■インド・シムラへのお誘い～世界不思議発見をみたもので・・・

何度かこのブログにも登場しましたが、本当にいいところなんですよ。
混沌としたインドのイメージと明らかに異なる避暑地シムラ。
ここを拠点とした旅行は最高でした。

行き方等はHPのインドヒマーチャル編にもう少し詳しくかいたと思うのですが・・・



シムラの街並みはとても綺麗で気分が落ち着きます。
物乞いや野牛、引ったくりにぼったくりがほぼ皆無の平和な町でした。
最近はデリーからシムラまでの高山列車が世界遺産に登録されたの事で観光客が増えて、ちょっと雰囲気が変わってしまったかもしれませんが・・・
6年前に訪れた時はいい思い出しか残っていません。



なんといっても魅力的なのがコレラ周辺の村々（周辺といっても半日～一日がかり）の寺院。
ヒマラヤ杉を使った石と木材を組み合わせたハイブリット構造。
なんとも不恰好で今にも崩れそうなプロポーションが見事です。

僕はインド建築案内という神谷氏の著書を見てこの地に訪れてみようと思ったんですけど・・・
掲載されている地図は小さく、漠然としたものしかありませんでした。
それなので出発前に図々しくも神谷氏にメールを出して聞いてみたんですよ。

そしたら書店でヒマーチャルプラディッシュ地方の地図が売っているのでソレを買ってタクシーのドライバーに言えば連れてってもらえますよっての事だったんです。



ビーマカーリー寺院、テオッグ国王宮、ビジャト寺院まではなんとか知名と本の写真を頼りにたどり着けたんですけど・・・
ここカダラン村にたどり着くのは至難の業でした。
偶然、宿泊する事になったレストランのおっちゃんが知っていたから良かったものの一時期はどうなるものかと・・・



でもこうやって笑顔で村に迎えてくれたらそんな苦労も吹き飛んでしまいます。



しかし、どの建物も独特で凄く魅力的。
なんとなく日本の建築に通じるところがあるから余計そう感じるのでしょうか？



今回こうして世界不思議発見で取り上げられた事で、私のようにこの地域に行きたがる人が増え、その方に少しでも情報をと思ってまた記事にしました。



世界遺産に追加登録されたカールカー＝シムラー鉄道。
来る時は夜行列車で眠気眼でテンションあがりませんでしたが、帰りの電車は違います。
僕にもやはりテツの血が少し入っているみたい（笑）

■インドヒマーチャル地方・シムラの旅行記はこちらからご覧ください