2007年9月末に訪れたシカゴ・カナダ旅行のレポート第六弾。
今回はハミルトンの友人の自宅からモントリオール・ロレンシャン・ケベックシティと移動します。
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ハミルトンからモントリオールまではバスと電車を乗り継ぎほぼ一日がかりの移動。
モントリオールを拠点にロレンシャン、ケベックシティと観光する予定だったので、ここがこの旅最後の宿となります。
モントリオールは冬季オリンピックが行われた事で有名ですが、↑のノートルダム大聖堂が一番のお勧め。
このノートルダム大聖堂は、セリーヌディオンが結婚式を挙げたことで有名で、エレキトリック?な照明が斬新です。
私は、夜行われている"And there Was Light"という音楽と照明のショーを見たのですが・・・
ちょっとイマイチ。
普通に聖堂を眺めるだけがいいかもです。
翌日、宿の近くのバスターミナルから紅葉が有名なロレンシャンへ向かう。
モントリオールの市内を出ると、もうあたり一面赤く染まった山々がお目見え。
まだ、少し時期的には早いのだけど、そのグラデーションが格別です。
どの山も自然そのもので、植林のような偏在がないのでとっても綺麗なのです。
カメラで撮ったアングルだけが綺麗なんてことはなく360度見渡す限り紅葉の雲。
こんな素晴らしい紅葉は見たことがありません。
目的地はモン・トランブランというロレンシャン地方で一番高い山。
冬はスキー場になるこの山はゴンドラで山頂まで登る事が出来ます。
あいにく山頂まで登ると、雲が掛かってしまい綺麗なパノラマを満喫する事が出来なかったのですが・・・
ときおり雲が晴れ、見渡す景色は格別。
紅葉のピーク時には何処までも赤い絨毯が広がっていく事でしょう。
(↑の写真は麓に下りてきた所で撮った写真です)
このゴンドラが面白い。
ホテルの合間を縫って進む所があり、ちょっとした花やしき?気分。
ディズニーランドのアトラクション、ピーターパンにも通じるものがあります。
楽しい。
山の中腹や山頂からは複数のトレイル(遊歩道)が存在します。
私たちはその中で一番短いコースを散策しましたが、そのコースがまたグッド。
程よくハイキングが楽しめます。
途中展望ポイントや小さな滝も有り。
残念なのは天気が優れず、ず~~っと曇っていた事。
そんな中、数分だけは太陽が差し込んだのですが・・・
ピカー!っと光の差し込んだあたりがまばゆいばかりに光って宝石みたい。
と、言葉で表現すると大げさですがそれほど綺麗だったのです!
う~~ん。
この感動を伝えきれないのがとっても悔しいです。
---翌日---
翌日は、ケベックシティへ日帰り旅行。
メープル街道と呼ばれるカエデの並木道を一直線ケベックシティへと向かいます。
この日も昨日に続き、天気はよくない。
せっかくの景色も薄暗いもやの中に包まれてとてもじれったい。
ケベックシティのバスディーボに到着。
隣接の鉄道駅・バレ駅がなかなかいい建物。
レンガ積みのクラシカルな雰囲気。
外観はこんな感じ。
矩勾配(45度)よりキツイ屋根が実に印象的です。
ちょっと中世のお城みたい。
ケベックシティの市庁舎。
そう、ケベック州はカナダからの独立運動のまっただなか。
行き交う言葉フランス語で、レストランもフランス料理屋が多い。
カス・クレープ・ブルトンというクレープの人気店でクレープをいただく。
ハムや卵などの挟まったお食事クレープはなかなかの味。
スタッフが全員女性というものポイント。
トレゾール通りと呼ばれるアーティストが集う小道。
ケベックシティの観光スポットの一つなのですが・・・
ちょっと寂しげ。
カナダで何度も見かけたバス。
通学用のバスみたいなのですが、ずん胴でちょっと可愛らしい。
ケベックシティの最大の呼び物”フェアモント・ル・シャトー・フロントナック”
由緒正しきお城と思いきや・・・
実はコレ、ホテルなんです。
1893年に大陸横断鉄道開通に伴って建設された豪華ホテルで、フランスの古城をモチーフにアメリカ人建築家が設計したそうです。
ケベックシティの全景を眺めようと、セント・ローレンス川を横断するフェリーに乗り込む。
