先日、4月に発売される予定の雑誌のゲラが送られてきました。
ゲラとは出版物をチェックする為の校正用の原稿の事。
今回は、Akatuki Houseを大きく紙面で取り上げていただく事になっていたので、その仕上がりが非常に楽しみだったのです・・・
送られてきたゲラのPDFファイルを開くと一面に大きく洗濯収納の写真。
う~ん。
なかなかいいじゃないですか。
撮影の時には照明などなしで、テキパキと撮影していたので写真の仕上がりもちょっと心配していたのですが、実に上手く特徴を捉えていてカット割りもGOOD。
そして、やはりさすがだなぁ~と思うのはその文章がまた素晴らしいのです。
話のポイントが的確で、その場の雰囲気や使い勝手、イメージをす少ない文字でビシッと決めているんですね。
やはり、本職は違いますね。
私のブログのように、頭の中のモヤモヤを整理しきれないうちに書き出している原稿とは違い、整理されていて読みやすい。
なんか、私のblogの文章も書いて頂きたいと思ってしまいます(笑)
---
さて、今回は紙面にてAkatuki Houseの建設費も公開されます。
実はちょっとコレには不安がって、建設費という数字だけが一人歩きしないかという事。
恐らく、額面だけを見るとかなり割高の建設費だと感じると思うのですよね。
建物の高い安いは全体的な仕上げで決まる部分の他に、写真や図面などからは簡単には想像できない「見えないコスト」が多く含まれています。
私の自宅の場合は、特に防火上の制約や地盤が軟弱であったり、構造・断熱性能など建築家として満足できる「安全性」と「快適性」の担保。そして実験的な蓄熱式床暖房の導入など一般ユーザーの平均を上回る要望を取り入れている事。
また、目先の建設費ではなくランニングコストを重視し、エイジング効果(使い込む事で味のでる素材)などを見込み本物志向の家造りをしている為に割高となっている部分があるのです。
他にも最低高さ7m以上という条件の中で外壁面積などが通常より約2割増しになっている事などなど・・・
また、坪単価は延べ面積あたりの工事費となっているので、小屋裏部分の床面積などを加算した施工坪あたりの単価は紙面に表示の坪単価よりは安い事になります。
こういう紙面上の坪単価は、掲載させる業者(設計事務所や工務店)の思惑によってある程度コントロール可能で、安く見せ受注につなげようという発想もできます。
しかしながら、私の仕事は工事を請け負う事ではなく、お施主様のお宅を設計し、新しい家での生活を思い描く事です。
ただ単に安い建物を建てるという事だけの比較にならないためにもできる限り正直に公開させていただいてます。
ただ、紙面の書式の関係で若干コストがクリアでない部分がありますが、その点は予めご了承ください。
---
という訳で建設費は建設費として捉え、家の内容に目を向けて戴けたらと思いますm(_ _)m
実際の家造りのご相談の中では、お施主様のご予算に応じた提案でコストコントロールを行っております。
お施主様の趣味嗜好、ライフスタイルに応じた家造りのお手伝いをさせて戴いております。
それでは、書籍が発行されましたら改めて紹介させて戴きます。
ゲラとは出版物をチェックする為の校正用の原稿の事。
今回は、Akatuki Houseを大きく紙面で取り上げていただく事になっていたので、その仕上がりが非常に楽しみだったのです・・・
送られてきたゲラのPDFファイルを開くと一面に大きく洗濯収納の写真。
う~ん。
なかなかいいじゃないですか。
撮影の時には照明などなしで、テキパキと撮影していたので写真の仕上がりもちょっと心配していたのですが、実に上手く特徴を捉えていてカット割りもGOOD。
そして、やはりさすがだなぁ~と思うのはその文章がまた素晴らしいのです。
話のポイントが的確で、その場の雰囲気や使い勝手、イメージをす少ない文字でビシッと決めているんですね。
やはり、本職は違いますね。
私のブログのように、頭の中のモヤモヤを整理しきれないうちに書き出している原稿とは違い、整理されていて読みやすい。
なんか、私のblogの文章も書いて頂きたいと思ってしまいます(笑)
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さて、今回は紙面にてAkatuki Houseの建設費も公開されます。
実はちょっとコレには不安がって、建設費という数字だけが一人歩きしないかという事。
恐らく、額面だけを見るとかなり割高の建設費だと感じると思うのですよね。
建物の高い安いは全体的な仕上げで決まる部分の他に、写真や図面などからは簡単には想像できない「見えないコスト」が多く含まれています。
私の自宅の場合は、特に防火上の制約や地盤が軟弱であったり、構造・断熱性能など建築家として満足できる「安全性」と「快適性」の担保。そして実験的な蓄熱式床暖房の導入など一般ユーザーの平均を上回る要望を取り入れている事。
また、目先の建設費ではなくランニングコストを重視し、エイジング効果(使い込む事で味のでる素材)などを見込み本物志向の家造りをしている為に割高となっている部分があるのです。
他にも最低高さ7m以上という条件の中で外壁面積などが通常より約2割増しになっている事などなど・・・
また、坪単価は延べ面積あたりの工事費となっているので、小屋裏部分の床面積などを加算した施工坪あたりの単価は紙面に表示の坪単価よりは安い事になります。
こういう紙面上の坪単価は、掲載させる業者(設計事務所や工務店)の思惑によってある程度コントロール可能で、安く見せ受注につなげようという発想もできます。
しかしながら、私の仕事は工事を請け負う事ではなく、お施主様のお宅を設計し、新しい家での生活を思い描く事です。
ただ単に安い建物を建てるという事だけの比較にならないためにもできる限り正直に公開させていただいてます。
ただ、紙面の書式の関係で若干コストがクリアでない部分がありますが、その点は予めご了承ください。
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という訳で建設費は建設費として捉え、家の内容に目を向けて戴けたらと思いますm(_ _)m
実際の家造りのご相談の中では、お施主様のご予算に応じた提案でコストコントロールを行っております。
お施主様の趣味嗜好、ライフスタイルに応じた家造りのお手伝いをさせて戴いております。
それでは、書籍が発行されましたら改めて紹介させて戴きます。