2006年12月26~2007年1月5日に訪れたモロッコ・スペイン旅行の写真②
今回はスペインのアンダルシア地方(アルヘシラス・ロンダ・コルドバ)の写真をお伝えします。
■モロッコ旅行(カサブランカ・フェズ・タンジェ)の写真はこちらからご覧ください。
■スペイン旅行②(グラナダ・バルセロナ)の写真はこちらから
■アントニオ・ガウディ作品(サグラダファミリア・グエル邸)はこちらからご覧ください。
■アントニオ・ガウディ作品(カサ・バトリョ)はこちらから
■アントニオ・ガウディ作 グエル公園、カサ・ミラはこちらから
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モロッコのタンジェより高速フェリーでスペインのアルヘシラスという町に到着。
本当は、この日はロンダまで移動するはずだったのですが・・・
電車がなくなってしまって・・・
急遽宿を探して泊まったこの街。
しかし、以外にこの街の雰囲気は良かった。
それはモロッコからスペインに移ったばかりだからというのもありますが、上の写真のような綺麗なイルミネーション&バルと呼ばれる大衆居酒屋?の雰囲気がとっても良かった事。
観光客の数もほとんどなく、地元客で溢れかえったバルはとても魅力的でした。
翌朝7時発の列車で暗闇の中ロンダへ電車で向かう。
次第に明るくなると共に、山間から覗く景色が素晴らしい!
朝焼けに照らされた山々は赤白く輝き、朝もやがピンクのベールとなって迎えてくれたのです。
写真では色がなかなか伝えきれませんが、品のいいピンクの中を電車は揺れて進みとても幻想的でした。
旅ってコレだから好き。
偶然この時間にこの列車に乗った私達。
このシュチエーションは想像だにしなかった為、感動はひとしお。
う~ん最高!
到着したロンダは渓谷にそびえる都市。
この絶景は格別。
新市街と旧市街を繋ぐヌエボ橋。
この街は地球の歩き方にも2~3ページしか紹介されていない小さい街なんだけど、もうちょっと知名度が高くてもいいんじゃないのかな?
この渓谷を囲む景観は男的にはツボ。
この街名物は、先ほどのヌエボ橋とこの闘牛場。
スペイン最古の闘牛場で保存状態も良い。
円形の中心に立つと何だか気持ちい・・・
しかし、それ以上に整備された土の上に立つだけでなんか力がみなぎる感じを受ける。
大勢の観客から声援を受けて戦う闘牛士はさぞかし気持ちが良い事だろう。
次の街コルドバには例によって暗くなってから到着。
昼過ぎに電話予約した宿はメスキータ裏手の立地のいい宿。
あまり期待してなかったんですけど・・・
この宿がいい。
中庭(パティオ)にレストランがあり私が描いていたアンダルシア地方の情景そのまま。
私のイメージではこの中庭でギターやら歌と共にワインを飲むのがこの地方・・・
と勝手に決め付けていたのです。
しかし、このレストランで頼んだイカ墨料理が格別!
黒すぎないガーリック風味のイカ墨にまったりとやわらかいイカがなんともいえず美味かった。
あと、ここで飲んだサングリアも美味しかったなぁ。
コルドバといえばメスキータを望む対岸からの眺め。
ローマ橋から眺めが最高!と思っていたのですが・・・
なんと、その橋が工事中。
対岸に渡るにも橋がない・・・
あれよあれよという間に日が昇ってしまい、最高のシュチュエーションで風景を眺める事が出来ませんでした。
とっても残念。
今回の旅行で一番興奮したのがこのメスキータ。
中に入ると今までのキリスト様式の鐘塔とは一転、イスラム様式のアーチ型の列柱がずらりと並ぶ。
このメスキータは、昔イスラムのモスクだった所を教会に改築した建物。
イスラム建築は主に柱とアーチが中庭を囲む明るい空間だが、その柱の間に壁を設け、ドーム天井を載せてキリスト様式としている。
海外旅行でいろいろなモスクや教会を見てきましたが、こんな建物は始めて!
紅白の列柱の存在を活かして暗い神聖な雰囲気を作り出している。
素晴らしい融合!
この建物も透かし彫りの天井が見事。
繊細な光のコントロールが効いたドーム天井は他では見れません。
中央の中庭に作ったと思われる礼拝堂。
ここは完全なキリスト様式。
低く抑えられた空間から、急に天井が高くなる。
キリスト教の空間ではありえない構成。
この意外性がいい。
カサ・アンダルシといわれる昔の邸宅。
12世紀のイスラム様式の建物。
中庭を囲む典型的なスタイル。
しつらえがとても良く、いい建物だ。
造り付けの本棚。
この雰囲気がとても好き。
床の石など歴史を感じさせるつくりがいい。
もう800年くらい使われている邸宅。
こんなに永く使われる家を設計してみたいものだ。
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次はスペイン編(グラナダ・バルセロナ)を公開します。
■スペイン旅行②(グラナダ・バルセロナ)の写真ははこちらからご覧ください。
---HP---
◆Akatukiのスペイン旅行写真集(アンダルシア編)が準備できました。数多くの美しい写真を掲載中です。
■モロッコ旅行(カサブランカ・フェズ・タンジェ)の写真はこちらからご覧ください。
■AkatukiのHPはこちらからご覧いただけます。
海外旅行の写真をはじめ雑多な情報を公開しています。
---Blog---
■アントニオ・ガウディ作品(サグラダファミリア・グエル邸)はこちらからご覧ください。
■アントニオ・ガウディ作品(カサ・バトリョ)はこちらから
■アントニオ・ガウディ作 グエル公園、カサ・ミラはこちらからご覧いただけます。
今回はスペインのアンダルシア地方(アルヘシラス・ロンダ・コルドバ)の写真をお伝えします。
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モロッコのタンジェより高速フェリーでスペインのアルヘシラスという町に到着。
本当は、この日はロンダまで移動するはずだったのですが・・・
電車がなくなってしまって・・・
急遽宿を探して泊まったこの街。
しかし、以外にこの街の雰囲気は良かった。
それはモロッコからスペインに移ったばかりだからというのもありますが、上の写真のような綺麗なイルミネーション&バルと呼ばれる大衆居酒屋?の雰囲気がとっても良かった事。
観光客の数もほとんどなく、地元客で溢れかえったバルはとても魅力的でした。
翌朝7時発の列車で暗闇の中ロンダへ電車で向かう。
次第に明るくなると共に、山間から覗く景色が素晴らしい!
