りりぃと一緒 チャッピーとアリスの思い出と共に

アリスの7日間

アリス生還す!

8月4日、11時45分頃 アリスてんかん発作を起こす

猛烈に前後の足をばたばたと、高速で犬かきをしているような状態が10分以上続き
動きが断続的になってさらに10分ぐらい間欠的に痙攣を繰り返した
深夜だがかかりつけの獣医さんに電話をする
夜勤の看護師さんが受けてくれ
医師が対応できないので夜間診療をしている獣医さんを紹介してもらう
教えてもらったのは千種区にある「こざわ犬猫病院」

電話すると受診した方が良いということで
りりぃもを残していくのも心配なので一緒に車に乗せて向かう
着いたのは1時過ぎ
若い先生が一人で対応してくれすぐに診てもらう
幸いにして発作は治まっており高齢犬であることも考慮して鎮静剤など注射せず
再発作が起きた時のために鼻から吸引させる鎮静剤「ミタゾラム」を処方してもらう
また5分以上痙攣が続いた場合、発作が繰り返す場合に服用するように指示される
注射器の先に鼻の穴に差しこみ噴霧できるような三角形のノズルがついている
「霧状になるよう、一気に注入してください」と説明を受ける

丁寧に話を聞いてくれて、明日になったら(「今日」だけれど)
かかりつけの獣医さんを受診してくださいと症状と診察の内容を文書にして渡してもらえた
発作が起きた時には、このまま心臓が止まってしまうのでないかと不安に襲われたが
先生に診てもらい、薬もいただいて少しばかり安心して帰路に就く
アリスの様子を窺いながらも、床に就いたのは3時半を過ぎていた

「脳梗塞」と診断される
8月5日朝、かかりつけの病院に電話し診療開始時間前に診てもらえることになり母がアリスを病院に連れて行く
検査や経過観察をするのでアリスを預け
3時に迎えに行き診察の結果を聞きくことになる

3時に、また「付き添い」にりりぃを連れてアリスを迎えに行く

り:付き添いのりりぃです
  悪いところは・・ないです
  留守番は苦手です・・
眼振かあり「前庭疾患」が疑われ、痙攣発作が起きたことも併せて「脳梗塞」が原因だろうと診断される
本当ならMRIなど画像診断が必要だけれど
全身麻酔などアリスには負担が大きく勧められない
血液検査で「血栓」の起きやすさなど調べていただくことに
重責発作が起きた時のために鼻腔投与の「ミタゾラム」が追加で処方される
この日、起きてすぐに胃液を嘔吐しており
それも「前庭疾患」による平衡感覚の異常からかもしれないということで
嘔吐抑制剤の「ボミットバスター」と、血栓予防のためのサプリ「ハートアクト」も出る
とにかく「脳内」に何か原因があるのだが
確定診断をすることの方が今のアリスには負担になり
臨床症状に応じた対処療法しかないというやむを得ない選択になる
1週間は安静を言い渡されるが
歩行が難しい状態がさらに進むのではと心配になる

小発作起きる
8月6日朝5時半頃、小発作が起きる
4日の夜に起きたような高速犬かきをするが、2分くらいで治まる
「ミタゾラム」を冷蔵庫に取りに行ったが使わずに済ませる
主治医からまた発作が起きるなどしたら相談してくださいと言われていたので電話をすると
外注した検査結果も届いているので病院で話を聞くことになり母が出かける
見立てとしては「脳梗塞」からくるものという診断は変わらないが
血液の状態は深刻な数値ではない
「腫瘍」ということも排除できないが、すぐにそれを疑う症状はない
再発作があったので、今まで飲んでいた「ガバペンチン」は中止して
犬用の抗てんかん薬「コンセーブ」に変え前日に出たお薬と安静で様子をみましょうということになる


8月7日朝、5時半頃から起き出してウロウロするので庭に出すとすぐウンコをする
排便が定期的にあるのは良いが、早朝は避けてほしい・・
食欲がないのか朝晩とも食事を残す
日中はずっと寝ている


8月8日この日も4時半に起き出し、庭に出す
日中はひたすら寝続け、起きても朦朧としている
ガバペンチンを飲み始めた時よりも動きが悪くなり
そういう効果の薬ではあるのだろうが、寝たきり状態になってしまうのではと心配して獣医さんに相談
半量にすることになる

8月9日、さくドレシャンプーデーだがアリスはキャンセル
りりぃだけ母が連れて行く

り:わたしは奇麗になったです
アリスは薬を減らしたがずっと寝たまま
時間を見てシッコのためハーネスで支えて庭に出すが、前脚の力が抜けて倒れそうになることが増えた
用事を済ませ部屋に戻ると息が荒く、負担になっているのかと思う


8月10日、ずっと早起きが続く
気温は連日猛暑日、エアコンはずっとかけっぱなしで
寝ているときはアイスノンを枕にするか保冷剤を首に巻いている
時々息が荒く、胸郭が大きく動く時があって
気温だけでなく呼吸器にも何か負担がかかっているのではと心配になる


8月11日、発作から1週間
小さな発作があったが、以降は落ち着いていて吸入薬を使わずに済んでいる
夕方から夜にかけて徘徊があり、落ち着かない時間がある
寝続けているのも心配だが、安静にと言われているのでずっと歩き続けているのも疲れてしまわないかと不安だ
「寝ても覚めても」心配している
3月頃からフードを食べ渋り、5月以降はフードを口にせず
母がカロリー計算をしながら、コメやうどんをベースにした手作り食とレトルトフードを混ぜながら苦労して食べさせている

体調と薬のせいもあるように思うが、食べ渋り(選り好み)がますます強くなり
昨日は完食したメニューを今日はほとんど食べないということを繰り返し、母は困惑している

夜の体位変換、早起き、食事のレシピづくりと母が倒れないかと心配しながら
父はその横でいびきをかいている(らしい)

8月12日受診
治療方針は変わらないが、眼振が治まっているので「ボミットバスター」は中止となった
抗てんかん薬は前回の半量で処方があり継続
血栓予防のサプリはそのまま
抗てんかん薬の鎮静作用で寝続け歩くことが難しくなるかもしれないが
発作の再発を起こさせないことが大事ということになる
薬の量は微妙なところで、朝晩食後に服用するが
ちょうど効果が切れるころなのか食事前後に徘徊があり
調子が良いと自分で立ち上がりずっと歩いている
右回りに小回りで歩くような時もあるが、左回りになったり、真っすぐ歩けたりと
脳の機能障害が固まって強く出ている様子はない
みんな「ある」ということでなければ


7号台風が東海地方に上陸かと心配だが
我が家にとっては庭でしか用を足さなくなったアリスを雨風の中どうやって外に出すか
暴風雨域に入らないでくれと願っている
発作も心配だが、食べなくなっていくアリスの栄養をどうやって確保するのか・・
腎臓等他の臓器への負担を考える余裕は少なくなっている
廃用症候群を心配して無理に動かすのも、動いた後の様子を見ていると難しいと感じる
アリスにとって何が良いのか
アリスが気持ちよく過ごせることを第一に考えていく
QOLですね、人と一緒で
アリスの7日間がまだまだ何回も続くよう
りりぃも一緒に楽しい毎日を心がけよう!
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