日向ぼっこ

大腸ガンになっても生きて行く

ガン支援センター

2019-04-23 21:53:00 | 日記
先日、セカンドオピニオンの事や患者会の事を聞く為に、病院内に設置されているがん支援センターに電話した話です。
 
私はこの病院にかかってから4年半も経つのに、初めて利用させて頂きました。
余命を告げられてパニックになりながら、もう他に治療方法は無いのか、助かる道は全く無いのか?
抗がん剤を使用する場合でも、静脈注射からでは無くお腹から直接散布する方法とはどのようなものなのか?
そんなこんなで、病院内に有る患者会に参加させてもらいました。
患者会では、終末医療のセミナーや各部位毎のがんの方々に集まっての情報交換会が有りました。
身につまされる内容に、一緒に参加した娘と涙を流してしまいました。
 
また、セカンドオピニオンの依頼もお願いしました。
しかし、このセカンドオピニオンはハードルが高かったです。
 
先ず、腹膜播種に詳しい病院をと考え、腹膜播種センターのある病院を探しました。
そこには、標準治療では認められていない治療をされる先生がおられ、日本だけでは無く海外からも治療困難な腹膜播種に苦しむ患者が尋ねて来られるみたいです。
私も治療方法に興味を持ち、早速連絡を取りましたが、この病院ではセカンドオピニオンとして予約を取っていないと言われました。
その先生と話をしたい場合は、診察として予約を取るしかないと言われました。
それも、現在の病院を通して予約を入れ、紹介状を持参する事を求められました。
 
がん支援センターのお力を借りて、何とか診察予約は取る事が出来たのですが、先生への紹介状の依頼が大変でした。
 
診察日に話しを切り出すと、たちまち先生は腹膜播種センターに行く事を反対されました。
なぜ、標準治療でもなくてエビデンスのない治療を受けたいと思うのかとか、今の病院の治療が最善の治療で有ると言われました。
腫瘍内科の主治医は若いので、反対しながらだんだん熱くなっていくのが分かります。
 
主治医の言われる事も正論だと思います。
確かに現在の病院は癌の専門病院だし、患者数や臨床数も多く、先生達も優秀な方が多い病院です。
しかし、大きな組織である故に、危険な賭けには絶対出ません。安全でない事はしないのです。
 
先生は、それでも行きたいなら紹介状は書くけど、あちらで治療を受けるなら、この病院は終診しますと言われました。
 
いやいや、セカンドオピニオンとして他の治療法にどんなものが有るか情報収集したいだけで、転院したいとは言っとりません。
ただ、セカンドオピニオンを受け付けてないので、診察予約して聞きに行くだけです。
 
医学界って、セカンドオピニオンは患者の権利ですと言いながら、実際行こうとすると露骨に嫌がるのですね。💦😩
 
紹介状、セカンドオピニオンを受けたい病院の診察日の午前中に取りに行きます。
バタバタしますが、文句も言えない立場です。
 
何か自分の人生の選択が、ゴタゴタしてくると全て投げ出して、逃げたくなります。😓
 
でも自分が最後の時を、本当にどう過ごしたいのか見つめ考える時間にもなっていると思います。
納得して治療も受けたいし、後悔もしたく有りません。
私は、人生を終えるなら出来るだけ辛い、痛い、苦しいのが嫌なのです。
そういう選択が出来るのが一番なんですが…。😰
 
 
 
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