いやはや失礼してました!
20年以上住んでいるのに、こんなに大きな桐の木があるなんて…
シソ目キリ科 Paulowniaceae。
Paulowniaceaeの属名はシーボルトがオランダ王妃アンナ・パヴロヴナにちなんで献名したものとか。
ジャカランダに色も形も似ていますが、あちらはキリモドキ属というそうです。
日本人の我々には500円玉やパスポートでお馴染みですね。
宮家や徳川の御紋にも登場します。
それくらい高貴なものとして珍重されました。
成長が速いことから、娘が生まれたら植えておき
嫁入りの際に箪笥にしたともいいます。
そういえば、古い金庫の中にもたいがい桐の箪笥が収められてますね。
防虫効果や湿度管理にはもってこいです。
若いころの葉は傘よりも大きく広がります。びっくりするほどです。
花札では2月を表します。
「ピンキリ」のキリもそこからだとか。
最後に現れるとっておきのものとして「キリ」がよいとされたようです。
なお、下の1枚にコロコロした丸っこいものが見られます。
どうやら、これが蕾のようです。ちょっと面白くないですか??
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