しかし、天気は崩れたままでぼんやりと死霊の巣食う館のようなフェアモント・ル・シャトー・フロントナックが見えるだけ。
ケベックシティはユネスコの世界文化遺産に指定されています。
1600年代ここにはフランスの植民地があり、交易の要衝として栄えていました。
その名残である、城砦と要塞は、いたって普通。
世界遺産という以外は特筆する所がありません。
結局の所、カナダは歴史の浅い国で、ヨーロッパの街で感じる感動はここにはなく。
ちょっとハリボテのハウステンボスのような印象でした。
やはり、カナダは自然が一番。
次回は絶対、カナディアンロッキーに行きたいと思うAkatukiでした。
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とりあえず、カナダ・シカゴ旅行のレポートはコレでおしまい。
HPにてここに紹介できなかった写真を掲載予定なのですが、自邸の設計に時間を割かなければならないので、いつになるか約束できません・・・
しばし、お待ちください。
■ハイドパーク&フランク・ロイド・ライト「フレデリック・C・ロビー邸」~シカゴ・カナダ旅行①
■フランク・ロイド・ライトの自邸&スタジオ・ユニティテンプル探訪~シカゴ・カナダ旅行②
■フランク・ロイド・ライトの玉手箱~オークパーク探索・全部見せます~シカゴ・カナダ旅行③
■建築の坩堝~ミース・ファンデ・ローエに珠玉の夜景~~シカゴ・カナダ旅行④
■地球上のブラックホール~ナイアガラの滝・トロント・ハミルトン~シカゴ・カナダ旅行⑤
■AkatukiのHPはこちらから
旅行の写真はこちらに掲載していく予定です。
今回はハミルトンの友人の自宅からモントリオール・ロレンシャン・ケベックシティと移動します。
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ハミルトンからモントリオールまではバスと電車を乗り継ぎほぼ一日がかりの移動。
モントリオールを拠点にロレンシャン、ケベックシティと観光する予定だったので、ここがこの旅最後の宿となります。
モントリオールは冬季オリンピックが行われた事で有名ですが、↑のノートルダム大聖堂が一番のお勧め。
このノートルダム大聖堂は、セリーヌディオンが結婚式を挙げたことで有名で、エレキトリック?な照明が斬新です。
私は、夜行われている"And there Was Light"という音楽と照明のショーを見たのですが・・・
ちょっとイマイチ。
普通に聖堂を眺めるだけがいいかもです。
翌日、宿の近くのバスターミナルから紅葉が有名なロレンシャンへ向かう。
モントリオールの市内を出ると、もうあたり一面赤く染まった山々がお目見え。
まだ、少し時期的には早いのだけど、そのグラデーションが格別です。
どの山も自然そのもので、植林のような偏在がないのでとっても綺麗なのです。
カメラで撮ったアングルだけが綺麗なんてことはなく360度見渡す限り紅葉の雲。
こんな素晴らしい紅葉は見たことがありません。
目的地はモン・トランブランというロレンシャン地方で一番高い山。
冬はスキー場になるこの山はゴンドラで山頂まで登る事が出来ます。
あいにく山頂まで登ると、雲が掛かってしまい綺麗なパノラマを満喫する事が出来なかったのですが・・・
ときおり雲が晴れ、見渡す景色は格別。
紅葉のピーク時には何処までも赤い絨毯が広がっていく事でしょう。
(↑の写真は麓に下りてきた所で撮った写真です)
このゴンドラが面白い。
ホテルの合間を縫って進む所があり、ちょっとした花やしき?気分。
ディズニーランドのアトラクション、ピーターパンにも通じるものがあります。
楽しい。
山の中腹や山頂からは複数のトレイル(遊歩道)が存在します。
私たちはその中で一番短いコースを散策しましたが、そのコースがまたグッド。
程よくハイキングが楽しめます。
途中展望ポイントや小さな滝も有り。
残念なのは天気が優れず、ず~~っと曇っていた事。
そんな中、数分だけは太陽が差し込んだのですが・・・
ピカー!っと光の差し込んだあたりがまばゆいばかりに光って宝石みたい。
と、言葉で表現すると大げさですがそれほど綺麗だったのです!
