行動経済学 経済は「感情」で動いている (新書)
友野 典男 (著)
新書: 397ページ
出版社: 光文社 (2006/5/17)
ASIN: 4334033547
「合理的経済人」仮説を粉砕, 2006/12/30
レビュアー: 歯職人
従来の標準的経済学が前提としていた、「合理的経済人」。
この前提を疑わない、考えないことが、標準的経済学を安定したものとしてきた。
本書の主張する経済学は、「経済は『感情』で動いている」、「人は合理的には行動しない、合理的には行動できない」人間を解明し、無理の上に築かれた標準的経済学のその無理を提示し、無理の無い経済学への道を示す。
新書の版型に、ここまでの内容が盛り込まれていることに驚く。
目次
第1章 経済学と心理学の復縁―行動経済学の誕生
第2章 人は限定合理的に行動する―合理的決定の難しさ
第3章 ヒューリスティクスとバイアス―「直感」のはたらき
第4章 プロスペクト理論(1)理論―リスクのもとでの判断
第5章 プロスペクト理論(2)応用―「持っているもの」へのこだわり
第6章 フレーミング効果と選好の形成―選好はうつろいやすい
第7章 近視眼的な心―時間選好
第8章 他者を顧みる心―社会的選好
第9章 理性と感情のダンス―行動経済学最前線
友野 典男 (著)
新書: 397ページ
出版社: 光文社 (2006/5/17)
ASIN: 4334033547
「合理的経済人」仮説を粉砕, 2006/12/30
レビュアー: 歯職人
従来の標準的経済学が前提としていた、「合理的経済人」。
この前提を疑わない、考えないことが、標準的経済学を安定したものとしてきた。
本書の主張する経済学は、「経済は『感情』で動いている」、「人は合理的には行動しない、合理的には行動できない」人間を解明し、無理の上に築かれた標準的経済学のその無理を提示し、無理の無い経済学への道を示す。
新書の版型に、ここまでの内容が盛り込まれていることに驚く。
目次
第1章 経済学と心理学の復縁―行動経済学の誕生
第2章 人は限定合理的に行動する―合理的決定の難しさ
第3章 ヒューリスティクスとバイアス―「直感」のはたらき
第4章 プロスペクト理論(1)理論―リスクのもとでの判断
第5章 プロスペクト理論(2)応用―「持っているもの」へのこだわり
第6章 フレーミング効果と選好の形成―選好はうつろいやすい
第7章 近視眼的な心―時間選好
第8章 他者を顧みる心―社会的選好
第9章 理性と感情のダンス―行動経済学最前線