![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/fb/9030d92011ddb2d7ef137f9bf3689794.jpg)
絆を深める家のキッチンはサンウェーブのピット(pitto)を採用しました。
出来ればIKEAのキッチンで周りの家具と調子を合わせたかったんですけれども・・・
やはり、IKEAのキッチンでは他のシステムキッチンに比べ制約が多く、コンパクトにイロイロなものを収納するには向いていないと判断したからです。
このサンウェーブのpittoはご覧のように複雑に扉がオープンし、様々なスペースを収納として利用できる優れものです。
![パタパタくん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/75/8a06061296560ec8bd226130f0840f14.jpg)
その一つがこのパタパタくん。
シンク下の限られたスペースを有効活用する優れもの。
包丁挿しやフキン掛け、レードル掛けなどが現れます。
汚してしまうと若干掃除しづらい※1という弱点がありますが、重宝する事間違いなしです。
本当はアミィというシリーズで採用している小回りなミニパタくんを使いたかったんですけれども、ピットでは利用不可という事で断念しています。
※1:パーツは取り外し可能で清掃できます。ただし、全て出さないと掃除できないのが難点かな?
![クイックポケット・クイイックパレット](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/12/728cd17b17287f253d42ed6bcc4f53b8.jpg)
そして、今回ショールームで見つけて採用したのがこのクイックポケットとクイックパレット。
棚下に綺麗に収納できるキッチンペーパーや調味料用の収納と水きり棚です。
(使わない時は棚下に折りたたんで収納できます。)
コレはいい。
もし、同じようなものを造作工事で作ろうと思ったらこんなにスマートに出来ないし、お金も掛かってしまう・・・
この極め細かすぎるオプションには完敗です。
パーツだけを販売してくれるといいんですけどね。
---
このように極め細やかな収納を可能にするシステムキッチン。
今回は食洗機やガスオーブンも採用している為、カウンター下の収納スペースをかなり取られる事になってしまいます。
その為、造作工事で作ることよりもより細かい対応が安価で可能なシステムキッチンを採用している訳ですが・・・
やはり少々デザイン的に宜しくない。
そこで、キッチンは極力シンプルにまとめて、キッチンパネルで挿し色を入れて家全体の雰囲気に溶け込むようにしています。
---
それでは、感動のビフォア・アフターをご覧下さい。
リフォーム前の写真とリフォーム語の写真を見比べられるように構成しています。
写真の上にマウスを持っていくとリフォーム後の写真に切り替わります。
写真上でマウスをクリックすると元のリフォーム前の写真に戻ります。
さらにダブルクリックでリフォーム後の写真になります。
→マウスオーバーしても画像が切り替わらない場合はこちらをクリックして別画面表示してください。
手前には冷蔵庫スペースとゴミ箱、炊飯器、電子レンジスペースを設けています。
乾物や調味料のストックなども兼ねたオープン棚は一番ゴチャゴチャする所なので、リビング側からは極力見えないように考えてあります。
突き当たりは、天井いっぱいのカップボード。
食洗機とオーブンで取られてしまった食器スペースをこちらの収納でカバーします。
リフォーム前のキッチンは対面型でもあるに係らずとても閉塞感のあるちょっと寂しげなキッチンでしたが、リフォーム後は家族との距離が近い開放的なキッチンとなっています。
→マウスオーバーしても画像が切り替わらない場合はこちらをクリックして別画面表示してください。
しかし、逆にキッチンの手元はリビング側からは丸見えになってしまいます。
その為、先程紹介したパタパタくんやクイックポケットなどの簡単に仕舞える工夫をしておく必要があります。
対面キッチンではありませんが、ダイニングと一体になったレイアウトの為寂しさを感じません。
冷蔵庫の中のものを取り出す際や、食器を取り出す時にリビング側を自然と振り向くレイアウトが効いているのかも知れません。
ここで、私がイメージしたのはダイニングで子供がお勉強をしているのを振り向きながらちょっかいを出すお母さんの姿。
また、お母さんの料理の下ごしらえを手伝う家族がこの写真のカットに込められています。
温かい家族の絆。
そんな生活のシーンを思い描きながら丁寧にプランニングさせて戴きました。
はたして、そのようにお子さんが育ってくれるのか?
また、そのようなライフスタイルが身につくのか?
