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歯科技工士・岩澤 毅

立川 談四楼(著) 声に出して笑える日本語 (光文社知恵の森文庫)

2013年03月03日 | amazon.co.jp・リストマニア
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥, 2013/3/3

By 歯職人

 モチロン斎藤孝氏のベストセラー『声に出して読みたい日本語』からの着想での題名であろうが、確かに笑える一冊です。
 「本書く派」の噺家・立川談四楼さんの、噺家の周辺、ラジオ・テレビのアナウンサー・芸能人等々の言葉をめぐるドタバタを、それを耳にした状況までもを体感させる口調で、チョット気の利いた小話を交え、まとめたものです。
 想定読者をやや高めにしていると思われる節がある。現在の五十代は、ラジオ・テレビのアナウンサーアナウンサー・芸能人等々のあれこれは、同時代に聞いて既に知っているネタであろう。これは、まあ置いて、噺家周辺のネタを楽しめばよい。
 分かったつもり、知っているつもりに陥りがちな言葉で、赤っ恥をかかないために必要な一冊と思います。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」との小学生時代の恩師の教えを思い出しました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334785271/ref=cm_cr_mts_prod_img


コエニダシテワラエルニホンゴ コウブンシャチエノモリブンコ
光文社知恵の森文庫
声に出して笑える日本語


立川 談四楼【著】
光文社 (2009/04/20 出版)

220p / 15cm / A6判
ISBN: 9784334785277
NDC分類: 810.4

価格: ¥740 (税込)

詳細

アナウンサーの致命的な言い間違いから、思わずニヤリの上品な下ネタ、そして愛すべき落語の世界の味わい深いセリフまで。
酒場で飲んでいても昼寝中でも、行き交う言葉に耳を澄ませて集めた「笑える日本語」の数々。
落語家にして小説家でもある著者ならではの「耳の付け所」が冴え渡る!確実に笑えてタメになる傑作エッセイ。
一席、お付き合いのほどを。


ズンドコ
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座右の命は1・5〔ほか〕



著者紹介

立川談四楼[タテカワダンシロウ]
1951年群馬県生まれ。’70年、立川談志に入門。’83年に立川流落語会第一期真打となる。真打昇進試験を題材にした「屈折13年」(「別冊文藝春秋」)で文壇デビュー。TVやラジオ出演のほか、下北沢での独演会をはじめ、講演、執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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