戸建住宅のリノベーションが本格的に始まります。
今回は、水周りとLDKをメインにリノベーションする予定です。
リノベーションといっても新築の家同様にピカピカの内装にするということではなくて・・・
長年住み続けて”味”の出てきたちょっとレトロな内装を目指す予定です。
建築用語的には「エイジング効果」と言って石や木、レンガなどの本物の素材が長い年月を経て醸し出される独特の雰囲気を狙いたいと思っています。
しかし、だからといってわざとボロボロにした素材を使うのも好きでないので、新しい材料を使いながらその雰囲気を出す為のバランスを吟味して挑む予定です。
ちょっとイメージを作り出すのが難しいんですよね・・・
ただ、予算が幾らでもあるというわけでないので・・・
限られた予算の中で何所にお金を掛けて、何所は抑えるかというバランスも重要になります。
だからといって、始めから予算内で出来るであろう内容だけ提案するのも良くありません。
予算外ではあるけれども、例えばこんな暮らし方もあるというアイデアを提供するのも我々建築家の仕事であると思っています。
カタログ販売ではないので、指を挿してコレがいいと選んでもらうわけにはいきません。
また、お施主さんの要望だけが選択肢でないので、チョイスするかもしない空間の提案を打合せ時の会話から想像して、希望以上のプレゼンを作る必要があると思っています。
ちなみに、コレは寝室の場所を変えた際に足りない収納をどう補うかというスケッチ。
この方向では工事は行わない予定ですが、先に確認しておく事で詳細図を書き進めた後からの大変更なんて事がないので決して無駄ではありません。
キッチン廻りの収納量の確認。
本当は、水周りをリニューアルするついでに位置を移動して収納量を増やしたかったんですけど、費用を抑えたいということで、レイアウトの大幅変更はしない方向での提案となりました。
平面での確認だけだと、中に入れるもののイメージまでが簡単に出来ないのでスケッチで確認してもらいました。
最近のキッチンは食器洗い乾燥機やガスオーブンなどでスペースが埋まってしまう事があり、収納量が見た目以上に少ない事があるので注意が必要なのです。
最後に模型で全体を確認。
パースだと見せたい向きでお客さんに提示できますが、住む時はあらゆる方向から見たり収納を使ったりするので、動線や収納量などを確認してもらうのにはやはり模型が都合がいいですね。
部屋の中央に残る柱。
この柱をとる為の構造補強を行うか否か?
その費用は掛けずに他に予算を回したいという要望だったんですけど・・・
その必要性を再認識してもらうことが今回の模型の目的だったんですね。
打合せ前に現地を再確認していただいていたのもあり、やはり出来ることなら取り外したいと意見が変わってきました。
確認しておいてよかったです(^ー^)
解体時に梁の掛け方や金物の補強具合、基礎の様子などを確認し、他で補強が可能であれば撤去し進めたいと思っています。
と、今回で大分内容が詰まってきたのでコレから詳細図を作成し、使用材料などを吟味していきます。
---オープンハウス情報---
H.22.3.28(日)にAkatuki Houseの蓄熱式床暖房体験会をおこないます。
→蓄熱式床暖房体験会にご興味のある方はこちらで詳細をご確認ください。
今回は、水周りとLDKをメインにリノベーションする予定です。
リノベーションといっても新築の家同様にピカピカの内装にするということではなくて・・・
長年住み続けて”味”の出てきたちょっとレトロな内装を目指す予定です。
建築用語的には「エイジング効果」と言って石や木、レンガなどの本物の素材が長い年月を経て醸し出される独特の雰囲気を狙いたいと思っています。
しかし、だからといってわざとボロボロにした素材を使うのも好きでないので、新しい材料を使いながらその雰囲気を出す為のバランスを吟味して挑む予定です。
ちょっとイメージを作り出すのが難しいんですよね・・・
ただ、予算が幾らでもあるというわけでないので・・・
限られた予算の中で何所にお金を掛けて、何所は抑えるかというバランスも重要になります。
だからといって、始めから予算内で出来るであろう内容だけ提案するのも良くありません。
予算外ではあるけれども、例えばこんな暮らし方もあるというアイデアを提供するのも我々建築家の仕事であると思っています。
カタログ販売ではないので、指を挿してコレがいいと選んでもらうわけにはいきません。
また、お施主さんの要望だけが選択肢でないので、チョイスするかもしない空間の提案を打合せ時の会話から想像して、希望以上のプレゼンを作る必要があると思っています。
ちなみに、コレは寝室の場所を変えた際に足りない収納をどう補うかというスケッチ。
この方向では工事は行わない予定ですが、先に確認しておく事で詳細図を書き進めた後からの大変更なんて事がないので決して無駄ではありません。
キッチン廻りの収納量の確認。
本当は、水周りをリニューアルするついでに位置を移動して収納量を増やしたかったんですけど、費用を抑えたいということで、レイアウトの大幅変更はしない方向での提案となりました。
平面での確認だけだと、中に入れるもののイメージまでが簡単に出来ないのでスケッチで確認してもらいました。
最近のキッチンは食器洗い乾燥機やガスオーブンなどでスペースが埋まってしまう事があり、収納量が見た目以上に少ない事があるので注意が必要なのです。
最後に模型で全体を確認。
パースだと見せたい向きでお客さんに提示できますが、住む時はあらゆる方向から見たり収納を使ったりするので、動線や収納量などを確認してもらうのにはやはり模型が都合がいいですね。
部屋の中央に残る柱。
この柱をとる為の構造補強を行うか否か?
その費用は掛けずに他に予算を回したいという要望だったんですけど・・・
その必要性を再認識してもらうことが今回の模型の目的だったんですね。
打合せ前に現地を再確認していただいていたのもあり、やはり出来ることなら取り外したいと意見が変わってきました。
確認しておいてよかったです(^ー^)
解体時に梁の掛け方や金物の補強具合、基礎の様子などを確認し、他で補強が可能であれば撤去し進めたいと思っています。
と、今回で大分内容が詰まってきたのでコレから詳細図を作成し、使用材料などを吟味していきます。
---オープンハウス情報---
H.22.3.28(日)にAkatuki Houseの蓄熱式床暖房体験会をおこないます。
→蓄熱式床暖房体験会にご興味のある方はこちらで詳細をご確認ください。
前にブログにあったトレステージ浜田山がエル・デコの2月号に載っていて読みました。
そうですねぇ~。
インテリアコーディネーターさんも抱えている物件数が多いのでしょうから・・・
私のような仕事の進め方してたら、とても仕事こなせなくなってしまい難しいのでしょうね。
最近はお施主さんも相当勉強しているので我々の知らない事を希望してくる場合も多々有ります。
問題はその希望をそのまま取り入れるのか?
その意図を汲んで、メリットデメリットを整理し説明し、他の提案も出来るかというところだと思います。
企業で働いているとなかなかそういった事ができない状況かと思いますので、その方のやる気を引き出せるようコントロールする術が必要なのかもしれませんね。。。