北欧スウェーデン発祥企業イケアを理念と働き方から分析
投稿者 歯職人 投稿日 2014/9/15
北欧発祥の世界的家具チェーン店を、その企業を理念と社員の働き方や、従業員への企業理念の浸透の方法から分析した一冊です。
著者の立野井一恵氏の問題意識は、日本企業の長時間労働、正規雇用と非正規雇用の格差、マタニティハラスメントに代表される出産や子育てに対し冷淡とも思われる日本の企業風土にもあるようだ。
著者は、暗黙のうちに日本企業と対置する形で、イケアの企業理念と文化、そしてその誕生の背景を追っている。
企業理念をまとめた小冊子、直接の「上司」と「部下」間の一対一の定期的な一定の時間面談時間の確保等々の工夫による風通しを良くし、企業DNAの継承測る等、同一文化圏を脱し世界企業となりながらアイデンティティを保ち成長する姿が描かれている。
投稿者は、イケアの店舗に足を踏み入れたことはなく、リアルな感覚はないが、機会があれば足を踏み入れてみたいと思わせた。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%8C%E7%90%86%E5%BF%B5%E3%80%8D%E3%81%A7%E6%A5%AD%E7%B8%BE%E3%82%92%E4%BC%B8%E3%81%B0%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-PHP%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%AB%8B%E9%87%8E%E4%BA%95-%E4%B8%80%E6%81%B5/dp/4569818811/ref=cm_cr_pr_product_top
PHPビジネス新書
イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか
立野井 一恵【著】
価格 \907(本体\840)
PHP研究所(2014/04発売)
サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
商品コード 9784569818818
NDC分類 673.7
内容説明
「理念経営」といえば、日本人は懐かしい響きを感じることと思うが「今はそんな時代じゃない」との声も聞こえてきそうだ。しかしイケアは、創業者の理想を重んじ、それに基づいて、なんと世界26カ国で同じ経営方法をとり、大きな成功を収めている。業績が好調なのはもちろん、小売には珍しく離職率も低い。理念を戦略に直結させると、企業はここまで強くなれるのか―シンプルかつ徹底的な「イケア・バリュー」を探る。
目次
1 イケアの理念はこうして生まれた―明確なヴィジョンを掲げ、求心力を高める(まるでテーマパークのようなイケアのストア;セルフサービスの手間も「楽しさ」になる ほか)
2 理念の追求には人材こそすべて―価値観重視の採用で連帯感のある組織に(イケアに「共感できる」人材こそが戦力になる;書類ではわからない「人柄」を重視 ほか)
3 社員を幸せにしよう―「仕事も家庭も両方大事」が基本(働きやすい環境をつくる福利厚生制度;男性には配偶者の「出産時休暇」を設定 ほか)
4 理念はこうして共有される―フラットな組織と徹底した対話で強い組織をつくる(組織も業務もムダを省いてシンプルに;フラットな組織が「顔の見える関係」をつくる ほか)
5 すべての理念はお客様のために―コスト・コンシャスな体制で低価格路線を貫く(「低価格で機能的」な商品がイケアの戦略;驚きの価格を実現した「フラットパック」 ほか)
著者紹介
立野井一恵[タテノイカズエ]
フリーライター。富山県高岡市生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社、広告制作会社勤務を経て独立。会社案内・入社案内・PR誌・カタログなど、企業の広告関連の仕事を手がけるほか、雑誌やWEB、夕刊紙などで執筆。ビジネス書のブックライターとして数十冊の制作に携わる。仕事術・マーケティング・インテリア・人物インタビューなど、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
世界のカタログ発行部数、なんと2億部。業界世界一をつくったのは、「理念」だった。全社員に浸透する「イケアイズム」の核心に迫る!
【著者紹介】
フリーライター
投稿者 歯職人 投稿日 2014/9/15
北欧発祥の世界的家具チェーン店を、その企業を理念と社員の働き方や、従業員への企業理念の浸透の方法から分析した一冊です。
著者の立野井一恵氏の問題意識は、日本企業の長時間労働、正規雇用と非正規雇用の格差、マタニティハラスメントに代表される出産や子育てに対し冷淡とも思われる日本の企業風土にもあるようだ。
著者は、暗黙のうちに日本企業と対置する形で、イケアの企業理念と文化、そしてその誕生の背景を追っている。
企業理念をまとめた小冊子、直接の「上司」と「部下」間の一対一の定期的な一定の時間面談時間の確保等々の工夫による風通しを良くし、企業DNAの継承測る等、同一文化圏を脱し世界企業となりながらアイデンティティを保ち成長する姿が描かれている。
投稿者は、イケアの店舗に足を踏み入れたことはなく、リアルな感覚はないが、機会があれば足を踏み入れてみたいと思わせた。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%8C%E7%90%86%E5%BF%B5%E3%80%8D%E3%81%A7%E6%A5%AD%E7%B8%BE%E3%82%92%E4%BC%B8%E3%81%B0%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-PHP%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%AB%8B%E9%87%8E%E4%BA%95-%E4%B8%80%E6%81%B5/dp/4569818811/ref=cm_cr_pr_product_top
PHPビジネス新書
イケアはなぜ「理念」で業績を伸ばせるのか
立野井 一恵【著】
価格 \907(本体\840)
PHP研究所(2014/04発売)
サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
商品コード 9784569818818
NDC分類 673.7
内容説明
「理念経営」といえば、日本人は懐かしい響きを感じることと思うが「今はそんな時代じゃない」との声も聞こえてきそうだ。しかしイケアは、創業者の理想を重んじ、それに基づいて、なんと世界26カ国で同じ経営方法をとり、大きな成功を収めている。業績が好調なのはもちろん、小売には珍しく離職率も低い。理念を戦略に直結させると、企業はここまで強くなれるのか―シンプルかつ徹底的な「イケア・バリュー」を探る。
目次
1 イケアの理念はこうして生まれた―明確なヴィジョンを掲げ、求心力を高める(まるでテーマパークのようなイケアのストア;セルフサービスの手間も「楽しさ」になる ほか)
2 理念の追求には人材こそすべて―価値観重視の採用で連帯感のある組織に(イケアに「共感できる」人材こそが戦力になる;書類ではわからない「人柄」を重視 ほか)
3 社員を幸せにしよう―「仕事も家庭も両方大事」が基本(働きやすい環境をつくる福利厚生制度;男性には配偶者の「出産時休暇」を設定 ほか)
4 理念はこうして共有される―フラットな組織と徹底した対話で強い組織をつくる(組織も業務もムダを省いてシンプルに;フラットな組織が「顔の見える関係」をつくる ほか)
5 すべての理念はお客様のために―コスト・コンシャスな体制で低価格路線を貫く(「低価格で機能的」な商品がイケアの戦略;驚きの価格を実現した「フラットパック」 ほか)
著者紹介
立野井一恵[タテノイカズエ]
フリーライター。富山県高岡市生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社、広告制作会社勤務を経て独立。会社案内・入社案内・PR誌・カタログなど、企業の広告関連の仕事を手がけるほか、雑誌やWEB、夕刊紙などで執筆。ビジネス書のブックライターとして数十冊の制作に携わる。仕事術・マーケティング・インテリア・人物インタビューなど、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
世界のカタログ発行部数、なんと2億部。業界世界一をつくったのは、「理念」だった。全社員に浸透する「イケアイズム」の核心に迫る!
【著者紹介】
フリーライター