このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。
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分筆協議中の建設予定地。
審議に3ヶ月くらい掛かるというので、あと2ヶ月ばかりは敷地境界線があいまいのまま。
そんなもんで、すこしづつ自宅のイメージを固める作業を始めました。
我々が設計を手掛けるお客さんでもよく雑誌の切り抜きを持ってくる人がいます。
言葉でイメージか伝えるよりも、やはり視覚でうったえた方がイメージを掴みやすい物。
私の場合は、理想のイメージを妻と共有する為にスクラップを作成しました。
しかし、この雑誌の切抜きというものが曲者で、大概は空間のイメージを伝えるものという以前に、美しくインテリアコーディネートされた虚構の生活観に惑わされてしまうものです。
例えば、キッチンに美しくフルーツが飾りつけられていたり、
壁面いっぱいの本棚には洋書の革背表紙の本が並べられていたり・・・
こういったインテリアがイメージを膨らませる重要なアイテムである事は間違いないのですが、実際の自分の生活と照らし合わせてインテリアを再構築して眺める必要が出てきます。
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私の場合は、
①穴蔵の様な書斎に絵のように切り取られた窓がほしいなぁ
②玄関から木漏れ日がこぼれる雰囲気。
休憩用に椅子が置ける余裕があるとなおいいなぁ
③吹き抜けのあるリビングに暖炉(ストーブ)が欲しいけど・・・
現実的にはちょっと無理かな?
④家具の扉に織物を使ってみたいあなぁ
⑤浴室から外の緑が少しでも見える間取りにしたいなぁ
とか、そんなイメージを持ちながらスクラップしていったのです。
他にも多数の写真を取り込みましたが、漠然と頭の中で考えている空間に近いものをスクラップしながら自分のイメージを固めていく作業になりました。
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しかし、コレラのイメージだけでは家は出来ません。
この玄関を作るには敷地のこの辺にないと・・・
浴室はこの辺にないとうまく光が取り込めないなぁとか・・・
アレコレ考えているとうまくプランが出来ません。
なんか福笑いのようにチグハグなプランが出来上がってしまいます。
そこで、コレラの作業はあくまでイメージを共有する為のものとして、他の角度からプランを構築していく事になります。
それは使い勝手だったり、これから産まれるであろう子供の教育方針だったり、二世帯住居の世帯間の距離の取り方だったり・・・
もちろん敷地周辺との調和と、太陽や風、雨との付き合い方など、様々な要因を考え抜いて家造りは進みます。
そうこうしている内に最初に抱いていた空間のイメージも忘れがち・・・
そんなんで、コレラのイメージを大切にと思い、今私のパソコンのスクリーンセイバーはこのスクラップ写真となっています。
ふと、気付くと写真が繰り返しめくられていく。
初心?を大切に。
使い勝手等を重視するばかりに味気のない住宅にならないよう細心の注意を払いながらプランを作成していきます。
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イメージ写真のスクラップですが、実際自分で作ってみたもの結構大変ですね。
1日掛けた作業で貯めた写真は20枚ほど。
いままで、さりげなくお客さんが持ってきたスクラップブックも結構手間隙掛けて持ってきてたんだなぁと改めて思いました。
皆さんも、家造りをする予定がありましたら早いうちからこの作業しておいた方がいいですよ。
「あれ?あの写真どの本にあったかなぁ・・・」
みたいに探す作業が大変。
いいな!と思ったものはその時に整理しておくのが得策です・・・
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■夢のマイホーム計画
設計士の自宅建設までの苦悩を日記に掲載しています。
建築家の自邸・二世帯住宅建設記の目次はこちらから
■道のりまでの第一歩”実家のリフォーム”が完成いたしました。
リフォームの全容はこちらからどうぞ
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分筆協議中の建設予定地。
審議に3ヶ月くらい掛かるというので、あと2ヶ月ばかりは敷地境界線があいまいのまま。
そんなもんで、すこしづつ自宅のイメージを固める作業を始めました。
我々が設計を手掛けるお客さんでもよく雑誌の切り抜きを持ってくる人がいます。
言葉でイメージか伝えるよりも、やはり視覚でうったえた方がイメージを掴みやすい物。
私の場合は、理想のイメージを妻と共有する為にスクラップを作成しました。
しかし、この雑誌の切抜きというものが曲者で、大概は空間のイメージを伝えるものという以前に、美しくインテリアコーディネートされた虚構の生活観に惑わされてしまうものです。
例えば、キッチンに美しくフルーツが飾りつけられていたり、
壁面いっぱいの本棚には洋書の革背表紙の本が並べられていたり・・・
こういったインテリアがイメージを膨らませる重要なアイテムである事は間違いないのですが、実際の自分の生活と照らし合わせてインテリアを再構築して眺める必要が出てきます。
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私の場合は、
①穴蔵の様な書斎に絵のように切り取られた窓がほしいなぁ
②玄関から木漏れ日がこぼれる雰囲気。
休憩用に椅子が置ける余裕があるとなおいいなぁ
③吹き抜けのあるリビングに暖炉(ストーブ)が欲しいけど・・・
現実的にはちょっと無理かな?
④家具の扉に織物を使ってみたいあなぁ
⑤浴室から外の緑が少しでも見える間取りにしたいなぁ
とか、そんなイメージを持ちながらスクラップしていったのです。
他にも多数の写真を取り込みましたが、漠然と頭の中で考えている空間に近いものをスクラップしながら自分のイメージを固めていく作業になりました。
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しかし、コレラのイメージだけでは家は出来ません。
この玄関を作るには敷地のこの辺にないと・・・
浴室はこの辺にないとうまく光が取り込めないなぁとか・・・
アレコレ考えているとうまくプランが出来ません。
なんか福笑いのようにチグハグなプランが出来上がってしまいます。
そこで、コレラの作業はあくまでイメージを共有する為のものとして、他の角度からプランを構築していく事になります。
それは使い勝手だったり、これから産まれるであろう子供の教育方針だったり、二世帯住居の世帯間の距離の取り方だったり・・・
もちろん敷地周辺との調和と、太陽や風、雨との付き合い方など、様々な要因を考え抜いて家造りは進みます。
そうこうしている内に最初に抱いていた空間のイメージも忘れがち・・・
そんなんで、コレラのイメージを大切にと思い、今私のパソコンのスクリーンセイバーはこのスクラップ写真となっています。
ふと、気付くと写真が繰り返しめくられていく。
初心?を大切に。
使い勝手等を重視するばかりに味気のない住宅にならないよう細心の注意を払いながらプランを作成していきます。
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イメージ写真のスクラップですが、実際自分で作ってみたもの結構大変ですね。
1日掛けた作業で貯めた写真は20枚ほど。
いままで、さりげなくお客さんが持ってきたスクラップブックも結構手間隙掛けて持ってきてたんだなぁと改めて思いました。
皆さんも、家造りをする予定がありましたら早いうちからこの作業しておいた方がいいですよ。
「あれ?あの写真どの本にあったかなぁ・・・」
みたいに探す作業が大変。
いいな!と思ったものはその時に整理しておくのが得策です・・・
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