「炎上」を切り口に、ウェブの生理を整理, 2008/5/11
By 歯職人
インターネットにまつわる「炎上」等々ネガティブな話題から、インターネットに距離を置いている方にお勧めの一冊。
「インターネットの掲示板では、罵詈雑言が飛び交っているらしい」「インターネットでは、一歩間違うと個人情報が丸裸にされるらしい」「ブログで不用意な発言をしてタレント生命を絶たれたタレントがいるらしい」、様々に印象を残しながら今日もウェブは成長を続けている。
何か得体の知れない怪物がいつの間にか生活空間に侵入してきたかのような印象を抱いている貴方こそが、本書の読者としてふさわしい。
新たなメディアであるウェブと否応無く共生する時代に生きるうえで、咀嚼する必要のある一冊です。
(ウェブエンジョウネットグンシュウノボウソウトカノウセイチクマシンショ )
ちくま新書
ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性
ISBN:9784480063915 (4480063919)
221p 18×11cm
筑摩書房 (2007-10-10出版)
・荻上 チキ【著】
[新書 判] NDC分類:547.48 販売価:735(税込) (本体価:700)
ブログやミクシィで、ある人物への非難が燃え上がり、収拾不能になることがある。
こうした現象を「炎上」と言う。
時に何千もの批判が押し寄せ、個人のプライバシーすら容赦なく暴かれる。
有名無名を問わず「炎上」の餌食となるケースが頻発する今、そのメカニズムを明らかにし、そうした集団行動(サイバーカスケード)にはポジティブな側面もあることを指摘する。
ウェブという「怪物」の可能性を見据えた、現代の「教養」書。
1章 ウェブ炎上とは何か(日常化したインターネット;注目を集める「web2.0」 ほか)
2章 サイバーカスケードを分析する(デイリー・ミーとエコーチェンバー;エコーチェンバーがもたらす分極化 ほか)
3章 ウェブ社会の新たな問題(イラク人質事件へのバッシング;「自作自演説」というハイパーリアリティ ほか)
4章 ウェブ社会はどこへ行く?(サイバーカスケードの功罪;ネットがもたらす過剰性 ほか)
荻上チキ[オギウエチキ]
1981年生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。メディア論、テクスト論を武器に、さまざまなメディア、作品、コミュニケーションを分析するテクスト批評家。ブロガー。人文社会科学系のニュースやウェブサイトを幅広く紹介するサイト「トラカレ!」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
By 歯職人
インターネットにまつわる「炎上」等々ネガティブな話題から、インターネットに距離を置いている方にお勧めの一冊。
「インターネットの掲示板では、罵詈雑言が飛び交っているらしい」「インターネットでは、一歩間違うと個人情報が丸裸にされるらしい」「ブログで不用意な発言をしてタレント生命を絶たれたタレントがいるらしい」、様々に印象を残しながら今日もウェブは成長を続けている。
何か得体の知れない怪物がいつの間にか生活空間に侵入してきたかのような印象を抱いている貴方こそが、本書の読者としてふさわしい。
新たなメディアであるウェブと否応無く共生する時代に生きるうえで、咀嚼する必要のある一冊です。
(ウェブエンジョウネットグンシュウノボウソウトカノウセイチクマシンショ )
ちくま新書
ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性
ISBN:9784480063915 (4480063919)
221p 18×11cm
筑摩書房 (2007-10-10出版)
・荻上 チキ【著】
[新書 判] NDC分類:547.48 販売価:735(税込) (本体価:700)
ブログやミクシィで、ある人物への非難が燃え上がり、収拾不能になることがある。
こうした現象を「炎上」と言う。
時に何千もの批判が押し寄せ、個人のプライバシーすら容赦なく暴かれる。
有名無名を問わず「炎上」の餌食となるケースが頻発する今、そのメカニズムを明らかにし、そうした集団行動(サイバーカスケード)にはポジティブな側面もあることを指摘する。
ウェブという「怪物」の可能性を見据えた、現代の「教養」書。
1章 ウェブ炎上とは何か(日常化したインターネット;注目を集める「web2.0」 ほか)
2章 サイバーカスケードを分析する(デイリー・ミーとエコーチェンバー;エコーチェンバーがもたらす分極化 ほか)
3章 ウェブ社会の新たな問題(イラク人質事件へのバッシング;「自作自演説」というハイパーリアリティ ほか)
4章 ウェブ社会はどこへ行く?(サイバーカスケードの功罪;ネットがもたらす過剰性 ほか)
荻上チキ[オギウエチキ]
1981年生まれ。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。メディア論、テクスト論を武器に、さまざまなメディア、作品、コミュニケーションを分析するテクスト批評家。ブロガー。人文社会科学系のニュースやウェブサイトを幅広く紹介するサイト「トラカレ!」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)