デビルマンと呼ばれて！

高校に入学して
学習合宿も終わり通常授業になりました。

そんなある日、

授業の中で
一番後ろの生徒（トミショウという男）が
プリントを集める際に

僕のプリントを集めながら
突然
「おまえ、デビルマンに似てるな！！」


と言われました。
いきなり正義のヒーローに似てると言われても困り

「は～？」

と言い返すのが精一杯だった。
人間の時の不動明ではなく、
デビルマンに似ているというのです。

そこから、一番仲が良くなったから不思議である。
落語に出てくる「せんみつ」のように
千のうち、本当が３つ位しかないのです。
ほとんどが嘘です
親父がAV監督だとか様々な嘘を言っていました。

元テニス部で、辞めてからもしたいといって
僕らをテニスで鍛えて対等にできるまでにしてくれました。
これは今でも感謝しています。
おかげで上手くなりました

休みの日は朝から６時間くらいテニスをしていました。
その時に、給水器から水を汲んできたといっては
本当は川の水なのに人に飲ませたりと
無茶無茶なこともよくしていました

トミショウは、テニスのおかげか
腕相撲がめっぽう強くて
みんなと腕相撲しては勝っていました

彼のおかげで鍛える意識が強くなったりと
かなり影響を受けました

兄貴とは中学の時に
チャンネル争いに敗れてから
話していないと言ってました。

不思議な男でしたが魅力的な男でした。

久々の再会

先週、土曜に空手の仲間と
久々の再会をしました。
２年ぶりぐらいでしょうか？

みんな、空手の有段者で
共に稽古で汗を流した仲間です。

会えば、空手の話で居酒屋で
５時間は語り合います。
みんな、空手が大好きなのです

それぞれいい年齢になり
現役で道場に通っている人はいません。

しかし、自主稽古は欠かさない人や
マラソンをしている人と色々です。

今も、仕事の合間に
この体の使い方のほうがいいのでは・・・
と考えているそうです。

２０代から３０代の頃は頭の中の
半分以上は空手で占めていました。
本屋で空手や体の使い方など
時間があれば研究していました。

みんな昔から空手マニアで
それぞれが学び得た知識を
飲み会で披露していました。

今回は、去年11月座骨神経痛に発症
した人がリハビリから完全復活を
目指す様子を聞きました。

以前の蹴りができるように
努力している姿に刺激を受けて
これから、少し頑張って
スリムになり空手の自主稽古を
再開したいです‼

みんなから刺激をもらった再会になりました❗

修学旅行の思い出（小学校編）

高校の学習合宿を書いていると
ふと、小学校時代の修学旅行を
思い出しました。

当時、大阪は伊勢に修学旅行に行くのが
定番でした。

バスで移動中、
友達のモントがマッチ、トシちゃんメドレーを熱唱
もうお腹一杯という感じで到着しました
伊勢神宮や鳥羽水族館に行きました。

風呂に水泳パンツで入ってみんなにビビられる奴など
色んなことがありました。

夜になって、枕投げや好きな子の発表タイム
コージが盛り上げてみんなに会話を回します。

そんな中、最高潮に盛り上がった所で
先生の見回りタイムに見つかりました。

「しゃべってた奴、廊下に出ろ」

と言われました。

次々、廊下に出る時になんと・・・
一番みんなを盛り上げていた張本人のコージが
眠っていました。

「アイツのせいやのに」と
皆思っています。

誰とはなしに、廊下に出る際に
コージのフトンの上に
自分のフトンをかけていきました。
その数が１０枚にはなったでしょうか？
山積みされていました。

２０人ぐらいが正座をして先生の説教を受けました。
１０分経った所で、部屋の中から
コージの声で

「熱い。熱い～」

と聞こえてきました。

みんな「プーッ」と
吹き出して笑いました。

先生は余計に激怒して説教の時間は長くなりましたが
僕らは少し満足した気分でした。

修学旅行といえば「コージ」が
僕らの合言葉でした

今の時代！

次男が中学に入り
日々の生活を聞いていると
隔世の感があります

僕らの頃は他の小学校の生徒と
友達になるまでに
ある程度、プライドがぶつかりあったり
時にはケンカして仲良くなるという手順でした。
もちろん、すんなり友達になることもあります。

次男の話では
みんなスマホからラインで繋がり
先週16日には男女で
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（ＵＳＪ）
最初、ＵＦＪと間違う人がいて

「それは銀行やろ～」と

ツッこまれる人が多数いたそうな。
（割と近くなんです）
に行ったみたいです。

結構な人数で。
これも時代ですね！！

担任が自己紹介を呑気にかまえている間に
みんなお互いを理解したみたいです。

ほんま、担任遅い！！
次男の自己紹介どんなのか
聞いてみたかったです

東京からの転校生２

ペリーの黒船来航を思わせる東京からの
転校生ユースケの喋り方は

僕ら大阪の人間からすると
気取って見えました。

「僕さ～」と普通に話すのです
それがボクサーと掛けてのシャレならまだしも
オチも無く、普通に言ってるのです

会話をしていると
何かバカにされているように感じるんです

よく、みんなから追い掛け回されている姿を
目撃しました

ある日のことですが、
同じクラスのスカート長めで
いつも腕まくりに聖子ちゃんカットの
ヤンチャなＭという女子にユースケが話しかけました。

（家族６人がヤンキーという
エリート教育を受け
兄２人弟１人は筋金入りで
Ｍは下敷きに兄の仲間との特攻服姿を
挟んでいて、筆箱は「なめんなよ」で
お馴染みのなめ猫のイラスト入りでした。）


いつもの如く気取った東京弁で話していると
突然、Ｍが激怒しました

僕のように優しくヘッドロックでは
許してはくれない相手です

「待て～オラ～」
とＭ率いるアマゾネス軍団に追いかけられました。

休み時間が終わるギリギリでユースケが戻ってきました

見ると、カッターシャツはビリビリに破られ
無数の引っかき傷を負っていました

そこで、席に着いたユースケの一言は
「ア～地獄を見た～」

と言ってました。

一体ユースケに何があったのか・・？？
それは、誰も知らない