少し開けた日当たりのよいところ、足元をよく見ると小さな小さな白い花が顔を並べています。
「せり なずな ご(お)ぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞななくさ」と詠まれる春の七草のひとつ。
一般にハコベといえば、このコハコベ・ミドリハコベにウシハコベを加えるようです。-その見分け方は、
① コハコベ:花の直径6~7㎜ 雌蕊の先端が3裂 雄蕊は1~7本 茎の一方にのみ繊毛
② ミドリハコベ:花の直径6~7㎜ 雌蕊の先端が3裂 雄蕊は8~10本
③ ウシハコベ:花の直径7~10㎜ 雌蕊の先端が5裂 雄蕊は10本
といった具合。
なお、コハコベは外来種でもともと日本に生育していたのはミドリハコとのこと。