う~~ん。
この感動を伝えきれないのがとっても悔しいです。
---翌日---
翌日は、ケベックシティへ日帰り旅行。
メープル街道と呼ばれるカエデの並木道を一直線ケベックシティへと向かいます。
この日も昨日に続き、天気はよくない。
せっかくの景色も薄暗いもやの中に包まれてとてもじれったい。
ケベックシティのバスディーボに到着。
隣接の鉄道駅・バレ駅がなかなかいい建物。
レンガ積みのクラシカルな雰囲気。
外観はこんな感じ。
矩勾配(45度)よりキツイ屋根が実に印象的です。
ちょっと中世のお城みたい。
ケベックシティの市庁舎。
そう、ケベック州はカナダからの独立運動のまっただなか。
行き交う言葉フランス語で、レストランもフランス料理屋が多い。
カス・クレープ・ブルトンというクレープの人気店でクレープをいただく。
ハムや卵などの挟まったお食事クレープはなかなかの味。
スタッフが全員女性というものポイント。
トレゾール通りと呼ばれるアーティストが集う小道。
ケベックシティの観光スポットの一つなのですが・・・
ちょっと寂しげ。
カナダで何度も見かけたバス。
通学用のバスみたいなのですが、ずん胴でちょっと可愛らしい。
ケベックシティの最大の呼び物”フェアモント・ル・シャトー・フロントナック”
由緒正しきお城と思いきや・・・
実はコレ、ホテルなんです。
1893年に大陸横断鉄道開通に伴って建設された豪華ホテルで、フランスの古城をモチーフにアメリカ人建築家が設計したそうです。
ケベックシティの全景を眺めようと、セント・ローレンス川を横断するフェリーに乗り込む。
しかし、天気は崩れたままでぼんやりと死霊の巣食う館のようなフェアモント・ル・シャトー・フロントナックが見えるだけ。
ケベックシティはユネスコの世界文化遺産に指定されています。
1600年代ここにはフランスの植民地があり、交易の要衝として栄えていました。
その名残である、城砦と要塞は、いたって普通。
世界遺産という以外は特筆する所がありません。
結局の所、カナダは歴史の浅い国で、ヨーロッパの街で感じる感動はここにはなく。
ちょっとハリボテのハウステンボスのような印象でした。
やはり、カナダは自然が一番。
次回は絶対、カナディアンロッキーに行きたいと思うAkatukiでした。
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とりあえず、カナダ・シカゴ旅行のレポートはコレでおしまい。
HPにてここに紹介できなかった写真を掲載予定なのですが、自邸の設計に時間を割かなければならないので、いつになるか約束できません・・・
しばし、お待ちください。
■ハイドパーク&フランク・ロイド・ライト「フレデリック・C・ロビー邸」~シカゴ・カナダ旅行①
■フランク・ロイド・ライトの自邸&スタジオ・ユニティテンプル探訪~シカゴ・カナダ旅行②
■フランク・ロイド・ライトの玉手箱~オークパーク探索・全部見せます~シカゴ・カナダ旅行③
■建築の坩堝~ミース・ファンデ・ローエに珠玉の夜景~~シカゴ・カナダ旅行④
■地球上のブラックホール~ナイアガラの滝・トロント・ハミルトン~シカゴ・カナダ旅行⑤
■AkatukiのHPはこちらから
旅行の写真はこちらに掲載していく予定です。
え!そうなんですか?
カナダと聞くとスキーし放題な気がしますが、山がないのかぁ・・・
その代わり川でアイススケートとか出来そうですよね(笑)