ネットのブラックボックスをホワイトボックスにする, 2010/4/18
By 歯職人
自動車の運転は、タイヤの交換が出来なくてもできます。エンジンの構造を知らなくても、自動車で日本一週することも可能です。インターネットは便利であり、ある程度の慣れ親しめばその原理を知らなくても使用は可能です。
しかし、生活の周辺にあるものの原理を知ることは、大きな間違いを防ぎ、落とし穴に落ちることを予防する場合もある。
本書は、インターネットの通信の仕組みを目の前のPCを使い「実験」によって知ることを目差します。
インターネットの世界が、「成りすまし」と「盗聴」に弱い構造により成り立っている基礎が理解できます。インターネッの初心者のみならず、自己流のネットの使い手も一読する価値がありそうです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4005006515/ref=cm_cr_mts_prod_img
岩波ジュニア新書
実験でわかるインタ-ネット
岡嶋裕史
岩波書店 (2010/03 出版)
81p / 18cm / 新書判
ISBN: 9784005006519
NDC分類: K547
価格: ¥819 (税込)
詳細
パソコンで簡単にできる実験を通して、インターネットの構造を把握し、日常生活に必要な操作知識を理解し、情報リテラシーを身につけるためのネットワーク・インターネット入門書。
651
実験でわかるインターネット
岡嶋 裕史 著
定価819円
■目次
第1章 ネットワークにつないでみよう
1 ネットワークの全体像はどうなっている?――OSI基本参照モデル
2 コンピュータはどうやって相手を見分けるかーーMACアドレス
3 遠くのコンピュータをつなぐにはーーIPアドレス
4 ソフトどうしはどうやってつながるのかーーポート番号
第2章 つながったコンピュータで何ができるか
1 インターネット上の「電話帳」の使い方を覚えようーーDNS
2 手動でホームページを作ってみようーーHTML
3 手動でホームページを手に入れてみようーーHTTP
4 手動でメールを受け取ってみようーーPOP3
5 手動でメールを送ってみようーーSMTP
第3章 インターネットをもっと使いこなす
1 メールは盗聴される!
2 個人ページの情報はどうやって漏れる?
3 IPアドレスを水増しする魔法のふくらし粉――プライベート・アドレス
付録 索引
■内容紹介
毎日の生活で,あまりにもあたりまえになってしまったインターネットやメール.いつでもどこにでも「つながる」魅力ははかりしれません.でもちょっと立ち止まってみてください.
「目の前のパソコンは,どうやってインターネットの世界につながっているの?」
「メールはなぜ間違いなく届くんだろう」
もう,当たり前すぎて誰に聞いたらいいのかわからないような基本的な質問に,この本はわかりやすく答えてくれます.というよりは,みなさんが本を読みながら実際にパソコンをさわり,実験していくことで,ネットワークのしくみを理解できるように書かれているのです.なんとなく聞いたことがあってもよくわからなかった専門用語も,文字として暗記するのではなく,パソコン上の動きを体験しながらすっきりよくわかります.
ネットワークの基本的なしくみを知ることは,実は単なる知識を得る以上のメリットがあります.それは,最近よくニュースになる,インターネットやメールの危険から,身を守ることができるのです.「これは危ないからだめ」というだけでは,正直,言われれば言われるほど,危険に近づいてみたい気持ちも起きてしまいませんか? ネットワークのしくみがわかれば,なぜ危険なことが起きるのか,何が問題を起こすのか,という根本がわかり,事前に回避することができます.身近であたりまえのものこそ,しっかりしくみを理解してうまく活用する必要があるのではないでしょうか.
著者の岡嶋さんの温かくユーモラスな語り口も,この本の大きな特徴です.「入門っていっても,ネットワークの話は難しそう」と思っても,まずは手に取ってみてください.読み終わるころには,きっと目の前のパソコンとそこからつながるインターネットの世界が,とてもいとおしく思えることでしょう.
By 歯職人
自動車の運転は、タイヤの交換が出来なくてもできます。エンジンの構造を知らなくても、自動車で日本一週することも可能です。インターネットは便利であり、ある程度の慣れ親しめばその原理を知らなくても使用は可能です。
しかし、生活の周辺にあるものの原理を知ることは、大きな間違いを防ぎ、落とし穴に落ちることを予防する場合もある。
本書は、インターネットの通信の仕組みを目の前のPCを使い「実験」によって知ることを目差します。
インターネットの世界が、「成りすまし」と「盗聴」に弱い構造により成り立っている基礎が理解できます。インターネッの初心者のみならず、自己流のネットの使い手も一読する価値がありそうです。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4005006515/ref=cm_cr_mts_prod_img
岩波ジュニア新書
実験でわかるインタ-ネット
岡嶋裕史
岩波書店 (2010/03 出版)
81p / 18cm / 新書判
ISBN: 9784005006519
NDC分類: K547
価格: ¥819 (税込)
詳細
パソコンで簡単にできる実験を通して、インターネットの構造を把握し、日常生活に必要な操作知識を理解し、情報リテラシーを身につけるためのネットワーク・インターネット入門書。
651
実験でわかるインターネット
岡嶋 裕史 著
定価819円
■目次
第1章 ネットワークにつないでみよう
1 ネットワークの全体像はどうなっている?――OSI基本参照モデル
2 コンピュータはどうやって相手を見分けるかーーMACアドレス
3 遠くのコンピュータをつなぐにはーーIPアドレス
4 ソフトどうしはどうやってつながるのかーーポート番号
第2章 つながったコンピュータで何ができるか
1 インターネット上の「電話帳」の使い方を覚えようーーDNS
2 手動でホームページを作ってみようーーHTML
3 手動でホームページを手に入れてみようーーHTTP
4 手動でメールを受け取ってみようーーPOP3
5 手動でメールを送ってみようーーSMTP
第3章 インターネットをもっと使いこなす
1 メールは盗聴される!
2 個人ページの情報はどうやって漏れる?
3 IPアドレスを水増しする魔法のふくらし粉――プライベート・アドレス
付録 索引
■内容紹介
毎日の生活で,あまりにもあたりまえになってしまったインターネットやメール.いつでもどこにでも「つながる」魅力ははかりしれません.でもちょっと立ち止まってみてください.
「目の前のパソコンは,どうやってインターネットの世界につながっているの?」
「メールはなぜ間違いなく届くんだろう」
もう,当たり前すぎて誰に聞いたらいいのかわからないような基本的な質問に,この本はわかりやすく答えてくれます.というよりは,みなさんが本を読みながら実際にパソコンをさわり,実験していくことで,ネットワークのしくみを理解できるように書かれているのです.なんとなく聞いたことがあってもよくわからなかった専門用語も,文字として暗記するのではなく,パソコン上の動きを体験しながらすっきりよくわかります.
ネットワークの基本的なしくみを知ることは,実は単なる知識を得る以上のメリットがあります.それは,最近よくニュースになる,インターネットやメールの危険から,身を守ることができるのです.「これは危ないからだめ」というだけでは,正直,言われれば言われるほど,危険に近づいてみたい気持ちも起きてしまいませんか? ネットワークのしくみがわかれば,なぜ危険なことが起きるのか,何が問題を起こすのか,という根本がわかり,事前に回避することができます.身近であたりまえのものこそ,しっかりしくみを理解してうまく活用する必要があるのではないでしょうか.
著者の岡嶋さんの温かくユーモラスな語り口も,この本の大きな特徴です.「入門っていっても,ネットワークの話は難しそう」と思っても,まずは手に取ってみてください.読み終わるころには,きっと目の前のパソコンとそこからつながるインターネットの世界が,とてもいとおしく思えることでしょう.