■風景を切り取る窓～建築家の自邸第104話

このコーナーではakatukiが自宅建設の為に日々奮闘する様子を記事にしております。
自宅建設と同時進行で書き綴っている為、初めて記事を読まれる方は第一話からご覧ください。
すこしづつ更新していきますので、お引き立ての程宜しくお願いいたします。

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サッシが取り付きました。
外周部は構造用合板が貼られだんだんと家の形が見えてきました。



ガラスは全てペアガラスを採用しています。
軒を出しているので、冬の日射取得を考慮してLOW-Eガラスは使っていませんが、防犯の為に一階と足掛かりのある窓のガラスは防犯ペアガラスとしています。



ペアガラスは重量があり重く運搬が大変です。
ガラスを運ぶのにこの吸盤を使います。



狭い敷地内で運搬する時にはガラスの端だけを持って運ぶのが困難なため、このように吸盤が役立つわけです。



予めサッシの取り付け位置に合せて開口枠を取り付けています。



リビングの窓からの眺めを確認。
若干他の建物が見えますが、空が大部分を占めて気持ちよいです。



最後まで悩んだ寝室の窓。
網戸と開き勝手の関係などで悩みに悩んで決めたオペレーターハンドルだったんですが・・・
ヤッパリ格好悪いですね。
しかし、性能を満たす為にはしかたがない・・・
不恰好なハンドルもすぐ見慣れるかなぁ。



最近ガラス運がないようで・・・

間違って指定したガラスと違うものが入っていました。
ここも最後まで悩んでいたのですが、隣地側の建物越しの窓は型ガラス（摺りガラス）にする筈だったんですね。



それと対になる親世帯を向いた窓は正解の型ガラスとなっているんですが・・・
比較してみるとやっぱり透明のガラスにしたくなってしまう私。
ここは、左右のガラスを交換してもらう事でOKとしましたが、ガラスの種類一つでコレだけ雰囲気が違うという事が良く解ります。

実験的な意味も込めてチグハグではありますが冒険したいと思います。



親世帯から見た庭です。
駐輪場の屋根越しですが充分な光が注いでいます。
これから外構のデザインイメージを膨らませていくのですが、コンパクトながら素敵なお庭が出来ればいいなぁと思っています。



裏の道路から眺めるとこんな感じです。
室内から見える景色を切り取るのとは反対に、周囲からの視線も気にしなければなりません。
浴室周りのテラスの目隠しなど詳細デザインをこれから詰めていきます。



親世帯のサッシ周りはウェザータイトという防水部材を利用しています。
サッシ裏に雨水が回りこまないようにするための部材で、更に透湿防水シートを施工して完成です。



防水テープを施工しています。
合板の継ぎ目に全て目張りしています。




そのテープは屋根から順に下に貼り下げていくのですが・・・
テープがついている姿が可愛らしくて思わずパシャリと。

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忙しくて今週は全く現場に行けなかったのでコレは先週の話。
土曜日に現場に行く予定ですが、何処まで進んでいるか少し楽しみであります。
ただ、詳細を検討しなければいけないところが先延ばしになっているのであまり現場が進んでもらいたくない気持ちも少々。

時間が足りませ～ん。