「12」の後日談
ウチの母親と叔母は定期的に電話でお喋るするほどの
仲良しさん
先日のこと
母親が叔母の近況を僕に話した
そして「あんた叔母さんのこと(異性として)好きや
もんな」
ドキッとしたが子供の頃の古い話を持ち出しただけと
分かりホッと一安心
母親に対し初めて叔母と関係を持った時のことを要点
をかいつまんで話した
何時もは「何アホなこと言うてんのん」と言う母親が
絶句して固まる
宴会の時のことを思い浮かべれば余りにも生々しい状
況ですから
普通の家庭なら自爆行為ですが我が家では攻撃は最大
の防御なりです
ウチの母親は地元の名士のお嬢様
サマーウォーズほど浮世離れした家ではありませんが
~
最寄り駅でタクシーに乗り苗字を言うたら行ってくれ
るぐらいの家
お盆に集まる親族の人数はサマーウォーズを凌駕して
いる
祖父は地元の役所の事務方トップで実質役所を仕切っ
ていた人
そういう家の子なのでプライドは恐ろしく高い
家に瑕がつくことを何よりも嫌う
親族との電話を聞いていると「この人にデリカシーは
ないのか?」と思うほど家の内情をペラペラ喋るが~
後ろ指をさされるようなことはひた隠しにする
説明するのが面倒臭いので詳細は割愛しますが叔母は
父方の人なので普通は母親とは赤の他人なのですけど
も母方から見れば母親と叔母は従姉妹になる
というのが乗っかってるので尚更
ちなみに父親と母親は血縁が全くない赤の他人
ややこしいですね
僕の話を信じる信じないではなく信じたくない
叔母に「ウチの子がこんなこと言うてるんやけどホン
マ?」とは怖くて訊けない
母親にとって最強の墓場ネタ
みんなが集まる時に「うちの子あんたのこと好きなん
やで」と母親が言い
不意打ちを喰らった叔母が動揺
なんてことになったら大変なことになる
それを避けられるというのもある
言いかねない人ですからね
親ですから本気とも冗談とも取れるぐらいの言い方を
しておきながら
叔母がウチに来たら最初に僕のとこに来るやろ
兄貴にはよそよそしいけど僕には馴れ馴れしいやろ
「そういうことや」と駄目押しをする
我ながらいけずやと思います
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