら究極とはまだまだ先のようです。
究極とは厳しきものです。
しかし、ふと一つの思いが過りました。
泥団子って本来、磨く物じゃなくて投げる物じゃね!?
そのしっとりした手触、その握りやすさ、その重量感。
その球体はどれをとっても投げつけるには究極です。
見事に炸裂した、二つの泥団子。
三時間かかって作った究極の泥団子の集大成がこれです。
ご視聴ありがとうございました。