日向ぼっこ

大腸ガンになっても生きて行く

奇跡の一枚

2019-04-19 22:32:00 | 日記
今日は朝から市内に出て、奇跡の一枚を撮りに行きました。
 
余命宣告を受けてから、しばらくの間は凹んでいたのですが、何か凹んでいるだけでは時間がもったいない…と、急にセカンドオピニオンを探し始めたり、ガン支援センターに患者会の事やセカンドオピニオンの手続きの段取りを聞いてみたりしました。
 
抗がん剤治療しても治るのではなく、延命するだけ。
抗がん剤は薬になるだけでなく、毒にもなる。
副作用にいつまで耐えられるのかも分からないけど、いつまでも続けられる訳もない。
抗がん剤治療を始めたら、髪の毛が無くなる可能性は高いので、ボロボロになる前に自分を残しておきたかった。
遺影になるかも知れないので、納得の一枚が欲しかったのです。
 
奇跡の一枚のお店は完全予約制で、予約の時間に行くと先ずはコースの説明から始まり、どのようなイメージで変身するかを選択します。
それからデコルテを出す簡易的な部屋着みたい服に着替えて、メイク台の前に座ります。
メイクが始まり、付けまつげやアイライン引いて、普段よりかなり濃いメイクです。
ヘアスタイルも相談しながら、セットしていきます。
いよいよメイクとヘアが完成したら、一枚の布をドレスのように仕立てます。
これで、スタンバイOkです。
 
カメラ前にいくと、直ぐ目の下にラフ板が置いてありました。
背筋を伸ばせやら、右向け、左向け、上向け、下向けと指示されて、写真は撮り進められました。
 
12枚程撮影したら終了し、モニターで確認して、その中から2枚選択しました。
 
2週間程で自宅に届く予定です。