歯科技工管理学研究

歯科技工管理学研究ブログ
歯科技工士・岩澤 毅

岩澤 毅 秋田県基本研修課程 「歯科技工業界の周辺-最近の日本歯科技工士会の動きから―」

2014年12月14日 | 岩澤 毅
厚生労働省後援  歯科技工士生涯研修

秋田県〈基本研修課程5単位〉

1.開催コード 89-11301
2.主 催 日本歯科技工士会
3.開催日時 2014年12月14日(日)10:00~16:00
4.開催場所 ユースパル(秋田市)
5.実施科目 ①教養課程(教養科学)
②・③専門課程(歯冠修復技工学)
6.講 演 者 ①岩澤 毅(日技認定講師、日本歯科技工士会常務理事)
②今牧 謙(日技認定講師)
③今牧 謙(同上)
7.テ ー マ ①「歯科技工業界の周辺-最近の日本歯科技工士会の動きから―」
②「その模型は正確で安全か?~感染対策における歯科チームの連携~」
③「歯科技工の“運動機能要素”と評価法 ~無駄なく・無理なく・より良い技工を進めるためのアナログ技術・デジタル技術~」
8.募集期間 2014年11月15日~2014年12月10日
9.申込み先と問合わせ先 秋田県歯科技工士会・生涯研修実行委員会
〒019-2411 秋田県大仙市協和境字境26
TEL 018-892-2447
10.参 加 費 日技会員は会費充当
※参加要領等は地域実行委員会にお問い合わせ下さい。


抄録

岩澤 毅
歯科技工業界の周辺
-最近の日本歯科技工士会の動きから―

元岩手県知事の増田寛也氏が座長を務める日本創成会議から報告された「地方消滅」。
そして、先行して人口減少する秋田県。
この人口減少が、歯科と歯科技工にどのように影響を与えるかを考えながら、現在の歯科技工業界の周辺を皆さんと考えてみたいと思います。


抄録
今牧 謙

その模型は正確で安全か?
~感染対策における歯科チームの連携~

 私達、歯科技工士が日々製作する“歯科補綴物”の原点となる模型は、口腔内の状況を正確に転写されていなければなりませんが、病原微生物も転写されていますと大きな問題です。

アルギン酸印象材の除菌処理と精度については、実証実験値を平成21年3月「日本歯技」第477号に報告していますが、臨床の現場では歯科医師の指導の下、歯科衛生士をはじめスタッフの皆様との協同作業となり、精度確保と感染予防についてStandard Precaution[標準感染予防策]の共通認識を持たなければなりません。

しかし、感染予防に関する歯科技工士教育はきわめて少なく、その理論と実践の詳細は“厚生労働省委託感染予防歯科技工士講習会”に委ねるとして、今回は平成25年に医歯薬出版社から出版された歯科技工[別冊]“誤差を埋めるクラウンブリッジの臨床・技工”に投稿した【感染対策における歯科医療チーム連携の要点】を中心にお話しさせて頂き、皆様方の臨床の参考にして頂ければと思います。


抄録
今牧 謙

歯科技工の“運動機能要素”と評価法
~無駄なく・無理なく・より良い技工を進めるためのアナログ技術・デジタル技術~ 

優れた歯科補綴物を製作するには、相応の技術と知識が必要となります。

様々な知識や技術を習得する為に、日々の仕事に加え研修の機会を設けるのは厳しいと言われますが、私自身は桑田正博先生から教えて頂いた“何故の追及”を考え方の基本とし、日常業務の中でスキルアップとレベルアップに努めてまいりました。
つまり、基本を覚えること・素材を知ること・基準を作ることによって、自分のモノサシが出来上がり、様々なケースや状況に対応する応用力と柔軟な考え方“姿勢”が身に付いたように思います。
そこで、私流のアナログ技術から、時間の作り方・技法の覚え方・技術の高め方を
“運動技能”になぞらえてお話します。

さらに、高めた技能を適性に評価する制度でスタッフの向上心をエネルギーに会社を発展させるかが、組織にとって最重要課題となるのではないでしょうか。
努力目標と結果を“見える化”し、褒められ・叱られ・評価される わたくし共のこれまでの取り組みの一端をお話させていただきます。

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