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歯科技工士・岩澤 毅

理系のための口頭発表術 (ブルーバックス 1584) R.H.R. アンホルト (著)

2009年03月12日 | amazon.co.jp・リストマニア
アメリカでは、人気とのこと。, 2009/3/12

By 歯職人

 プレゼン・学会発表でも、ノウハウ・演技力・パホーマンスは、必要との一昔前の日本人(現在もか?)には不向きな諸点を、アメリカ流の説得力で初心者に示した、アメリカの教科書の翻訳本。
 プレゼンの対象者の水準を何処に見定めるのか、聴衆の理解を何処に持っていくのか。
 「口頭発表」で何を目指すのか?極めて実務的・実際的に論が進められ、枝葉のぶれが無い点が、好感を持てる。
 「理系の」と限定されているが、拘らず一読する価値は十分にあるものと思われる。
 

理系のための口頭発表術―聴衆を魅了する20の原則
[原書名:Dazzle'Em With Style.The Art of Oral Scientific Presentation, 2nd edition〈Anholt, Robert R.H.〉 ]
ISBN:9784062575843 (4062575841)
229p 18×12cm
講談社 (2008-01-20出版)

・アンホルト,ロバート・R.H.【著】〈Anholt,Robert R.H.〉・鈴木 炎・リー,イイイン・サンディ【訳】〈Lee,I‐Yin Sandy〉
[新書 判] NDC分類:407 販売価:924(税込) (本体価:880)

どんなにすばらしい研究成果をあげても、その発表がつまらなければすべてが台無しである。
あらゆる理系学生や研究者にとって、学会発表や講演で成功するか否かは将来をも左右するのだ。
米国で「講演の名手」として知られる著者がユーモアたっぷりにその経験則を凝縮した本書には、聴衆を魅了する発表のために必要なテクニックがこれでもかと公開されている。
「発表」に悩むすべての人の福音となること間違いなし。

第1章 いかに準備すべきか(発表は聴衆との対話;時間配分の原則とは;当日に準備すること)
第2章 「面白い話」の構造(まず「展望」を示せ;「本筋」と「ノリ」;「論理的」に話すには;結論の述べ方)
第3章 視覚素材はこう使え(使うな)(パソコンを使うなら;そのほかの素材(ビデオから黒板まで)
ポスター発表の心得)
第4章 「話し方」の技術(声で魅せろ;視線で魅せろ;情熱こそ武器だ)

アンホルト,ロバート・R.H.[アンホルト,ロバートR.H.][Anholt,Robert R.H.]
ノースカロライナ州立大学教授(動物学・遺伝学)、同大学W.M.Keck行動生物学センター所長。専門は神経生物学と行動遺伝学。講演のうまさには定評があり、依頼講演も相当数にのぼる。また、科学講演の口頭発表術に関しても第一人者であり、全米各地でワークショップを行っている
鈴木炎[スズキホノオ]
富山大学理学部化学科准教授。専門は溶液化学。理学部学生を対象とした口頭発表のトレーニング・コースを担当している

リー,イイイン・サンディ[リー,イイインサンディ][Lee,I‐Yin Sandy]
富山大学理学部化学科助教。専門はレーザー化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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