それはもう少し年月が経ってみないと解らない事ですが、少しはそういった家族の絆を深める手助けにこの家がなってくれれば建築家冥利に尽きるという訳です。。。
今からもう数年後が楽しみでなりません(笑)
---絆を深める家・竣工写真---
![リフォーム後の平面図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/86/54fb3c79892e5d0ee40a8500126712a4.jpg)
リフォーム前と後の平面図です。
下記のリストより間取りの解説などご覧いただけます。
別の記事も併せてご覧下さい。
1.延べ16坪の間取りについて
2.多機能で使いやすいシンプルキッチン(当ページ)
3.家具工事の洗面化粧台・水廻りの収納
4.家族の気配を感じる死角のあるリビング
5.無駄なく空間を使いこなすリノベーションは水周りが鍵
→家族の絆を深める家の竣工写真はこちらからご覧いただけます
(Akatuki Design 一級建築士事務所 HPにて)
出来ればIKEAのキッチンで周りの家具と調子を合わせたかったんですけれども・・・
やはり、IKEAのキッチンでは他のシステムキッチンに比べ制約が多く、コンパクトにイロイロなものを収納するには向いていないと判断したからです。
このサンウェーブのpittoはご覧のように複雑に扉がオープンし、様々なスペースを収納として利用できる優れものです。
![パタパタくん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/75/8a06061296560ec8bd226130f0840f14.jpg)
その一つがこのパタパタくん。
シンク下の限られたスペースを有効活用する優れもの。
包丁挿しやフキン掛け、レードル掛けなどが現れます。
汚してしまうと若干掃除しづらい※1という弱点がありますが、重宝する事間違いなしです。
本当はアミィというシリーズで採用している小回りなミニパタくんを使いたかったんですけれども、ピットでは利用不可という事で断念しています。
※1:パーツは取り外し可能で清掃できます。ただし、全て出さないと掃除できないのが難点かな?
![クイックポケット・クイイックパレット](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/12/728cd17b17287f253d42ed6bcc4f53b8.jpg)
そして、今回ショールームで見つけて採用したのがこのクイックポケットとクイックパレット。
棚下に綺麗に収納できるキッチンペーパーや調味料用の収納と水きり棚です。
(使わない時は棚下に折りたたんで収納できます。)
コレはいい。
もし、同じようなものを造作工事で作ろうと思ったらこんなにスマートに出来ないし、お金も掛かってしまう・・・
この極め細かすぎるオプションには完敗です。
パーツだけを販売してくれるといいんですけどね。
---
このように極め細やかな収納を可能にするシステムキッチン。
今回は食洗機やガスオーブンも採用している為、カウンター下の収納スペースをかなり取られる事になってしまいます。
その為、造作工事で作ることよりもより細かい対応が安価で可能なシステムキッチンを採用している訳ですが・・・
やはり少々デザイン的に宜しくない。
そこで、キッチンは極力シンプルにまとめて、キッチンパネルで挿し色を入れて家全体の雰囲気に溶け込むようにしています。
---
それでは、感動のビフォア・アフターをご覧下さい。
リフォーム前の写真とリフォーム語の写真を見比べられるように構成しています。
写真の上にマウスを持っていくとリフォーム後の写真に切り替わります。
写真上でマウスをクリックすると元のリフォーム前の写真に戻ります。
さらにダブルクリックでリフォーム後の写真になります。
<![]() |
→マウスオーバーしても画像が切り替わらない場合はこちらをクリックして別画面表示してください。
手前には冷蔵庫スペースとゴミ箱、炊飯器、電子レンジスペースを設けています。
乾物や調味料のストックなども兼ねたオープン棚は一番ゴチャゴチャする所なので、リビング側からは極力見えないように考えてあります。
突き当たりは、天井いっぱいのカップボード。
食洗機とオーブンで取られてしまった食器スペースをこちらの収納でカバーします。
リフォーム前のキッチンは対面型でもあるに係らずとても閉塞感のあるちょっと寂しげなキッチンでしたが、リフォーム後は家族との距離が近い開放的なキッチンとなっています。
<![]() |
→マウスオーバーしても画像が切り替わらない場合はこちらをクリックして別画面表示してください。
しかし、逆にキッチンの手元はリビング側からは丸見えになってしまいます。
その為、先程紹介したパタパタくんやクイックポケットなどの簡単に仕舞える工夫をしておく必要があります。
対面キッチンではありませんが、ダイニングと一体になったレイアウトの為寂しさを感じません。
冷蔵庫の中のものを取り出す際や、食器を取り出す時にリビング側を自然と振り向くレイアウトが効いているのかも知れません。
ここで、私がイメージしたのはダイニングで子供がお勉強をしているのを振り向きながらちょっかいを出すお母さんの姿。
また、お母さんの料理の下ごしらえを手伝う家族がこの写真のカットに込められています。
温かい家族の絆。
そんな生活のシーンを思い描きながら丁寧にプランニングさせて戴きました。
はたして、そのようにお子さんが育ってくれるのか?
また、そのようなライフスタイルが身につくのか?
それはもう少し年月が経ってみないと解らない事ですが、少しはそういった家族の絆を深める手助けにこの家がなってくれれば建築家冥利に尽きるという訳です。。。
今からもう数年後が楽しみでなりません(笑)
---絆を深める家・竣工写真---
![リフォーム前の平面図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/57/f17d7fd79d3123410f7ba1894696f263.jpg)
![リフォーム後の平面図](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/86/54fb3c79892e5d0ee40a8500126712a4.jpg)
リフォーム前と後の平面図です。
下記のリストより間取りの解説などご覧いただけます。
別の記事も併せてご覧下さい。
1.延べ16坪の間取りについて
2.多機能で使いやすいシンプルキッチン(当ページ)
3.家具工事の洗面化粧台・水廻りの収納
4.家族の気配を感じる死角のあるリビング
5.無駄なく空間を使いこなすリノベーションは水周りが鍵
→家族の絆を深める家の竣工写真はこちらからご覧いただけます
(Akatuki Design 一級建築士事務所 HPにて)