間もなく節分、立春とは名ばかりの寒中、やがて来る春を待っている間が何か
期待に満ちている時期なのかもしれない。
息子の家に四ヶ月滞在して、帰宅したのが昨年十二月五日、ようやく元の一人
暮らしのリズムがもどってきた。
留守中、草だらけになっていたであろう庭は近所の友人が、私が手入れをする
よりもきれいに草むしりをして下さっていた。感謝と共に私に出来る事があれば
お役に立ちたいと心から思っている。
あまり庭がきれいになり過ぎているので春に山野草の芽が出てきてくれるのか
少々心配だけど・・・まっいいかっ!
唯一庭を赤や黄色で彩っていたセンリョウ(千両)の実はほとんど小鳥につつか
れ、その脇に植えているカラタチバナ(別名百両)の食べ残された実が二つ
三つ、地面にはうようにヤブコウジ〈別名十両)も赤い実をつけている。
久しぶりにスケッチ、しばらく遠ざかっていたので感覚がつかめない。
何事も続けなければ・・・・・
いつもなら今の時期部屋の中は蘭の花が次々に咲いていたのだけれど、留守
の間に弱ってしまって・・・・・もうたくさんの花を世話をするのが、おっくうになって
きたので蘭達に詫びながら縮小してしまった。
長年楽しませてくれてありがとうの心境です。それでも小さな鉢にして二十種類
くらいは育てている。カトレアの蕾が日毎に膨らんできた。
部屋の中で春を感じているのだろうか。