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歯科技工士・岩澤 毅

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に 宮台 真司 (みやだい しんじ) (著)

2009年01月20日 | amazon.co.jp・リストマニア
2歳の娘が、14歳になる日のために, 2009/1/20

By 歯職人

 ここ20年、時代と添い寝した宮台真司(1959年生まれ)による、2歳の娘が、14歳になる日のために書き残しておきたい「その時代を生きるための社会学」といった趣の一冊である。
 宮台自身の社会学と呼ばれる考え方の枠組みとの出会い、何故宮台が社会学を必要としたのか、同時代と切り結んで作り上げた宮台社会学から見えて来た生き方を、その時14歳になるであろう自身の娘とその時代の「14歳」に向けて、平易かつ無理の無い話しの運びで語られる。
 宮台自身には、娘の14歳に立ち会えない予感があるのかもしれない。

14サイカラノシャカイガク ジュウヨンサイカラノシャカイガク コレカラノシャカイヲイキルキミニ
14歳からの社会学―これからの社会を生きる君に

宮台 真司【著】
世界文化社 (2008/11/25 出版)

231p / 19cm / B6判
ISBN: 9784418082186
NDC分類: K361


価格: ¥1,365 (税込)

詳細
学校じゃ学べない「社会の本当」。
読みやすくて、深い。
これからの社会を生きるための教科書。


1 “自分”と“他人”―「みんな仲よし」じゃ生きられない
2 “社会”と“ルール”―「決まりごと」ってなんであるんだ?
3 “こころ”と“からだ”―「恋愛」と「性」について考えよう
4 “理想”と“現実”―君が将来就く「仕事」と「生活」について
5 “本物”と“ニセ物”―「本物」と「ニセ物」を見わける力をつける
6 “生”と“死”―「死」ってどういうこと?「生きる」って?
7 “自由”への挑戦―本当の「自由」は手に入るか?
8 BOOK & MOVIEガイド―SF作品を「社会学」する

四六判・並製/208頁

学校じゃ学べない「本当の社会」を語ろう
「これからの社会をどう生きればいいのか」…この不安を、多くの子どもたちが抱えています。そこ
で「社会を分析する専門家」が、今ぼくたちが生きる社会の「本当のこと」を伝え、その上でいかに
生きるべきか、という問題に正面から向き合いました。どうしてこの社会に「ルール」があるのか、
「恋愛」と「性」について、将来就く「仕事」と「生活」について、「生」と「死」についてなど、身近な話
題を入り口に、わかりやすい語り口で、深いテーマを語っています。

著者紹介
宮台真司[ミヤダイシンジ]
1959年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。首都大学東京教授。社会システム理論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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