■引越し業者比較でドタバタとお引越し～第78話

このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。

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自宅の建て替えには引越しがつきものです。
今回は、建設地から4駅ばかり都心から離れた亀有に仮住いする事が決定していたのですが・・・
いざ、引越しとなると荷物が多くて大変です。
前述していますが、祖父の家を母が相続で引き継ぐ事になり、今回の計画に至ったわけですが・・・

なにせ、40数年そこに存在していた家には大量の遺品？やらゴミやらが集積しており整理するのが本当に大変でした。
”もったいない”の塊である母が荷物を整理しようにもいっこうに進まない状況を見逃すわけに行かず、図面をそっちのけでここ1ヶ月引越し準備に時間を割いた格好になります。
いや、本当に図面が進んでいない・・・

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しかし、今まで建築家という立場でお客様の家の建て替えの現場を何度か見てきていたのですが、やはりその立場になってみるとコレほどまでに精神も体力も消耗するものだとも思ってもいませんでした。

序章であるマンションのリフォームの際は、同じ大きさの家にスライドしてきたので、物を減らすストレスは今回ほど少なかったのだと思うのですが、約30坪+物置4畳ほどの一軒家から40㎡ちょっと家への仮住いでは、持ち込める荷物の量が少なくて難航しています。

自分達の荷物に加え、祖父・祖母・先代の荷物も目を通してから処分方法を考えているので大変だったのだと思います。

家を新築する事は”喜び”であるはずが、今は本当に苦しいだけの状況。
大事にとってあった着物も数を減らさなければ保管できないし、瀬戸物も数が多すぎるので厳選しなければならない。
物を捨てる事に対する罪悪感と、諦める事の虚無感？、そして引越しの期日が刻一刻とせまるプレッシャーに押しつぶされそうで、母の疲れは大分溜まっているようです。
ですから、ここ数日嫁さんとは半別居状態で片付けやゴミ捨てを手伝っているような状況なのです。

とにもかくも、無事引越しが済んだら美味しいものをご馳走して苦労を労わないといけませんね。
コレも、建てる側の立場で初めて解った事。
引越しは大変ってのはもちろん解っているけど、”大変”という言葉以上のストレスがあるので、そういう気持ちをお客様に対しても酌んであげられたらなと思うわけであります・・・

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で、ここからが本題なのですが、引越し業者を選ぶのにNETの一括見積サイトを利用しました。
簡単な内容（現住所→移転先、もって行くもの等）を記載すると合計8社から見積が取れるというすばらしいもの。
私は、その見積を見て安い業者2社ぐらいに絞って本見積を頼もうと思ってたんですけど・・・

8社のうち7社から「やはり現場を見させていただかないと・・・費用は算出できません」と返事が。

しかたないので、順々に現地を見せて見積をお願いするんですけど、荷物整理の真っ只中にある我が家を見て、各社見積金額はバラバラ・・・
（さすがに8社に来てもらうと調整が大変なので4社だけに本見積頼みました）
結果から言うと、最後に見積に来た業者が一番安くなったんですけど、
始めの見積が20万円超だったんで、徐々に持っていくものを諦め、見積をお願いする度に荷物の数を減らしてお願いしたので、正直何処が安いのかわかりません（笑）

ただ、最後に見積に来た業者さんが引越し先の近所に支店があって、その日は暇なのでさらに値下げして金額を提示してくださったので、その業者に決める事にしました。
始めの金額の1/3ぐらいです！

今回は仮住いで、また新築して戻ってくる時もご利用下さいと大幅の値引きです。
引越しの日が木曜日というのも良かったみたいです。

ただ、あまりにも値引きしてくれたのでちょっと心配です。
コレは見積の時に頼まれてないんで追加ですみたいにボッタクられなければいいんですけどね。
まぁ、少しの追加は覚悟してるんですけど・・・

さて引越しまであと一週間。
大詰めであります。