子育て支援の家造り支援・助成金～親元近居助成・三世代住宅建設助成

新しい物件の設計をする際には役所調査といって、用途地域や建蔽率、容積率の確認、地区計画などがないかなど設計をする為の予条件を調査するのですが・・・

その過程で面白い助成制度を発見しました。
それは、「親元近居助成」というもの。
同じ区内に住んでいる親がいる場合に、近くに子育て世代の子供が新築や建売を購入した際に登記費用の一部を助成するというものです。

なるほど～。
そういう助成金制度があるんですね。
費用は上限で20万円という額。
ちょっと嬉しいですよね。

しかし、子供（15歳まで）が二人以上いる世帯のみ助成が受けられるといった条件なんですよ。
新築や購入する時期ってなんとなく第一子が生まれた直後や直前だったりすることが多いような気がするので、実はこの助成金を受けわれる世帯はそう多くないのかな？

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と、さらに調べてみると・・・
「三世代住宅建設助成」という制度もあることが解りました。
コレは親・子・孫等が共存する住宅を新築する事のほか、面積や部屋の数、耐火基準などをクリアする事で50万円の助成金を受けられるらしいのです。

この助成金は二世帯住宅を建築する場合には結構該当することが多そうですね。

こういった助成制度が他の区でもあるのか調べ切れていませんが、私の住んでいる荒川区にはありませんでした。。。
子供のいる家庭にお金をばら撒く事は簡単ですが、子育てを通じて家族の絆や、介護の問題などを改善する素敵な政策。
もっと、いろんな区でも取り入れられるといいですね。


→親元近居助成制度（東京都北区HP）
→三世代住宅建築助成制度（東京都北区HP

いずれも、北区の政策ですが・・・
三世代世帯転居費用助成といった引越し費用の助成もあったりと制度が充実しています。

子育て期は夫婦だけで子供の面倒を見るのが大変なので、こういった三世代住宅や隣居（近居）がもっともっと多くなるといいなぁって思います。
私自身、隣居のスタイルをとっているので実感として語れるのですが、やっぱいいですよ～。
子供の成長を親と共に楽しむことが出来、プライベートも保たれる。

是非、皆さんも親元の市町村の助成制度を調べてみてください。
近くに引っ越すだけでもお得な場合があるかもしれませんので！