ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■実家の契約から引渡し~こんな簡単に~第26話

2006-04-27 16:36:15 | ■建築家の自邸・構想~建築、竣工まで
実家のリフォームが完成し契約に漕ぎつけてからの約二週間。
工務店から引渡しを受け、残金の振込みやら物件売買の為の書類の手配など大忙しでした。

不動産を売買するにあたり、権利書を紛失してしまっていた我が家。
権利書自身は失くしてしまっても売買は出来るのですが、その為の手続きが煩雑になってしまいました。

方法は三つあるらしいのですが、
①登記の申請をする
   :売主宛に法務局から通知。
    本人限定郵便で受け取る。

②事前に売主を確認?
   :司法書士に事前に本人確認を行う。
    書面にて本人に間違いが無いことを確認。

③公証人役場に赴く
   :売買当日に所有権移転登記の委任状を公証人に書いてもらう。

と、内容は完全に理解し切れていないのですが③が一番安く済むという話で今日は公証役場に行ってきたのです。

※①、②は再登記するので十数万円掛かるが③は3,500円で済みました。

権利書は無いけれども、
司法書士さんに権利移転の権限を与えてくださいという委任状に公証人の印鑑を頂くもの。
一回で済ます為に引渡し当日に公証人の面前で署名捺印を行いました。
こういう法的なことは、普段の設計業務からは良く解らない事で当事者になった事でいい経験になりました。

でも、重要な書類の割には結構いい加減なところがあって、母が住所を書くの忘れていたのですが、結局後で書き足していました。
コレでいいらしいのです。

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さて、その委任状を持って不動産会社と待ち合わせの銀行へ。
銀行の一室が借りてあってそこで引き渡して手続きを行ったのです。

銀行につくと、行員さんが業務を行っている中を通り抜け奥の部屋へ通されました。
普段は入り込めない銀行の裏側。
どうなっているのかなと期待して踏み込んだのですが・・・
綺麗に内装された受付の雰囲気とはうって変わり、寂れた事務所ビルのような所に通されたのです。

これから、大きなお金が動くってのに・・・

そういう大事な部屋は、アプローチ含めキチンと構えていてくれなくては・・・
と思うのです。
地方の銀行だからなのでしょうか?
ちょっとイメージダウンですよね。

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引渡しはというと、不動産屋さんの担当者、司法書士の方、売主である私の母、それと買主のお客様と私というメンバーで行いました。

席に着くなり、ではこの書類に目を通して間違えなければ印鑑を押してください。
身分証を確認させていただいてよいですか?
印鑑証明書はお持ちですか?
先に、領収書に署名を。
では、息子さんはこちらにお母様の名前代筆でいいので書いてください。
・・・

と、目の前に書類と印鑑が飛び交いあれよあれよと進んでいく。

では、登記の書類が整いましたので引渡しを。

まずは小切手の額面に誤りがない事を確認してください。

よろしいですね。

では、先ほど署名捺印した領収書の方をお渡しください。
続いて鍵も・・・

とあ~っという間終了。
20分ほどで完了であります。

正直拍子抜けですね。

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その他、マンションの管理会社の区分所有者変更届やら、支払い済みの管理費や修繕積立金の受け取り。
なんと、固定資産税まで日割り計算で戻ってきたのです。

私は固定資産税までワリカンになるとは思っていませんでした。
少ないながらもちょっと嬉しいですよね。

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次に頂いた小切手を現金化する為に別の銀行へ。

書類に署名して額面を書き、通帳を渡したら・・・
「では、2営業日にこの額面が入金されるのでご確認ください。」

と、これもあっという間。

本人確認も
顔写真のない健康保険証での確認のみ

印鑑も必要ないのだ・・・

う~ん。
小切手の現金化がこんなにも容易だなんて正直驚いた。
万一、小切手を紛失したら(受取人に名前の入っていない小切手だった)、誰でも現金化出来てしまうのだ

多分その為に、二日後に入金されるような仕組みがあるんだろうけど・・・

今回の引渡しの経験を通して、銀行のお金って実はあまり守られていないんだなぁと危機感を感じました。

印鑑を紛失しても、簡単に銀行の届出印は変更できるし、顔写真のない身分証明書で事足りちゃうんですから。

ともあれ、そんな銀行からお金を借りないと家を建てられない。
複雑な気持ちです。

だって住宅ローンで1000万~1500万円は余分に支払う事になるんですよ。
それなのに、こんな金融機関に頼まざるを得ない。
う~ん。
でも、しょうがないですね。
気を取り直してローン相談へと駒を進めます!


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■夢のマイホーム計画
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