苧環って書いて「オダマキ」。誰が読めるっていうの,こんな漢字!
第一,機織りの際につかう苧環(カラムシ,アサ,コウゾの繊維を糸にしたときに丸めておくもの),
その中空の苧環の形が丸みのある花の形連想させるからオダマキだって?
そんなの知りませんって!!
上の4枚は西洋オダマキだと思います。本当はうつ向いて咲くものが多いけど,筥崎宮花庭園のものは元気よく上を向いていました。
おそらくだけど,次の2枚が古いものだけど日本本来のミヤマオダマキの仲間だと思います。何といっても花の大きさが違ってます。
柔らかな色合いが何といっても素敵です。西洋オダマキにはこの色は出せません。
西洋オダマキとは違い,外にいっぱいに開いた花の姿。でもこれは実は咢なのですねぇ。
縁取りの白いのが本当の花弁です。でもって,最後の1枚をよくご覧ください。
気づきました??
そう,これは距なのですねぇ。スミレでは1つなのにオダマキは一つひとつの花弁がそれぞれ距を持っているのですね。
おまけに,その距が咢の隙間から後ろに伸びているのですよ!
こんな造形,他にありません!!
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