今日は打合せや問い合わせ等が重なりとてもドタバタしてしまいました。。。。
落ち着いたところで、娘が擦り寄ってきてペタッて肩に寄りかかってきた時はなんだか嬉しかったですね~(´ー`)
さて、真面目な?建築の話し。
いつも思う事なんですけれども、間取り図(平面図)やスケッチ(パース)よりも圧倒的に模型の方が空間が伝わりやすいなあって。
打ち合わせの基本は平面図になるのだけども、ただの薄っぺらい紙切れで、造り上げたイメージを表現するはとても難しいんですよね。
見慣れたマンションの間取りならともかく、立体的な構成が見せ場な建物や視線の繋がりやを考えた建物であればあるほど平面図だけでは伝えきれないものです。
そこで、ある一定の立ち位置からの眺めを伝えられるようにスケッチパースを書くのですが、これも万能ではないんですね。
出来るだけ正確にパース技巧に基づいて作図するんですけど、やはり実際の見た目より空間を狭く感じてしまったり、逆に広く感じてしまったりで(スケッチの周辺部では歪みが大きくなる)、焦点距離の設定や視線の方向などでその具合が変化するので難しいのです。
コレは写真においても同じ事だと思うのですが、広角のレンズにするか?望遠レンズにするかで絵の歪みや奥行きが変るように、人間の見たままの世界を二次元で表現することの難しさがあるわけです。
---
一方、模型だと三次元のモデルである為、視点を変えながら実際の奥行きや空間の大きさなどを把握する事が出来ます。
この違いはとっても大きい様に感じます。
実際、図面を書く我々も、平面図上だけのシュミレーションではいい間取りは作る事が難しく、模型に手を加えながら、図面を直すという作業を繰り返すわけです。
模型の中を散策する事で、図面では気づけなかった発見や、逆に問題点なども浮き彫りにされます。
ただし、模型の弱点は、目線を模型の中に完全に投影できない事。
模型に比べ目の大きさや目の離れが大きいので、模型で見る空間も実は違って見えてしまうのです。
この場合は、パースの方に軍配が上がって、例えばキッチンに立つとどんな風にダイニングやリビングが見通せるのか?などといった情報はパーススケッチの方が上手く伝えられる事になります。
(インテリアのディテールなどの細かい情報もパースに軍配)
---
でも、そんな細かい話はお施主様に説明をする必要がなく、僕らが裏でチェックすればいい事なんですけど。。。。
窓の設け方や、ドアの位置など上手く計算して視線をコントロールできた時は嬉しい限りです。
引き渡した後に、その細かい計算が直接的にお施主さんに伝わる事がなかったにしろ、なんとなく気持ちの良い空間、居心地の良い家だと感じてもらえればいいわけです。
その、細かい気遣いや努力の積み重ねが間取りを組み立てる上で、特に重要だと思っています。
ですから、模型があればそれで充分だということはなく、模型とパースとのダブルチェックが重要かなぁって。
と。と。と。。。
あれ・・・タイトルに反して両方重要な事になっちゃいました(笑)
blog書いている内に話の方向性がそれてしまいました・・・・
落ち着いたところで、娘が擦り寄ってきてペタッて肩に寄りかかってきた時はなんだか嬉しかったですね~(´ー`)
さて、真面目な?建築の話し。
いつも思う事なんですけれども、間取り図(平面図)やスケッチ(パース)よりも圧倒的に模型の方が空間が伝わりやすいなあって。
打ち合わせの基本は平面図になるのだけども、ただの薄っぺらい紙切れで、造り上げたイメージを表現するはとても難しいんですよね。
見慣れたマンションの間取りならともかく、立体的な構成が見せ場な建物や視線の繋がりやを考えた建物であればあるほど平面図だけでは伝えきれないものです。
そこで、ある一定の立ち位置からの眺めを伝えられるようにスケッチパースを書くのですが、これも万能ではないんですね。
出来るだけ正確にパース技巧に基づいて作図するんですけど、やはり実際の見た目より空間を狭く感じてしまったり、逆に広く感じてしまったりで(スケッチの周辺部では歪みが大きくなる)、焦点距離の設定や視線の方向などでその具合が変化するので難しいのです。
コレは写真においても同じ事だと思うのですが、広角のレンズにするか?望遠レンズにするかで絵の歪みや奥行きが変るように、人間の見たままの世界を二次元で表現することの難しさがあるわけです。
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一方、模型だと三次元のモデルである為、視点を変えながら実際の奥行きや空間の大きさなどを把握する事が出来ます。
この違いはとっても大きい様に感じます。
実際、図面を書く我々も、平面図上だけのシュミレーションではいい間取りは作る事が難しく、模型に手を加えながら、図面を直すという作業を繰り返すわけです。
模型の中を散策する事で、図面では気づけなかった発見や、逆に問題点なども浮き彫りにされます。
ただし、模型の弱点は、目線を模型の中に完全に投影できない事。
模型に比べ目の大きさや目の離れが大きいので、模型で見る空間も実は違って見えてしまうのです。
この場合は、パースの方に軍配が上がって、例えばキッチンに立つとどんな風にダイニングやリビングが見通せるのか?などといった情報はパーススケッチの方が上手く伝えられる事になります。
(インテリアのディテールなどの細かい情報もパースに軍配)
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でも、そんな細かい話はお施主様に説明をする必要がなく、僕らが裏でチェックすればいい事なんですけど。。。。
窓の設け方や、ドアの位置など上手く計算して視線をコントロールできた時は嬉しい限りです。
引き渡した後に、その細かい計算が直接的にお施主さんに伝わる事がなかったにしろ、なんとなく気持ちの良い空間、居心地の良い家だと感じてもらえればいいわけです。
その、細かい気遣いや努力の積み重ねが間取りを組み立てる上で、特に重要だと思っています。
ですから、模型があればそれで充分だということはなく、模型とパースとのダブルチェックが重要かなぁって。
と。と。と。。。
あれ・・・タイトルに反して両方重要な事になっちゃいました(笑)
blog書いている内に話の方向性がそれてしまいました・・・・
図面の見方がよく分からない私でも
どんな風になっているのか一目で
判るのでとても助かっています。
でも、図面より模型の方が用意するの大変
なんでしょうね・・・。
やっぱり視覚!!で、自分で創造してもらう。
私は仕事で社長や経理担当者と会って
お金の話をすることになるけれど、
いろんな例をあげてもピンと来ないらしい。
そこで数字、データーを見せると
頭の中でいろいろと考えてくれるみたいですね。
でも一番効果的なのはプラスαー部分。
熱意ですかな?
そうですねぇ~。
模型を造るのは時間が掛かりますが、図面書いている時より格段に面白いんですよ。
半分は趣味の世界です(笑)
>やっち~さん
建築でも、数字で説明するとわかりやすい点もありますね~
でも、快適さの指数やデーターってなかなか示せなくて、やはり視覚にうったえるプレゼンが重要になります。
あ~そうそう熱意も重要ですよね!
もちろん見せ掛けじゃなくて本当の熱意をもって接しないと(^O^)/