■ビル・ゲイツ氏の原子力発電事業参入で今後のエネルギー産業はどうなる？

面白い事になりましたね。
ビル・ゲイツ氏の原発事業への参入。

私は、今の日本の原発政策には余り感心しなかったんですけど・・・
ゲイツ氏が行う次世代原発は劣化ウランを原料としてじっくり運転するので安全性が高い上、燃料の交換が１００年に一度でよいなどのメリットがイロイロあるようなんですね・・・


コレは面白い。


この原発が実用化が進めば、世界の産業構造（エネルギー構造）が大きく変わると思う。
もしかしたら石油や天然ガスに頼らずにエネルギーを作り出す事ができるようになる為、産油国や、発展途上国で躍起になって採掘している中国なども気が気でないかもしれませんね。
もちろん、国内の電力・ガス会社もちょっと心配な状況なのではないでしょうか？

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今回の東芝の功績は、コレまで日本が原子力発電に力を開発に磨きを掛けてきたからだと思うのですが・・・
逆に、もしこの次世代原発が主流になると、大量の核廃棄物を生み出す原発が現時点で多くある日本はちょっと遅れをとってしまいそうですね。
また、面積あたりの発電量が今の原発より落ちる事も想定されるので、土地の狭い日本はやはりエネルギー競争の中では不利のままかもしれません。

まだまだ詳細が良くわからないのですが、今後の進展がとても楽しみでなりません。

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しかし、先日TVで見ていて驚いたのですが・・・
バイオエタノールで発電した場合の排出したCO2って排出量の対象とはならないんですって。
知ってましたか？
どうやら、植物を原料としているので、それまで育つためにCO2をいっぱい分解してきたから、燃やして出たCO2は差し引きゼロにするだそうです。

なんだか私の頭の中は？でいっぱい。
数学の世界じゃありえませんよね。

大昔に固定化された炭素を燃やして二酸化炭素にした量だけを規制する。
森は破壊しても構わないということ？
（そのトウモロコシ畑を開拓する為に多くの森が失われている・・・）

こんなまやかしのエコエネルギーにはうんざりです。

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ビル・ゲイツ氏のこの次世代原発の真意は解りませんが、もし安全で安価な原発が開発されたら地球には救いの手になる事は間違いなしです。
金儲けの為でない、平和目的の地球資源を作るという志があって欲しいと願うばかりです。

しかし、そうなると石油や天然ガスの需要が大きく落ち込むので、その前に産油国は在庫を処分しようと投売り状態なんて事にならなければよいなぁって思ったりもします。
もしくは、産油国がお金を使って次世代原発の価格をコントロールし市場を支配するのか？

世界の均衡が崩れ戦争など起きないで欲しいものです。

全ては、ゲイツ氏の目的次第。
どんな世界を思い描いて私財を投じるのでしょうね・・・
僕らの子供に明るい未来を築いて戴きたいものです。