ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

建築雑誌の撮影~写真に写らない所も見て戴きたい!

2010-07-07 21:14:26 | ■建築話
昨日、雑誌の撮影が行われました。
今回は二世帯住宅の特集という事で、午前中からの撮影となりました。
心配していた天気の方は小雨が降った程度で、大きく崩れる事もなく程よい明るさのもと撮影を終えることが出来ました。

今回のカメラマンの方は約10本のレンズを巧に操り撮影して戴きました。
人物を入れた写真も多く、建物と人が共存した写真の仕上がりがとても楽しみです。
それは、私が建物をデザインするということより、そこに暮らす家族をテーマに設計をしているから。
そんな私のコンセプトが現れたいい写真がとれているのではないか思うのです。

人工光(ストロボ)などを使わず、太陽の光と照明を頼りに・・・
今までのカメラマンとは違ったアングルでの撮影を行っていただいているので、また違った雰囲気で写真が撮れているのだと思います。

雑誌の掲載は9月ごろになるそうで、まだ先ですが、発売日等が決定しましたら、再度紹介させて戴きます。

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また、前回掲載された雑誌から再度掲載の連絡がありました。
洗面所の特集で採用されるそうです。
こちらもスケジュール等確定いたしましたら告知させて戴きます。

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そうそう、また今回も建設費の表記があります。
雑誌社の書式に併せて建設費をはじくと割安な建設費となりました。
消費税を含む含まない?
本体価格に何を含むか?
オプション工事に当たる工事が多い故に、書式によって大きく坪単価が変動するのです。

写真では解らない工事内容(例えば、住宅用スプリンクラーや防犯ガラス、断熱性能、耐震性能)等を抜きに数字だけで購読者に判断させる材料となってしまう工事費を掲載する事は、毎回抵抗があるのですが、読者の要望を満たす為には仕方がないことですかね?

写真に写らない所でどんな工夫をしているか?
収納の中身や天井の高さ、設備等簡単には比較できない住宅の価値が目隠しされ公に曝される為、なんか、見た目重視の住宅が増えてしまっているのではないかなぁと思うのです。。。




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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
着々と (aonuma)
2010-07-08 23:39:06
色んなメディアに進出してますね。

写真に写らないところ。
最近の人は思っている以上に文字離れしてますからね。
Twitterより長いのは長文だなんていう人もいるくらい。
どうしても写真中心の組み立てになってしまうのもわかる気もします。

写真では見えない部分の見える化。
次の雑誌の取材までの宿題ですね。
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見えない部分の見える化 (akatuki)
2010-07-09 08:44:24
>aonumaさん

雑誌ごとのテンプレートがあり、その雑誌を支えているスポンサーがいるわけで、僕らの力が及ばないところもあるんですよね~。。。
でも、ちょっと考えてみます!
返信する

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