朝焼けに照らされた山々は赤白く輝き、朝もやがピンクのベールとなって迎えてくれたのです。
写真では色がなかなか伝えきれませんが、品のいいピンクの中を電車は揺れて進みとても幻想的でした。
旅ってコレだから好き。
偶然この時間にこの列車に乗った私達。
このシュチエーションは想像だにしなかった為、感動はひとしお。
う~ん最高!
到着したロンダは渓谷にそびえる都市。
この絶景は格別。
新市街と旧市街を繋ぐヌエボ橋。
この街は地球の歩き方にも2~3ページしか紹介されていない小さい街なんだけど、もうちょっと知名度が高くてもいいんじゃないのかな?
この渓谷を囲む景観は男的にはツボ。
この街名物は、先ほどのヌエボ橋とこの闘牛場。
スペイン最古の闘牛場で保存状態も良い。
円形の中心に立つと何だか気持ちい・・・
しかし、それ以上に整備された土の上に立つだけでなんか力がみなぎる感じを受ける。
大勢の観客から声援を受けて戦う闘牛士はさぞかし気持ちが良い事だろう。
次の街コルドバには例によって暗くなってから到着。
昼過ぎに電話予約した宿はメスキータ裏手の立地のいい宿。
あまり期待してなかったんですけど・・・
この宿がいい。
中庭(パティオ)にレストランがあり私が描いていたアンダルシア地方の情景そのまま。
私のイメージではこの中庭でギターやら歌と共にワインを飲むのがこの地方・・・
と勝手に決め付けていたのです。
しかし、このレストランで頼んだイカ墨料理が格別!
黒すぎないガーリック風味のイカ墨にまったりとやわらかいイカがなんともいえず美味かった。
あと、ここで飲んだサングリアも美味しかったなぁ。
コルドバといえばメスキータを望む対岸からの眺め。
ローマ橋から眺めが最高!と思っていたのですが・・・
なんと、その橋が工事中。
対岸に渡るにも橋がない・・・
あれよあれよという間に日が昇ってしまい、最高のシュチュエーションで風景を眺める事が出来ませんでした。
とっても残念。
今回の旅行で一番興奮したのがこのメスキータ。
中に入ると今までのキリスト様式の鐘塔とは一転、イスラム様式のアーチ型の列柱がずらりと並ぶ。
このメスキータは、昔イスラムのモスクだった所を教会に改築した建物。
イスラム建築は主に柱とアーチが中庭を囲む明るい空間だが、その柱の間に壁を設け、ドーム天井を載せてキリスト様式としている。
海外旅行でいろいろなモスクや教会を見てきましたが、こんな建物は始めて!
紅白の列柱の存在を活かして暗い神聖な雰囲気を作り出している。
素晴らしい融合!
この建物も透かし彫りの天井が見事。
繊細な光のコントロールが効いたドーム天井は他では見れません。
中央の中庭に作ったと思われる礼拝堂。
ここは完全なキリスト様式。
低く抑えられた空間から、急に天井が高くなる。
キリスト教の空間ではありえない構成。
この意外性がいい。
カサ・アンダルシといわれる昔の邸宅。
12世紀のイスラム様式の建物。
中庭を囲む典型的なスタイル。
しつらえがとても良く、いい建物だ。
造り付けの本棚。
この雰囲気がとても好き。
床の石など歴史を感じさせるつくりがいい。
もう800年くらい使われている邸宅。
こんなに永く使われる家を設計してみたいものだ。
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次はスペイン編(グラナダ・バルセロナ)を公開します。
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スペインとモロッコに行ってらっしゃったのデスね。
なかなかハードスケジュールだったのではないでしょうか?
実は私も夏,スペインとモロッコに行きました。
私は,
マラガ→ロンダ→アルヘシラス・ジブラルタル→モロッコ(タンヘ)→アルヘシラス・マラガ
という経路で。
船で渡ると,パスポートに船の入国印が押印されて,ちょっと嬉しかったりしますよね。
私はモロッコ滞在が短かったため,印象が薄いのですが,ロンダがとにかく大好きでした。人もよいし,景色もよい。ついでにご飯もよい。ヌエボ橋を色々な角度からずっと見ていました・・。あ~また行きたい!!
akatukiさんみたく,スペインで年越ししてみたいな~。あ~うらやましい!
akatukiさんは今回の旅の,一番のお気に入りはどこでしたか?
気が合いますね(笑)
以前アンダルシア旅行に行った人に「ロンダはあまりいいい印象なかった」と言われ、かなり行くの悩んだんですよね。
でも、行ったらやっぱ良かった。
私も上から、下から、とイロイロなアングルから最高に綺麗に見える構図を一生懸命探してしまいました。
今回の一番は、コルドバのメスキータですかね。
グラナダ、バルセロナ、もちろんロンダもモロッコも良かったんですけど、建築的に素晴らしかったのは断突メスキータ!
宗教建築の複合はほんと恐れ入りました・・・
ちなみに街並みが魅力的だったのは、モロッコのフェズです・・・