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歯科技工士・岩澤 毅

北海道歯科技工士会 会長杉岡範明 平成25年 新年挨拶

2013年01月01日 | 森元主税
平成25年 新年挨拶

社団法人北海道歯科技工士会会長 杉岡範明

 

明けましておめでとうございます。
 

 本年も会員の皆さまとそのご家族が健やかに新年を迎えられましたことと、心からお慶び申し上げます。

 さて、平成25年度は、本会に取りましては転換期となる予定であります。ご存知のとおり、国の公益法人制度改革の5年間の有余期間が今年の11月30日までとなっていますので、既にご案内のとおり6月に『公益法人』になるべく認定申請致します。これまで、本会役員と全ての支部会長に加わって頂いた「道技機構改革検討委員会」、そして本会担当役員による「公益認定プロジェクト会議」などで様々な議論を重ね、成熟社会に相応しい職能団体の新たな船出のために準備してまいりました。認定の暁には、北海道の全ての歯科技工士が集う真の医療技術者の集団として、『道民に信頼され尊敬される』組織の構築を目指し、リスタートさせなければなりません。

 そのためには、会員の皆様のご支援とご協力が不可欠であります。

 正月の朝日新聞に社会学者の宮台(みやだい)信司(しんじ)さんの言葉として「日本は、引きうけて考える社会ではなく、任せて文句を言う社会である。」と書かれていました。私自身にも思い当たる節がありますが、そろそろ、「他人任せでバラ色の未来を期待する」思考はやめにしようじゃありませんか。国民一人ひとりが、「お任せ主義」はもう限界の社会になっていることを自覚しなければなりません。

 今を生きる私たちの責任は、次の世代のために、人任せではなく、自ら積極的に社会と関わり、より良い社会を実現するために役割を果たして行くことです。特に、私たち医療技術者は「患者さんを思う心」を大切にして来ました。この「思いやり」の精神こそ、日本を元気にしていく『力』になるのです。

 今年こそ、歯科技工士一人ひとりが、自ら責任をもって明るい未来を築くために力を合わせ、今日よりも明日、明日よりも明後日は良くしようと決意する一年にしようではありませんか。

 最後に、ご出席の皆さまのご健康とご多幸を祈念して年頭の挨拶とさせて頂きます。

 本日はありがとうございます。

平成25年1月吉日

  社団法人北海道歯科技工士会 会長 杉岡 範明



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