Eastward
イーストワード
開発 Pixpil
販売 Chucklefish(ロンドン)
開発地 上海
クリア感想
アクション △
戦略性 △
ビジュアル ◎
プレイアビリティ ◎
コスパ ◯
3人でスタートした開発が12人と増え、大きくなりながら作られたインディーゲーム。
良ゲーですね。
雰囲気が素晴らしく、ドットで描かれる美麗な景色や細部へこだわり抜かれたドット表現はそれだけでお金を払う価値があります。
移動に便利なファストトラベル機能もあり、若干、移動の遅さが気になるところをキチンとカバーしています。
プレイ時間もほどよく、ゲーム中のミニゲームである【大地の子】をやり込めばさらにコスパが良くなります。
ミニゲームの【大地の子】はゲームボーイ時代のようなRPGで、シビアでローグライク要素もある、これだけで1つのゲームとして売れるような出来栄えとなっています。
が、肝心の本編はいわゆるムービーゲーのような展開で、ムービーを流すところをドットで全て表現しているため、全体的に非常にテンポが悪いです。
またドット演出のシーンが多く、メインである本編のゼルダライクなアクションのボリュームはそこそこな具合でした。
難易度は基本的に高くありません。アクションが苦手な人は一部高い箇所があるかもしれませんが、回復アイテムが充実しているため、アクションが苦手な人でもクリア可能となっています。
そのため、ゴリ押しが可能であり、アクション面に関して戦略性はありません。パズル要素も簡単なもので、ダンジョンが長いばかりで単調のように感じてしまう面があるのを否定できません。
戦略性に関してはミニゲームの【大地の子】の方があり、ローグライク的RPGである【大地の子】のゲーム性は良かったです。
全体的に日本サブカルチャーの影響が強く、至る箇所で元ネタを想起させるアイテムや展開と出会えます。
ゲームとして綺麗にまとまっていますし、ライト層にウケる内容ですね。もちろんストーリーも良かったですよ。
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