このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。
◆建築家の自邸・目次はこちらから
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自宅の外観イメージを考えています。
当初の趣旨としては、外観にはお金を掛けずに、内部を重点的に拘っていこうと思っていたのですが・・・
やはり、普通の窯業系のサイディングや、ガルバニウム鋼板等は趣味ではなく、本物の木の外装材が使えないか考えています。
その、イメージの根底にあるのは、新婚旅行で行ったフィンランドで見てきたアルヴァ・アアルトの自邸の雰囲気。
白く塗られたレンガと、グレーの木、と温かみのある木の建具の建物で、二人のイメージにぴったり。
我が家の建物の形はシンプルなので、同じ雰囲気にする事は叶わないけど、素材感は出来れば似せたいと思っています。
↑採用予定はこんな感じの外観なのですが、”防火地域内の45分準耐火建物の為”、そう簡単に木材を外壁に貼ることが出来ないです。
※45分準耐火構造:火災からある一定期間(45分)延焼等を防ぐ為に、外壁や柱・梁・床・天井・屋根に所定の防火性能をもたせなければならない建物。
その為、”45分準耐火構造”という認定を取得している建材のみ使用が許されるのですが、その該当となる商品は、私が見つけうる商品の中では、チャネルオリジナル株式会社のウィルウォールという商品のみ。
たっか~いですけど、いいんです。
始めは、横張りのベベルサイディングという貼り方でも検討していたのですが・・・
よくよく検討していると”45分準耐火構造”の認定を取得しているのは、T&Gパネルという平物のパネルのみ。
う=む。
この認定条件ていうのが曲者なんです。
準耐火構造の認定は、仕上げ材だけでは認定が取れません。
構造が木造でも、在来木造(一般的な木造住宅)か2×4(ツーバイフォー)とでも認定が違うのです。
そして、断熱の方法や、通気の有無によっても認定が異なります。
要は、耐火実験と違った利用法だと耐火性のが担保出来ないから・・・
そして、困った事に、このウィルウォールという商品は、外張り断熱工法での認定を取得していなかったのです。
むむむ・・・
念の為、メーカーに問い合わせしてみると、耐火実験は費用がかかる為、当面新規実験&認定取得の予定がない事を知らされました。
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私は、出来れば、充填断熱と外張り断熱の家の性能比較をしてみようと思っていたのです。
しかし、法令の制約でこの商品を使うには、両方とも充填断熱の住宅にしなければならなくなりました。
この絵は、左が外張り断熱、右が充填断熱で建てた時のイメージ。
どうもしっくりきません。
外壁に木を使う事を諦めれば、もっといろいろな外観を演出できるかも知れないのですが、やはり味気のないものになってしまいます。
コスト的には、モルタルやタイルを使った建物の方が安く建てられるのですが、一度欲が出てしまうと、なかなか元のシンプルなイメージに戻れません。
最後は予算次第なのですが、先にも述べた認定の絡みで、外装仕上げを変更すると、内部の石膏ボードの厚みが変わったりと、イロイロな所で影響がでてしまうのです。
また、サッシの大きさも、使うレンガタイルと木材の幅を考慮して決定する為、先に決めておきたいのです。
ですから、ここは、ある程度の覚悟を決めて、計画を進めていきたいと思います。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。
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自宅の外観イメージを考えています。
当初の趣旨としては、外観にはお金を掛けずに、内部を重点的に拘っていこうと思っていたのですが・・・
やはり、普通の窯業系のサイディングや、ガルバニウム鋼板等は趣味ではなく、本物の木の外装材が使えないか考えています。
その、イメージの根底にあるのは、新婚旅行で行ったフィンランドで見てきたアルヴァ・アアルトの自邸の雰囲気。
白く塗られたレンガと、グレーの木、と温かみのある木の建具の建物で、二人のイメージにぴったり。
我が家の建物の形はシンプルなので、同じ雰囲気にする事は叶わないけど、素材感は出来れば似せたいと思っています。
↑採用予定はこんな感じの外観なのですが、”防火地域内の45分準耐火建物の為”、そう簡単に木材を外壁に貼ることが出来ないです。
※45分準耐火構造:火災からある一定期間(45分)延焼等を防ぐ為に、外壁や柱・梁・床・天井・屋根に所定の防火性能をもたせなければならない建物。
その為、”45分準耐火構造”という認定を取得している建材のみ使用が許されるのですが、その該当となる商品は、私が見つけうる商品の中では、チャネルオリジナル株式会社のウィルウォールという商品のみ。
たっか~いですけど、いいんです。
始めは、横張りのベベルサイディングという貼り方でも検討していたのですが・・・
よくよく検討していると”45分準耐火構造”の認定を取得しているのは、T&Gパネルという平物のパネルのみ。
う=む。
この認定条件ていうのが曲者なんです。
準耐火構造の認定は、仕上げ材だけでは認定が取れません。
構造が木造でも、在来木造(一般的な木造住宅)か2×4(ツーバイフォー)とでも認定が違うのです。
そして、断熱の方法や、通気の有無によっても認定が異なります。
要は、耐火実験と違った利用法だと耐火性のが担保出来ないから・・・
そして、困った事に、このウィルウォールという商品は、外張り断熱工法での認定を取得していなかったのです。
むむむ・・・
念の為、メーカーに問い合わせしてみると、耐火実験は費用がかかる為、当面新規実験&認定取得の予定がない事を知らされました。
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私は、出来れば、充填断熱と外張り断熱の家の性能比較をしてみようと思っていたのです。
しかし、法令の制約でこの商品を使うには、両方とも充填断熱の住宅にしなければならなくなりました。
この絵は、左が外張り断熱、右が充填断熱で建てた時のイメージ。
どうもしっくりきません。
外壁に木を使う事を諦めれば、もっといろいろな外観を演出できるかも知れないのですが、やはり味気のないものになってしまいます。
コスト的には、モルタルやタイルを使った建物の方が安く建てられるのですが、一度欲が出てしまうと、なかなか元のシンプルなイメージに戻れません。
最後は予算次第なのですが、先にも述べた認定の絡みで、外装仕上げを変更すると、内部の石膏ボードの厚みが変わったりと、イロイロな所で影響がでてしまうのです。
また、サッシの大きさも、使うレンガタイルと木材の幅を考慮して決定する為、先に決めておきたいのです。
ですから、ここは、ある程度の覚悟を決めて、計画を進めていきたいと思います。
その気持ちよく分かります!ここをこうすると・・・ここを合わせるとなると、こっちもこうしたい。
いろんな考えが浮いては消え、デザインってなかなか上手くいかなくて悩みます(^^;)
かなり形が出来上がっているのであと少しですね!頑張ってください!
あと少し!
といきたいところなのですが・・・
まだまだ図面は出来上がっていません。
絵だけでは建物が建てられないのが建築の難しい所です。
今年は正月返上です!